ロングの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ロング」に投稿された感想・評価

あかね

あかねの感想・評価

3.7
地下室の変な穴が絶賛公開中のデュピュ
これもすんごく変なお話だった。
ワールド全開だった。

主人公はある日飼い犬が消え
解雇された会社を現実を受け止めれず
通い続ける中年男性。
オフィスにつくと雨が降っており
ずぶ濡れ状況で仕事をする。
これは主人公の心情らしい。
気持ちはわかるがね....
解雇された現実をわかってる
部分もあんのかな?

謎の横取り庭師に恋の予感やら
色々あるんだけど
謎の犬と交信がとれるとゆう
おっちゃんが現れたり....
ラスト付近の車も印象的
庭師結局棺桶...?

肝心のいぬは超キュートで
ある日いなくなったりしたら
私は発狂しちゃう...てか
いなくなる環境なんて
絶対つくらん!!
交信するおっさん血を流すおっさん
でも可哀想だった。
これが色んな現実なのか。
でもすんごい変な映画だった。

会社でも学校でもそうだけど
チームはあるけど
独特の群れ感あれまじ苦手だわ...
生き甲斐を失っている独身の中年男が、行方不明になった愛犬を捜し出そうとする。主人公が抱え込んでいる虚無感をシュールレアリスムのスタイルで表現している、ヒューマン・コメディ。

本作の主人公は、3ヶ月前に職場を解雇された、しがない無職の中年男。登場するヘンテコ人間は、犬との交信術を伝授してくれるグル、恋の予感を横からかすめ取る庭師、主人公と庭師を同一視してしまう若妻、依頼主と意思疎通できない探偵など。

主人公は、解雇という現実を受け入れられず、自分勝手に出勤して、同僚と一緒に仕事してるフリを続ける。事務所の中では大雨が降っており、皆びしょ濡れになっているのだが、これは主人公の心理的主観によるもの。

愛犬の捜索を自己実現と重ね合わせており、ネジが外れた人々を相手取った不条理劇が、スケッチ集のように織り込まれる。「変な映画」の決定版とも言うべき作品。
sonozy

sonozyの感想・評価

5.0
名前からして可笑しみ漂うフランスのカンタン・デュピュー(Quentin Dupieux)監督。
もう冒頭からタイトル通り全面的に“Wrong(間違ってる)”な、奇妙&ナンセンス全開の大好物系でした。笑

ある朝起きると愛犬ポールが消えていた男ドルフの物語。
このジャケ写からしてキテますが、ドルフとポールです(笑)。

隣人のマイク
庭師ヴィクター
デリバリーピザの電話注文受付のエマ
性格悪すぎ警官
勝手に人の車を塗り替える男
といったユニークキャラたち。

そして、ポールの行方不明に関わるキーマン「マスター・チャン」。
ペット虐待防止専門の会社を立ち上げた男。『My Life, My Dog, My Strength』という著作もいいネタになってます。
マスター・チャンが雇ったヘボめな探偵ロニー。

ドルフは3ヶ月前に解雇された会社(なぜか室内が土砂降りの雨。笑)に数時間だけ出社して、社員に呆れられながら“働くフリ”してる。

ドルフの庭のパームツリー関連ネタ。
デリバリーピザ屋のロゴ(ラビットがスクーターに乗ってる)ネタ。
など、笑えるツボ多数。

ほぼ何も残らない(笑)、いや、ペット愛について心に残る?作品です。

カンタン・デュピュー氏、脚本・監督・撮影・編集すべて担当してるようで、狂ってていいですね〜。
『地下室のヘンな穴』も楽しみです。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.3
【消えた犬、オフィスは雨、男は自分を探す】
『地下室のヘンな穴』、『マンディブル』の日本公開が控えている。そこでカンタン・デュピュー作品を紹介していく。今回は『Wrong』を紹介していく。

ある日、愛犬が消えてしまう。セールスマンのドルフ(ジャック・プロトニック)は仕事を失っているが、その事実を受け入れることができずに会社に通っている。そんな彼を同僚たちは冷たく見る。本作は、ドルフの孤独を象徴するようにオフィスに雨を降らす演出が特徴的な作品だ。オフィスに入ると大雨が降り注ぐ。しかし、同僚はそれを一切気にせず淡々と仕事をする。休憩時間になると、外で群れを成す。そこから阻害されるドルフを通じて居場所のなさを表現している。意外とありそうでない手法に惹き込まれる。

本作は犬が消えるところから始まるが、犬が見つかるかどうかはあまり関係ない話である。というのも、主人公の孤独に寄り添った作品であり、犬を探す過程が自分探しに直結するからだ。それだけに犬は思わぬ形であっさりと見つかってしまう。

謎の人物マスター・チャンの影、謎の庭師、雨が降りながらもオフィスで仕事をしたフリをする。この異様な毎日の末に現れる荒野と黄色い車。この場面の開放感、カタルシスは計り知れない。
変な映画でした。
毎日天井から暴雨が降ってるオフィス、皆んな雨に打たれながら傘無しでパソコンタイピングして真剣に仕事してるシーンが好きです。
パソコンや電話は水が入りまくりw
でも外は晴れてる☀️

中国人ぽい名前でインド人アクセントの白人w
犬が単独でバスに乗ってるなど
なんか全てが変わってる!
  
