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『海がきこえる』に投稿された感想・評価

観始めて、絵柄が薄く軽い感じの印象。

高校時代の高知と大学時代の吉祥寺か。

主人公、普通くんの拓、飄々としてる。

親友の松野君はメガネイケメンの典型。

高知訛りの高校生達の学生生活を観る。

そこに武藤里伽子が転校してくる展開。

両親離婚で母の実家がある高知に来た。

美人で成績優秀、スポーツ万能の女子。

里伽子は愛想も無く溶け込めない様子。

親友の松野は里伽子に惚れて気になる。

修学旅行のハワイ旅行にいく羨ましい。

拓は里伽子にお金を貸すが返さぬまま。

とにかく我儘で、自己中心的な里伽子。

里伽子が父親に東京に会いに行くのに

なぜかついてきた拓、振り回されてる。

今のところ、ぼんやりと薄い青春映画。

振り回されながら里伽子が気になる拓。

里伽子は急に、拓の胸で泣きじゃくる。

父親の元に東京に戻りたかった里伽子。

父親には新しい恋人がいて居場所なし。

里伽子は拓のホテル部屋で寝てしまう。

翌日、里伽子の元カレと会わせられる。

元カレに見栄張る里伽子にイラつく拓。

高知に戻り、松野は里伽子にフラれる。

拓は里伽子と噂になるが口きかず喧嘩。

相変わらず浮いて嫌われている里伽子。

里伽子に軽口を叩いてビンタされる拓。

その様子を見ていた松野にも殴られる。

拓は東京に大学進学して松野と仲直り。

同窓会で拓は旧友と高校生活懐かしむ。

あの時、誰は誰が好きだったとかの話。

同窓会で再会し付き合うパターンある。

思えば5年前に出席した高校の同窓会。

同じクラスで可愛いと思っていた女子。

「私、〇〇君のこと憧れてたんだよね」

酔った勢いで言われて何か嬉しかった。

隣に元カノが座っていてあまり話せず。

映画に戻って、拓は里伽子の不在確認。

でも里伽子は来ずに拓は思い出に耽る。

吉祥寺のホームで里伽子を見かける拓。

あ、ロンロンだ。懐かしい駅ビルだな。

走る拓「ああやっぱり僕は好きなんや」

里伽子は拓に気づき、ペコリとお辞儀。

そしてパステル調のエンドクレジット。

たった72分のさらりとした青春日記。

もっと面白くできたように思うけれど

「おもひでぽろぽろ」より面白かった。
kuu

kuuの感想・評価

3.7
『海がきこえる』
製作年 1993年。上映時間 72分。
『月刊アニメージュ』に連載された氷室冴子の小説を、スタジオジブリがアニメ化した青春ストーリー。
日本テレビ開局40周年記念番組として製作されたテレビ向けのスペシャルアニメ。
『きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい』などの青春劇を手がけてきた望月智充を監督に迎え、スタジオジブリの若手スタッフが中心となって手がけた。
1993年5月5日にテレビ初放送。
同年内にいくつかの劇場で公開もされた。

高知県に暮らす高校生の杜崎拓。
2年生のある時、東京から武藤里伽子という転校生がやってくる。
勉強もスポーツも万能で美人の彼女は、瞬く間に学校中で知られた存在となるが、里伽子自身は周囲になじもうとしなかった。
拓の中学以来の親友である松野は里伽子にひかれていたが、拓にとっての里伽子は、松野の片思い相手という、それだけの存在だった。
しかし、高校3年のハワイの修学旅行で起こったあることをきっかけに、拓は里伽子が抱えている家庭の問題を知り、それによって2人の距離は縮まっていくようにみえたが……。

