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『シネマ歌舞伎 海神別荘』に投稿された感想・評価

シネマ歌舞伎 2023 第6弾

泉鏡花生誕150年記念作品①(10/20〜11/2)

"海に捧げられた美女は海底で清絶な魂と出逢う"

前回観た"桜の森の満開の下"同様、美しく幻想的でとても作家性の強い世界観。

一見、棒読みとか学芸会調だと言われかねない海老蔵(当時)の台詞まわしだが、いかにも泉鏡花的というか、計算されてこそなのだろうな。(あなた、、と何度も言うのが可笑しかった笑)
美女役の玉三郎さんの美しさは言わずもがなだが、それにつけても海老蔵の美しいこと!!海の公子役がピタッとはまっている。
衣装の凝りようも半端なく、ビジューが数多施された動く度にキラキラ光る真っ白な花嫁衣装、公子の被り物やマント、ピチッとしたお召し物がまぁ、見事!
海が舞台ということもあり、ハープの音色や優雅な踊りが独特の雰囲気を醸し出している。

歌舞伎というより演劇色が強くて好き嫌いありそうだけれど、私はこれはこれで面白かった。(相変わらず語りが長くて大変そうだが、脇の市川猿弥、笑三郎、門之助らの演技のそつのなさ♪)

泉鏡花の本なんて一冊も読んだことがなかったが、坂口安吾と同じくハマりそう〜(原作読まねば!)文豪と言われる作家達の作品がなぜ長く愛されるのかがよくわかる。この歳になって、遅まきながら原点回帰している次第。。

しきりに故郷の人達に自分が元気にしていることを知らせたいと言う美女に、なぜ誰かに認めてもらわないといけないのか?自分が幸せならそれでいいのではないか?とシンプルな公子の問いかけ。
昔々の話なのに、まるでSNSのいいね!を気にする現代人の承認欲求に揺さぶりをかけてくるかのよう。

人間界と海の世界の常識の違い。

潔癖と言われる泉鏡花の作風。本編の最後の玉三郎さんの解説が、とてもわかりやすかった。
-
玉様&泉鏡花ワールドが耽美過ぎて平民の私にはついて行けず…。

海老様の王子キャラとシークレットブーツがちょっと申し訳ないけど、
玉様にも本当にごめんなさいだけど、
本当に面白すぎた。
 海老蔵さんの棒読み感がすごいのだけど、それが逆にあの海底世界の独自性を表現していると観ることもできて、泉鏡花という作家の潔癖性の一端を垣間見ているような気になる。玉三郎さんは相も変わらずお美しい。お二人の衣装が豪華で素素敵。海底に終始漂う波の音とハープの音色の演出に癒やされる。

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