面白くないシーンも多々あったけど、色々印象に残りそうなので高評価。
Giro氏

Giro氏の感想・評価

3.3

ドリフで言う、「もしもシリーズ」ですね。

もしも、飼い犬が誘拐されたら。
もしも、庭のシュロの木が、松に変わっていたら。
もしも、ピザ屋のお姉ちゃんがビッ◯だったら。

もしも、働いてる会社内だけ土砂降りの雨だったら。
しかし、その会社は3カ月前に解雇されてるのに、
出勤し続けている主人公・・・

色々、面白かったです。
特に、ペンキ屋がじわります・・・。

最後の、バスに座ってる後ろ姿に、
叫びとも、笑いとも言えない声が出ました!
考えたら、負けの映画でした。
なんとウィリアム・フィクナーが出てた。マスター・チャンって😂
これじわじわ来るなぁ…😂

表向きにはある男が誘拐された愛犬を探すという話だけど、とにかくシュールなバラバラの小笑の連続で、同監督の他作同様、そこに何か意味があるのか?と考えたり答えを求めたりすると途中でポカーンとなるだろう。

オフィス内に豪雨が降っているのにずぶ濡れになりながら何事もないように仕事する、庭師が知らない間に木が変わっている、明らかに人違いしててもそのままガンガン進むマシンガントークの美女、マスター・チャン…etc

はっきりいってわけがわからない😂
だけどこのわけのわからなさがツボる。説明を求める人には完全に不向き。
余白を勝手に埋めることをが全く苦にならずわけのわからなさに笑っちゃう人はハマると思う。

それでいて最後一応きれいにオチがついてるっていうね…。
犬を探してる間にヘンテコなことばかり起きてるが結局前よりも彼と犬の絆深まった、みたいな😂

キャスティングもラバー以降は意外な人が出てたりしていて面白い。
この独創的に我が道を突っ走る感じがクリエーターから注目されるのかもしれないな。
loveton

lovetonの感想・評価

4.2
笑いのツボがシュールすぎてドンピシャだった!Beautiful
あーぁ

あーぁの感想・評価

3.5
ねぇパトラッシュ、僕もう意味が分からないよ。。。


このジャケ!脳みそがワンコですよ!ワンコ!こんなんめちゃそそられる〜
って事で見たけどジャケの通り意味わからん映画やったわ、、、

消えた愛犬を探す男の物語といういかにもシンプルな内容ですが

タイヤが人殺して回るラバーや鹿皮ラブキュンおじさん映画ディアスキンなどポンコツとシュールを混ぜ込んだヘンテコ映画を世に放ってきたカンタンデュピュー監督作なもんで今回もそんなシンプルなストーリーも一筋縄ではいかんですな。


ある朝目覚めると、この世で最も愛する愛犬のポールが行方不明になり、あたふたするおっさんのドルフ。
大好きなおもちゃや餌でポールを探すも一向に見当たらず困り果てていると彼の元に1本の電話が鳴った。

電話の主はマスターチャンというなんとも胡散臭そうな謎の男(ウィリアム・フィクナー)で、怠惰な飼い主から犬や猫を誘拐して回る新手の動物愛護家でしてドルフは彼の著書『MY LIFE,MY DOG,MY STRENGTH』という動物とテレパシーで対話する方法を教えるスピリチュアル秘義本を渡される。

そして、ドルフの周りで起き始める不条理な世界観はやがて様々な人々を巻き込み、常軌を逸した愛犬探しに発展していくのだが、、、

ひゃー意味わかんねーヽ(゚Д゚)ノ

ただ犬を探すというストーリーながらこの監督のイカれた世界観が混ざると最早カオス過ぎんよ笑

何故か年がら年中どしゃ降りのオフィスで平然と仕事するドルフや同僚達、庭のヤシの木がいつの間にか松の木に変わっている謎の間違い探し。

犬のフンが見た過去の記憶を映像化する探偵。
全く別人の二人が何故か同一人物とされていたり、ジョギング中の隣人が『実は俺ジョギングしてないんだよね!』と言い放って世界の果てまで走り去って行ったりまぢ何なん?

セントバーナードの生首抱えて不条理世界を彷徨い歩くバータロスの『Saint Bernard』と双璧を成すワケワカメ映画やったですがな( ´−ω−` )

ただそんなポンコツ話でも無駄に楽しくラストにモフモフのワンコと再開した時のドルフとワンコのハチ公物語に否が応でもキュンせえざるを得ないので評価上げときましょう。

あの真っ白でモフモフな大型犬なんやろなぁ〜
グレートピレニーズかなぁ?
かわええなぁ〜
ジャケはプードルぽっかったけどいい意味で裏切られたわぁ〜(*´д`*)'`ァ'`ァ
このポスター。この絵を面白いと思える人だけが映画も面白かろう。めちゃいい絵!と思える人は映画もめちゃいい!と思えるだろう。俺はこのポスターを便所の壁にでも貼りたいと思える人なのでこの監督の全作品が観たいと熱望している。Mr.Oizo名義でテクノアルバム何枚も出してるカンタン・デュピュー監督は英語読みなら人気なはずのクエンティン。なのに我が故国ではどうも観れるあてはなさそう。一作目『ラバー』の意思を持った殺人古タイヤというシュールレアリスムが楽しめるような、ある種の余裕が我が故国民からは消えたような気がする。あゝずっと住んでるのになんか故国。ラバーに負けず劣らずシュールな印象だった本作。また観たらシュールというよりメタファーって感じだった。それに映画としての基本構造は意外にマトモでしっかりしていてやっぱり面白かった。
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