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華魁
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『華魁』に投稿された感想・評価

yaaa
4.0
変な映画ってまだまだあるんですね。と一息つきたい。
谷崎潤一郎原作だが、もう芸術とかすっ飛ばして笑って見たらよいのだと思うが。
明治の遊郭を舞台に花魁と貧乏絵描きの話が軸にあるが、なんやかんやで最後はアホすぎるエクソシストになるのに驚く。
前半の遊郭描写は豪華な美術も相まって、実際ってこんな感じだったのとタイムスリップした感じで楽しめる。本番してる映画だから「ボカシ」ばっかりだが。
からの花魁と絵描きが一緒にアメリカに旅立とうする後半から急に安さ爆発。途中、命をなくした絵描きの怨念が花魁の股関に「人面疽」として現れる。激安に映像化されるのだが、どんな表現で書かれたのか脚本が読んでみたい。そして「どうやって映像化するんだよ!」と頭を抱えたであろう演出部の格闘も覗きみたい。
お笑いでしかないが、見事にパクンチョッと正面きって映像化してるのは凄い。
2.8
短評

谷崎潤一郎原作を映画化したエロティック時代劇。
色男と結ばれるはずだった花魁が、イカした外人に一目惚れ。無惨に斬殺された色男は呪いとして花魁の局部に乗り移る、というお話。

数年前に似た設定の邦画があったが、本作もといは原作が元ネタか。急なファンタジー展開に失笑し、全編ほぼヤってるだけなのでそんなに面白くはない。
間夫を惨殺された花魁が、失意のうちに廓からの脱出を決行するのだが、次第に間夫と同じ顔立ちの人面疽が皮膚に浮き出てしまう。谷崎潤一郎・著「人面疽」を実写化している、エロス文芸。筆者は原作を読了済み。

原作小説は実世界と劇中劇の相互作用を活かした作劇となっているが、本作では「劇中劇の部分のみ」を抽出した内容となっている。従って、脚色の妙はあまり感じられないが、「刺青(しせい)」の要素を織り混ぜるという味付けが施されている。

女郎屋という異空間の再現が素晴らしく、視覚と聴覚をビンビンに刺激してくる。女郎たちの廓言葉は再現されていないが、春画から飛び出してきたような、艶っぽい映像が病みつきになる。なお、濡れ場では本番行為をしている。

後半部になると、間夫の呪詛を抱えたままの主人公が、新しい間夫となるアメリカ人と接触。ここからは、ネタバレ厳禁のエログロナンセンスへと突入。訳ありのワンポイント・タトゥーを残している、現代の風俗嬢と重ね合わせてみるのも、また一興。

『華魁』に似ている作品

女地獄 森は濡れた

上映日:

1973年05月23日

製作国:

上映時間:

65分
3.5