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パパ、アイ・ラブ・ユー
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『パパ、アイ・ラブ・ユー』に投稿された感想・評価

emily
2.8
最愛の妻を亡くし、2歳のアイザック二人きりの生活が始まる。俳優を夢見てオーディションを受ける毎日に、息子の世話は重い負担としてのしかかるが、なんとか今の生活を保とうと、妻を亡くした悲しみにしっかり向きあえないまま、息子にもその真実を説明できないでいた。

 日々を斜め後ろから捉えるため息交じりの、不穏な父親の表情。サイドミラー越しに見る子供には見せない本当の顔、しかし子供には明るい光が降り注ぎ、お金のない日々、仕事が決まらないイライラを不穏な空気感の中見せる。しかし子供は容赦なく、ピュアな質問を投げかけ、リアルな親子の距離感を見る。終始ドキュメンタリ色が強く、自然な会話や行動を撮ってる感じではあるが、そこから浮かび上がる、妻の死をまだ受け入れることができていない彼の身勝手な行動の数々も傍からみたら苛立ちに繋がるが、本人にはそんな意識はない。金魚を使ってママの死をアイザックに伝える父親、それは同時に自分へ事実を伝える行為でもある。

 息子以上に受け入れられていないのは彼自身なのだ。彼がそれをできていないのに、息子にどんな言葉で伝えてもただの言葉の羅列になってしまう。大事なものが見えた時、守りたいものが見えた時、そのためには前を向いて進まなくてはいけない。妻の死を父親が受け入れ、それをしっかり悲しみ乗り越えることで、二人の絆は本物になるのだろう。
花波
3.3

人生は物語の起承転結みたいに単純じゃないし、明日も明後日もその次もその次もハッピーエンドなんてやってこないし、ただひたすらにちょっとずつ、今の場所から動こうと前に進んだり後ろに下がったりするだけだって、それが現実だって、わたしはよく思う。そうしてその現実の中でそれでも必死に藻掻く人間が、すごく愛おしいとも思うんだ。


そんな愛おしいほど人間らしい父親と、二歳の息子のささやかで切ない日常。息子のアイザックに起こされるところから、父マークの一日は始まる。


子どもって、親がいろんなことに悩んでても知らん顔でけろっと笑ってて、悲しかったら泣いて、嫌だったら怒って、とにかく自由に自由に生きているのに、親が泣いたら、泣かないでって、親を抱きしめて泣くの。げんきだして、そばにいるよって。

調べてみたら、本当の親子なんだって。だからこんなにずーっと自然体。なんで?どうして?って素直に何もかもを疑問に思って、突拍子もなく「へびってこわい?」なんて聞いてくる。そうだよなあ、わたしたちはいつから疑問に思うことが減っていくんだろう。へびってこわい?どうかな、こわいかな。


「しぬってどういうこと?」って、わたしはうまく答えられるのか、ちゃんと二歳の子どもにわかるように答えられるのか、考えたけど、たぶん答えられないんだろう、だって本当はよく、わかんないし。動かないけど身体はそこにいる、でももう会えない、って、どうやって説明しよう。もうママには会えないんだって、どうやって分かってもらおうね。


ラストが好き。この二人のこれからがこの先も、劇的な何かが起こるわけじゃなく、ハッピーエンドが訪れるわけでもなく、ただひたすらに、二人で一進一退しながら続いていくんだなって、そう思えるから。
愛する妻が急死して、2歳の息子との二人暮らしとなった売れない俳優の父親マークが、悲しみを抱えながら子育てに向き合う姿を描く‥。

監督・脚本・主演のマーク・ウェバーが実の息子と共演したモキュメンタリー。主人公が俳優で同姓同名の設定であり、アマンダ・セイフライドやマイケル・セラ等もほぼ本人役で出演している。

ひたすら子どもが可愛い。セリフが覚えられるような年齢ではないので、そこはドキュメントなのだが、「指いたい!お口のなかの歯に噛まれた!」など絶対に脚本に起こせないセリフは親子共演の産物といった感じ。

シングルファーザーが子育てに苦悩する姿は多少なりとも共感が沸くし、「あなたはよくやってるよ」と尊敬の気持ちを伝えたくもなる。が、定職に就かず、家賃も滞納しているのに、オーディションを時々受けるだけ。しかも会う女性会う女性にお酒の力を借りて求婚めいたことをするため、そうとも言い切れず。

売れっ子俳優や業界人が集まるパーティーに行けば、知り合いもいて居場所は一応あるものの、みんなより実積がないため居心地が悪い。その業界における“自分の位置”を目の当たりにしてモヤモヤする描写なんかはよく出ていたと思う。

不運なのと、欲張りなのと、相談相手がいないのと、不器用なのと、まだ若いのと、悲しいのと。
こちらとしてはどこに重点を置いて観て良いのかわからないのだけど、共感するところは確かにあって、やるせない気持ちになる。そんな作品だった。

原題の“The End of Love”を、「パパ、アイ・ラブ・ユー」と訳した人の仕事は大きい!

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