望月智充が初めて監督し、宮崎駿や高畑勲以外の人物が監督した最初のスタジオジブリ作品である今作品は、よく構成され、美しく、そして、激しく感情的な作品でした。
世界的にも高い評価を得ている日本のアニメーションスタジオが、ファンタジーに満ちた素晴らしい作品だけでなく、深い現実味を帯びた作品や、現実の場所を巧みに舞台とした作品も製作できることを早い段階で示している。
考えてみれば、今作品で描かれるストーリーは、連続アニメ作品にもなりうるほど本格的です。
複雑で満たされない高校生の恋愛を描き、アニメの中でも最も繊細で深みのある方法で表現している。
登場人物は純粋で、彼らの抱える問題は明確で理解しやすく、絵の雰囲気も趣があり、真のアニメファンなら必見の作品なんちゃうかな。
平和でお行儀のいいティーンエイジャーの杜崎拓は、可愛い転校生の武藤里伽子が現れたことで、居心地のいい平穏な世界が突然ひっくり返る。 この、ちょっと社交的で、生意気で、鉄の意志を持つ少女は、拓の人生に数々のトラブルをもたらす。
里伽子のわがままと他人への嫌悪、そして、彼女の絶え間ない要求と退屈な気まぐれに、彼は怒りと苛立ちを覚える。
しかし、拓は、そんな不安な体験を通して、実は学校で初めて彼女を見たときから、ずっと彼女に惹かれていたことに気づく。
残念なことに、親友の松野豊も同じやった。
このことが、少年と恋する少女との間にちょっとした軋轢を引き起こす。
しかし、この奇妙な三角関係に勝者も敗者もない。  
拓は、思いがけない東京への旅によって、里伽子との距離を縮めているように見えるが、里伽子の混乱した心の中で本当は何が起こっているのか、まだ理解できていない。
映画は回顧的に語られ、全編の主人公である拓による洞察に満ちたナレーションによって、生身の人間による通常の長編映画のようにさえ見える。
完璧な美術監督は、高知や東京、陽光降り注ぐハワイのビーチであろうと、魔法のようにカラフルな風景を描き出し、無類の魅力を与えている。
何も起こらない、安定したストーリーがない、なんて感想も目にしましたが、今作品はプロット主導の映画ではなく、キャラ主導の映画なんやろな。
たった72分の映画であるにもかかわらず、登場人物はみなよく練られていた。
きっと多くの人が、3人のティーンエイジャーが行動の過程で経験する感覚に共感できるに違いない。
テーマが重いため、子供向けではなく、ティーンエイジャーや大人向けに書かれた映画であることに注意されたいかな。
全体として、ファンタジーというより現実的な、もうひとつのスタジオジブリを垣間見たければ、今作品を手に取る価値はあるかな。
彼らの作品の中ではあまり知られていない部類に入るが、それでもコレクションの中では強い位置を占めているかな個人的には。
ky

kyの感想・評価

3.1
ジブリで1番回収に苦労した作品ということも頷ける内容でした。映画としては可もなく不可もなくですが、ジブリという事で期待値は高かったのですがあまりメッセージ性を感じ取れませんでした。淡い高校生時代の謎の言動。

高知の高校生の拓が東京から転校してきた理伽子に恋をする物語。ハワイへの修学旅行や突然の2人きりの東京旅行などを通して彼女に振り回された拓の姿が描かれる。

彼女の我儘加減が素晴らしく感情移入出来ませんでした。それについて回る彼らについても違和感です。どんな彼女であろうと青春時代というのは、そこしか見えない的な感情を映しているのかもしれません。此れの是非というのは当時だから良いものでしょうけども、今見るとなんだかどうしようもないななどと思ったりもします。

回想カットの切り方が類を見ない形で独特です。白に縁取られた演出によって時の流れと当時の淡い記憶を回想しています。ジーンズに白Tという所謂尾崎ファッションが投影されていました。個人的には好きですし現在のノームコアの原型とも言えるファッションだと思うので文化としても素敵だとは思います。

ジブリ作品としては珍しくロードショーで数回しか放送がなかったよう。というのも未成年の喫煙や飲酒シーンがあるため。そういう意味では今というのはそういう表現の自由というのも奪われてしまっているのだと感じさせられます。

そんなこともあり初めて見た作品でした。ジブリだと最近見た「おもひでぽろぽろ」「耳をすませば」と似た類の誰もが経験したような有り触れた情景を写した作品かと思い鑑賞していました。それらからは強いメッセージ性を感じましたが、こちらはそれらよりは薄めに感じました。制作に携わったのは当時のジブリの若手製作陣ということで、やはり宮崎駿さんや鈴木敏夫さんの力は計り知れないのだと思ったりもします。テーマ的には近いものがあると思うのですが映画としての完成度はまるで違っていました。

当時宮崎駿さんや鈴木敏夫さんは「紅の豚」の制作に追われていたという事。ジブリに新しい風を吹き込むという事で若手中心の制作になったようです。「スタジオジブリ」というのはやはり彼らがいないとジブリ作品とは違った作品になってしまうようです。すると「ジブリ作品」というより、最早「宮崎駿作品」「鈴木敏夫作品」とでも言った方があっているのかもしれません。

最近法人化した「ほぼ日」に対しても同じ印象を受けています。コピーライターとして有名な糸井重里さんが代表ですが、彼ありきの企業ではあるように感じています。代表だから当然といえば当然なのですが。継承していくという意味でも法人にしていくことを選んだのだと思うのですが、少し残念にも思っていました。彼の言葉というのは何処とも言えない妙に心に寄り添う言葉が沢山あって、心にストンと落ちてくるのが心地よいのです。だから此方も感じ方としては「ほぼ日」の言葉というより「糸井重里さんの言葉」ではあるんですよね。そう思うとジブリのスキームや今作の異色感とも似ているところがあります。

高知が舞台ということで、高知弁が多用されます。高校生だけれども高知弁は妙に大人っぽさを感じさせます。中身が大人びているわけではないのですが発言自体は大人びて感じるのです。すると口先と中身ののギャップがシナジー的に感じて寧ろ子供っぽくも感じたりしました。

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