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春琴抄 お琴と佐助
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『春琴抄 お琴と佐助』に投稿された感想・評価

◎文句なく大傑作 田中絹代と高田浩吉BestAct

1935年 松竹蒲田 モノクロ 100分 スタンダード
*ホワイトノイズ僅かにあれど概して状態良し

原作との関係で盛んに議論を呼んだ作品について、原作未読なままレビューするのも気が引けるが、これは見事な傑作だ。

若き田中絹代の盲目ながらプライドが高いお琴の性格描写が何よりも繊細極まりないし、どちらかと言えば歌手として認識していた高田浩吉も佐助の自己卑下ぶりが健気で上手いのには驚かされた。

【以下ネタバレ注意⚠️】






*1
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/春琴抄

もちろん原作との違いや、その美質を活かせているかは議論もあるだろうが、これはこれで辻褄も帳尻もあった一作になっている。

あれだけ引っ込み思案の佐助なら、主人のお琴と事に及ぼうなどとは考えられず、人知れず産み落とされた赤子の親はついに明かされないが、「はて、師匠の春松検校(上山草人)のお手つきとなったか」などと妄想するのも楽しかった。

全体に暗くなりがちな空気を、振られ役の利太郎を小津コメディの常連斎藤達雄がやや違和感のある関西弁で演じてることで明るさを加えている。

《その他の参考》
*2
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/春琴抄_お琴と佐助

*3 映画音楽書物遊戯等断罪所
春琴抄 お琴と佐助 (モノクロ) AA
2010/06/03 00:32
danzai449.blog19.fc2.com/blog-entry-1597.html

*4 冥界旅日記2019 by meikai2016
映画「春琴抄 お琴と佐助」(監督・島津保次郎・1935年)
2017-02-23 10:25
meikai2017.exblog.jp/25426869/

*5 HUREC AFTERHOURS 人事コンサルタントの読書・映画備忘録
【452】 ◎ 谷崎 潤一郎 『春琴抄』 (1951/01 新潮文庫) 《(1933/12 創元社)》 ★★★★☆
http://hurec.bz/book-movie/archives/2006/09/452_195101.html

*6 島津保次郎監督「春琴抄・お琴と佐助」。
ゆうもあ倶楽部 2022年5月21日 14:30
note.com/youmoreclub/n/n7c822d332fa5

*7 谷崎潤一郎『春琴抄(しゅんきんしょう)』
俗語半解 2022年6月4日 03:40
note.com/lemmui/n/n05fccb48ddea

《上映館公式ページ》
京都文化博物館
映画と小説の密な関係 – 文芸映画特集
2025.1.4(土) 〜 2.24(月・祝)
会場: 3階 フィルムシアター
www.bunpaku.or.jp/exhi_film_post/20250104-0224/
4.0
【恋は盲目】

👘谷崎の原作は未読だが、何となく映画全体を支配する耽美的な雰囲気と主演・田中絹代の妖艶なオーラは素晴らしい。戦前の松竹蒲田調を担った島津保次郎監督の代表作。

🌸元々、松竹ホームビデオから発売された五所平之助監督の『マダムと女房』のDVDに併せて入っていたので観た訳だが、こちらはこちらで切ない悲恋モノとなっていてどこか翳りのある映像センスが光っていた。

🍃内容は古めかしく古典的なモノだが、芥川や永井荷風や佐藤春夫の文学と並んで大正時代の面影を残す透明感と風情が感じられ満足だった一作。若干、谷崎らしいアンモラルでノワール的な要素を感じさせる文芸映画の佳作。
3.0
小説でははっきりしなかったシーンをこの映画は示している。春琴と佐助が肉体関係をもつことをはっきりと書かなかった谷崎の春琴抄。そこをこの映画はうまく表現している。

まず別の部屋で練習中の二人、次に二人が映されるのは障子の裏側。「この指はこうするんや」目の不自由な春琴のセリフにしてはやはり不自然。堂々と映さないのは時代の影響もあるだろうが、ここの表現はうまかった。 また、春琴が夜中に襲われ火傷する場面では、小説では犯人が誰か謎にしているが、この映画では明らかに利太郎であることを映している。 事前に乗り込んできて顔を傷つけられたこの親が来るシーンでしっかり部屋の間取りを確認しているし、逃げている後ろ姿は明らかに利太郎である。

小説とは違ってはっきり表現したこの映画にもまた違った面白みが合うように思う。

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