童話版アベンジャーズですよ。

　あんこぶつけたろか！

グリム童話に登場するお姫様達が集まって悪党退治するお話し。

設定としては面白いが、設定を活かしきれていない脚本と、低予算？の為かＢ級作品にすら成って無い駄作。

白雪姫と赤頭巾以外は誰が誰やらわからない。
髪の毛を武器にしてるからラプンツェル？
カーテンを金網に変える物質変換？能力はシンデレラなのか？
後一人は誰？　眠り姫(いばら姫)なのかな？

面白かったのが、姫様育ちの三人と庶民の赤頭巾、間に立つシンデレラの人間関係が垣間見えた事。

人気があったのか知らないが何故か続編が有る（笑）

それは昔々のこと。白雪姫(ローレン・パーキンソン)が住む王国など各童話世界の王国を壊滅させたルンペルシュティルツキン(キャスパー・ヴァン・ディーン)は魔法の鏡を使って白雪姫と共に現代のロサンゼルスへと跳ぶ。白雪姫、ラプンツェル(ライリア・ヴァンダービルト)、シンデレラ(マイリン・サーリー)、いばら姫(マーラ・フェアクロー)、赤ずきん(エリザベス・ピーターソン)は"アベンジャーズ"となり悪の帝王ルンペルシュティルツキンに勝負を挑む。


タイトルバックがカッコ良い。全体的に安っぽいCGだがお金を掛けさえすればなかなか良かったと思う。童話の世界では重要なはずの王子様が一切出てこず、小人も動物も登場しないのは残念だった。

ルンペルシュティルツキンの能力もパッとしない。相手を操る魔法だが目の周りが黒くなり元気がなくなるだけだし肝心のお姫様には魔法が効かない。そのお姫様もイマイチ個性がはっきりせず、お姫様じゃない赤ずきんだけは個性的だった。

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