2010年以前に公開された日本のホラー作品を集中的に視聴中。
今回は1979年公開の『夜叉ヶ池』という作品。
海外で「Demon Pond」と呼ばれてる日本映画があると知り、調べてみたら本作『夜叉…
命のために恋は捨てない。
玉三郎にしか演じられない恋と情念の領域がある。
満月の下で、鎌の刃先を研ぐ玉三郎が美しい、
鯉と蟹の擬人化のファンタジーでは、笠も声を出して性格があり、とても優しい。
…
想像を超えた驚きとあの時代だからこその規格外とおおらかさが混じり合って思い切り堪能できた。
今回、PFFの企画上映で国立映画アーカイブの大きなスクリーンで鑑賞できてよかったのだが、さらに贅沢を言って…
玉三郎が美しすぎて酔える
洪水の迫力物凄い。特撮の凄さはもちろんだけど、冒頭からずっと水や緑が透き通って見えるほど静謐な美しさを湛えているのが好きで。水たまりやせせらぎ、山の緑…そこから大洪水に至る…
序盤はほどよく不気味でいいよいいよ〜って感じだったが、カニの化け物とかが出てきてほかにもワラワラと色んな化け物が出てきて、これは妖怪大戦争的な感じになるのか……?と困惑。
最後はまた派手にやってくれ…
泉鏡花の戯曲を篠田正浩監督が映画化。
龍神が棲むという夜叉ヶ池の伝説をベースに描いた幻想的なファンタジー。
主演は玉三郎さんでなければ成り立たないであろう現実離れした妖艶な姿。二役を演じます。歌…
大満足!
これは紛れもなく日本映画界を代表するアートムービーの傑作。
Filmarksにたまにある不親切さだが、U-NEXTで無料配信中の本作はタイトルにこそは入ってないが、実際はこの2021年の…
大正4年田舎、百姓たちは土地に雨が降らないと嘆く、それは丘の上で鐘を鳴らすからその鐘は夜叉ヶ池の竜との約束でそれを鳴らさなければ、土地は津波に覆われる。しかし、百姓たちはそれよりも水が欲しい、そして…
>>続きを読む噂に聞いていた洪水のシークエンス。素晴らしい。日本特撮の底力を見せつけ、合掌造りの民家が次々と水に飲み込まれていく様をネットリと描いている。
ストーリーはよくある山間の村の土着信仰を下敷きにした悲劇…
©1979/2021 松竹株式会社