ありゃま…
Filmarks評価、低いなぁ😗
ま、高評価を付けられるほどの作品ではなかったのは確かですけど😕

さも実際にあった事件を扱ったかのようなモキュメンタリー形式で構成されてますが、オリオン独自調査によると、この映画の中の事件は実在しないみたいです。

You Tubeなんかでよく見かける、海外の心霊動画にアップしてある心霊現象映像を奮発してみました！って感じの映像がてんこ盛りです。
それ系が好きな人なら、そこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。
ちな、ジャケ写のこのシーンも、そのうちのひとつです🙂

ド派手な演出はないんだけど、ﾁｮｲﾁｮｲ散らしてた伏線も回収できてたので、それなりに楽しめました。

ただ、真実が明かされても、それまでの登場人物が少ないので、もしや？と勘付いてたことがそのまま正解になってしまう内容には物足りなさを感じます😑
そこんとこを寛大にみてあげれば、酷評するほどの内容でもないなと。

なんであれ、心霊調査の雰囲気だけはあったのでこのスコアで👐

モノローグで喋りすぎだし、幽霊屋敷が安っぽくて薄味。最終的に明らかになる真相はかなり惨くて印象に残るが、撮り方がその展開に全く追いついてないのは残念であった。

牧師のジョセフ・マスターソン一家が惨殺されて20年後、その住居で起こる不可解な現象の調査依頼を受けた心霊学者カーター。彼女は悪霊の実態を突き止めるが、それが新たな惨劇を呼ぶ…というストーリー。
過去に惨劇が起こった住居で起こる心霊現象の調査をする心霊ハンターを見舞う惨劇を描いたサスペンスホラーです。「悪魔の棲む家」パクった邦題とシンプル過ぎる(でもちょっと怖い)ジャケとパッと見地味な印象受けますが…
5000ドルで牧師一家の屋敷の超常現象の調査を請け負った心霊学者カーターは、依頼主からの紹介で一緒に組むことになったカメラ技師と新聞記者、後から来た教会から来た女性と共に死後の世界や幽霊の存在を世に知らしめるべく屋敷の調査を進めるも、やがて恐ろしい事件の真相に辿り着くという内容です。
ドキュメンタリータッチで進む作品で、一部ではありまずがPOV映像も用いられています。冒頭のテロップで「実際に残された記録に基づいた～」とのテロップが入りますが、調べても今作の情報しか出てこないのでまあフェイクだと思います。展開も単なる幽霊屋敷物ではなく、「ヘルハウス」みたいに幽霊屋敷を科学的に調査していくという展開ですね。EMP装置など現実の科学的な心霊調査の設定取り入れて、物語の中で主人公の口からそれを解説しながら描いているのでリアリティ感じられて説得力感じさせます。
そのかわり起きる現象は椅子が勝手に動いたりするポルターガイスト現象や、カメラに霊体が映ったりする地味な物が殆どです。でも、ジャケにもなってる部屋の入り口から顔を覗かせる少女の霊の映像は結構不気味でした。幽霊が部屋を移動するときに人の体突き抜けて行ったりもしますが、それも派手な描写ではないです。
心霊調査をしながら、屋敷の中で手掛かりを見つけて20年前の未解決事件の真相に迫っていく流れも面白いですね。どちらかというと此方のサスペンス要素の方が強いので心霊ホラーというより心霊サスペンスという感じですね。
登場人物の中では教会から来たというメアリー・ヤングが最初から情緒不安定な空気だしてて、鞄に放尿したり会話の中の情報だけですが教会に大便したりと中々のイカレっぷりを見せてくれて、派手なシーンがなく進む中でいいアクセントになっていたんじゃないでしょうか。というか協力者は二人って聞いてたのに三人来た時点ですぐ依頼者に連絡とろうよ(笑)
冒頭のテロップや原題で主人公達がどうなるかは最初から明らかになっているので最後の方どうなるか読めるのでその分緊張感は少なくなったかな？
モノローグで謎解きが始まる終盤は、ある程度予想できたとは言え、伏線が回収されてピースがハマっていく感じは「こういうことか！」と気持ちよさがありましたね。ただ、延々モノローグで回収していくのはどうなんだとも思わないでもないですね。しかし善人だと言われてたけども罰を与えるという名目であんな事してたジョセフ牧師は十分異常者でしょ。妊娠したら「出て行った」って存在隠してたのもやってる事が悪だと思ってたからだろうし。奥さんも異常ですし、ミランダと子供達はいい迷惑ですな。
ラスト、カーターは永遠にあの家の中を彷徨う事になるのか…娘の霊が先輩だからか冷静に話しかけてるのはちょっと笑えた(笑)
静かで地味な作品で映像もチープですが、心霊サスペンスとしてはそれなりに楽しめました。このパチモンタイトルと地味なジャケで損してる気はするなぁ…