風とライオンを配信している動画配信サービス

『風とライオン』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

風とライオン
動画配信は2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『風とライオン』に投稿された感想・評価

4.0
モロッコの族長の生き様を描いた歴史アクションドラマ。
ショーン・コネリーが主演、キャンディス・バーゲンがヒロインを演じ、ブライアン・キース、ジョン・ヒューストンらが共演。 

1904年、モロッコのタンジール。
アメリカ人の夫人(キャンディス・バーゲン)と息子、娘の三人が、リフ族の首長ムーレイ・エル・ライズリ(ショーン・コネリー)率いるベルベル人の山賊にさらわれる。アメリカ合衆国のセオドア・ルーズヴェルト大統領(ブライアン・キース)は艦隊を派遣して救出しようとする....

主人公のライズリは1904年に誘拐事件をおこした実在のベルベル人の族長。
当時の欧米による領土拡大政策に翻弄されたアフリカのモロッコが舞台で、本作でもドイツとアメリカの思惑が交差する。
そんな中で、捕らわれの身となったアメリカ人家族が、山賊のライズリと不思議な絆を深めていく。
終盤はアメリカ人家族によるまさかの行動でどんでん返しがおきて驚かされた。
「また会おう 風になびく黄金の雲となって」 
ラストは合衆国大統領とライズリの生き様の違いが味わい深い。
「私はライオンのごとく 縄張りに とどまり 貴君は風のごとく とどまる地を知らず」 

2024.4 NHK BSで鑑賞(プレミアムシネマ・字幕:益江貴子)
3.1
『アラビアのロレンス』('62)のように広大な砂漠を背景にした絵になる風景と、エキゾチックな雰囲気を掻き立てるジェリー・ゴールドスミスの音楽も相まって重厚でスペクタクルな作品に仕上がっていると思いました。ちょっと間延びして集中が途切れることしばしばでしたが、実在の歴史にアドベンチャー要素をミックスしたような仕上がりは良かったと思います。

物語は1904年のモロッコが舞台で(日露戦争の頃?)、ベルベル人(先住民族)の族長とアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトの海を超えた駆け引きを描く歴史ドラマ。当時のモロッコは主権を狙った隣国の干渉が絶えない複雑な情勢だったようです。

尊大だけとどこか魅力的なベルベル人の族長ライズリを演じたショーン・コネリーと、裕福な家に住むペデカリス夫人を演じたキャンディス・バーゲンの競演。キャンディス・バーゲンを初めてこの作品で知りましたがとても美しくて表情に魅力がある方なのですね。粗暴なライズリに対して徐々にに親しみを感じていく気丈なアメリカ人女性を、ユーモアも交えて演じていました(どことなくインディジョーンズ2に出演したケイト・キャプショーに雰囲気が似てる)。

それにしても、ショーン・コネリーの存在感は群を抜いていますね。スペクタクル映画の壮大さをさらに高めている気がします。『アンタッチャブル』('87)でアカデミー賞助演男優賞を受賞していますが、主演男優賞を受賞していないのが不思議。彼からは円熟した男の魅力が詰まったフェロモンがムンムンに吹き出していました。
4.0
『風とライオン』
アメリカ 1975年 アクション映画
監督:ジョン・ミリアス
脚本家としての評価が高く、彼の脚本作品である『地獄の黙示録』や『今そこにある危機』は大ヒットを記録している。

出演:ショーン・コネリー、キャンディス・バーゲン

かつてのテレビ洋画劇場といえば、「日曜洋画劇場」「金曜ロードショー」「水曜ロードショー」、そして「月曜ロードショー」があった。中でも「月曜ロードショー」は、放送記念作品のように『七人の侍』をはじめとする黒澤作品が放映され、忘れがたい番組だった。司会は荻昌弘。オープニングでは、走馬灯のように名作が次々と映し出され、その中で特に気になったのが、キャンディス・バーゲンとイヴ・モンタン主演の『パリのめぐり逢い』だった。

ずっと観たいと思っていたこの作品を、おそらくこの番組で初めて観た。また、キャンディス・バーゲン主演の『魚が出てきた日』もこの番組で観た記憶がある。だから、私にとって「月曜ロードショー」と言えば、キャンディス・バーゲンなのだ。

そんなキャンディス・バーゲンの出演作を、久しぶりに観た。
この映画でも彼女はやはり美しく、当時夢中になったのも納得がいく。

物語は1904年、モロッコの港町タンジールが舞台。
盗賊が高台の豪邸に侵入し、アメリカ人である邸宅の女主人イーデン(キャンディス・バーゲン)と子ども2人を連れ去る。
この盗賊の頭領は、リーフ族の首長ライズリ(ショーン・コネリー)だった。
アメリカの勢力拡大を狙う野心家ルーズベルト大統領は、人質救出のために動き出す。

主人公ライズリは、実在したベルベル人の族長で、1904年に実際に誘拐事件を起こしているらしい。

ショーン・コネリーが逞しく、馬を駆けるシーンは非常に爽快で、実にカッコいい。
ストーリーは比較的シンプルながら、なぜかとても面白く、すっかり引き込まれてしまった。

『風とライオン』に似ている作品

極限境界線 救出までの18日間

上映日:

2023年10月20日

製作国:

上映時間:

109分

ジャンル:

配給:

  • ギャガ
3.6

あらすじ

アフガニスタンの砂漠で、タリバンによる韓国人23名拉致事件発生! 彼らの要求は韓国軍の撤退と、刑務所に収監されたタリバン戦士23名の釈放、期限は 24 時間。韓国政府は直ちに外交官のチョン…

>>続きを読む

エル・シド

製作国:

上映時間:

190分

ジャンル:

3.4

あらすじ

アフリカからヨーロッパ侵略の機会を窺っていた回教徒ベン・ユーサフは、ムーア人の諸公を煽動してカスティールに侵攻。カスティールの若き武将・ロドリーゴは彼らを捉えたものの、情状を考慮して釈放し…

>>続きを読む

砂漠の鬼将軍

製作国:

上映時間:

88分

ジャンル:

3.4

あらすじ

第二次世界大戦のアフリカ戦線で数々の功績を挙げてきた独軍ロンメル元帥だったが、1942年頃には撤退を余儀なくされる。しかし、ヒトラーは彼らの撤退を糾弾。44年に連合軍がノルマンディーに上陸…

>>続きを読む