讃歌の作品情報・感想・評価

「讃歌」に投稿された感想・評価

鴉

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原作から。話も画も美しい。捻くれ者で傲慢な春琴と弱腰な佐助の描き方も上手い。しかし、この映画にセックスは要らなかった。
Lenely

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4.0
DVDにて鑑賞。

春琴抄が原作で、新藤監督の世界観が炸裂した本作は、盲目の少女を軸にSとMによる愛とエロティシズムを日本の作風らしく描いている文学的芸術映画の傑作。
映像のコントラストから音楽までとにかく美しい作品。
乳房を出しながら歌うシーンは印象的だ。
Haman

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4.4
漱石の「こころ」にあった、本当の愛は宗教心とそう違ったものでない、というやつ。
だいたいこういう文学の映画化というのは、釈然としない不明瞭なものが多いが、殊これに関しては原作をきちんと且つ肉々しく浮かべられるので良し。
映画の始めに流れる音楽が「どらごんくえすと」というげえむの最初の村で流れるやうな音楽であったこと、尚の事情感あふれて良し。久々、文学に浸りたいと思った。良し。
otom

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4.3
久々の鑑賞。新藤兼人監督の描く春琴抄。1970年代の新藤作品にチョイチョイ登場する渡辺督子さんでありますが、この作品の美しさは際立っており、百恵ちゃんでも敵わない。生活感ありまくりの実に生々しい主従関係の描写。ひたすらSとMな訳ですが、劇中の白塗り乙羽信子いわく、これぞ誠の愛。恭しくブツを運んだり、全裸で槍投げしたり、顔面の動きだけで指令を出したりと見所が多い。傑作。
谷崎潤一郎の「春琴抄」を映画化。この作品は幾度も映画化されていますね。昔女中をしていた婆さんに、インタビューに訪れる作家が回想するという構成。

筝者としての才がある盲目の少女とその専属丁稚。気ままで我儘で強気な盲目の少女に魅かれた丁稚に対し、それに気付いた少女は強くも厳しく当たる。
丁稚も少女に憧れ、三味線を買って夜な夜な練習するも家人にバレてしまいますが、盲目の少女の計らいで「私が教えます、師と仰ぐように」となる。
ついに少女は妊娠し、丁稚が疑われるが、それぞれは否定。ついには出産するも家に傷がつくということで金を付けて赤ちゃんを他人へ。(3回も)

黙々と努める丁稚と、折檻をする少女。これが言わば男女の秘め事。
よくできた作品だけに、電柱や控え線、縁石やガードレールなんかはちょっと残念ですが仕方ないですね。
馮美梅

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3.0
偶然、CSで放送されていたのを何も分からず観ました。

新藤兼人監督ご自身も聞き手として出演されていますし、主人公の2人の事を話すお手伝い役の乙羽信子の表現力のすごさに改めて圧倒されたというか…。


「春琴抄」って昔、山口百恵と三浦友和が共演していた作品のイメージがあるんですけど、それとはまた違って、春琴の無表情で無感情の様な、しかし、時々激しく激昂する様子、それに対して、ひたすら献身的に従う佐助の一途な思いが、一見歪んだように見えるのだけど、春琴が顔にやけどを負った後、佐助が自らの手で両目を潰すことで改めて、春琴の佐助に対する春琴のそれまでの彼に対する扱いもそう表現するしかできないということを感じたし、自分の立場を強く持って生きていた人なんだなと、佐助は一見我儘な様な春琴の本当の姿を誰よりもわかって、尽くしていたんだなと思ったし、映画の中では淡々と同じような日常がくる返されているんだけど、それをてる演じる乙羽さんと、新藤監督がより緊迫感を持って作品を盛り上げていたと思います。

若い人がこの作品を見ると、同じ事がくる返されていて、何が面白いんだろうとか、何が言いたいんだろうとか、思うこともあるかもしれないけれど、愛というのは、見た目で感じたりするだけのものではなくて、どんな状況であれ、相手を信じ愛し抜く気持を感じる作品でした。(自分にそれが出来るかといわれると難しいかもしれないけれど)

ただ、佐助役の河原崎次郎さんが「笑い飯」の哲夫さんに見えて仕方なかった(ーー゛)
これ程 原作を裏切らず その上映画としての魅力を付加した作品は稀。僕が狂わしい程に愛する『春琴抄』が原作。原作と少しだけ違うのは春琴と佐助に激情が垣間見える所。“師弟の愛” と “男女の愛” が共存するこの物語はアジアにしか存在し得ない究極のエロティシズムを描き切ってる。性別を超越した人間愛の奥にある“性”。最高。
佐助、押入れでこっそり練習してた時すでにかなり上手いのに何故師匠の前であんな同じ凡ミスを繰り返すのか。実は弾けたのに怒られたかったからとしか思えん。マゾっぷりがいいね。
良い。
谷崎文学のエロさを新藤兼人が料理するとこうなる。
主演の女優はそれほど美人ではないが、そこがまた良い。
ryohei

ryoheiの感想・評価

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見る芸術である映画で、盲の人に世界がどんな風に見えているのかかを想像させるような表現をするのは難しいよなと思ってしまった。しょうがないけど原作厨な意見
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