◎脱時代劇な累が渕 無軌道な愛欲に溺れる群像劇
1970年 大映京都 ダイニチ映配配給 カラー 82分
シネマスコープ *かなり褪色し赤色化進む
経営難の大映と日活が1970年に配給網を統合し、…
安田公義監督は60年、70年の二度、『累が淵』を映画化している。モノクロ、カラーの違いだけでなく、脚本も違う。本作70年版は、撮影美術、編集、音楽も最高レベルが揃った。登場人物は、ほぼ全員が悪人。ど…
>>続きを読むところどころカットが繋がってないところもあるけど面白かった。
殺した禿達磨の首に下げてた巾着を刀で取ると上半身が起き上がって紐が切れるとバタンと倒れるとか、そういうのが好き。
肩を揉んで貰ってる時に…
ダイニチ!大映&日活でダイニチ!
なんかもう登場人物がみんな荒んでて、救いようが無くて、ダイニチの行く末を暗示しているようだよ。
安田公義監督による1960年版のセルフリメイク。でもだいぶ違うね。
…
原作は三遊亭圓朝の怪談「真景累ヶ淵」。その元ネタとなったのは、元禄時代に記された下総国羽生村で実際に起きたとされる “累の物語” である。
2003年に「大江戸繁盛記」という120分×4本の番組を…