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湖の琴
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湖の琴

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湖の琴の作品紹介

湖の琴のあらすじ

人間の悲しみと喜びの涙でできたといわれる余呉湖。貧しい農家の娘・さくは、その水で三味線糸や琴糸を洗う西山部落へ連れてこられ、同郷の男衆・宇吉と恋に落ちる。宇吉が兵役に行っている間、さくは京都の有名な長唄師匠・紋左衛門の弟子となるが…。

湖の琴の監督

田坂具隆

原題
製作年
1966年
製作国
日本
上映時間
130分
ジャンル
ドラマ
配給会社
東映

『湖の琴』に投稿された感想・評価

4.0
"糸取り"女子衆として若狭から琴糸三味線糸の名産地西山へ、琵琶湖を超えてやってきた佐久間良子。清浄な水あるところ蚕はよく育ち美しい糸を作る。水上勉は映画化に恵まれてますね一気に引き込まれてしまった。
経産省も"クールジャパン"と言うならズレたこと止めて、文化コンテンツはこの手合いの邦画をバンバン輸出すりゃいいと思うんですが。何故なら今作…ヤラかした演出もイカしてるし、美男美女風光明媚は無論のこと、糸取りの工程がこれでもかという程美しいんですよ。もっと多くの方に見て欲しい。
ついでに滋賀県民へ…地元トークしても卑下したり琵琶湖推し止まりだったりなのは何故。琵琶湖の綺麗な水を誇るならもう一押し、糸を推しましょうよ、糸を!!
おぼこい佐久間良子超かわいい(入浴シーン!吉祥天コスもかわいや)。中村嘉葎雄と純愛するも兵役にとられ、その美しさのため長唄の師匠に見初められ弟子に乞われ…挙句……あわれ手込めに!水上勉こんなんばっか。
長唄師匠は中村鴈治郎!出たなバケモノ!(´・Д・)」風呂に浸かる鴈治郎かわいい…妄想の中、盲の旅客姿もキュート。なんだあのモダンすぎる日舞は。そして山岡久乃が艶っぽくてヤラレタ。かなりのトンデモ映画でもあるのでこの辺りの邦画好きにはオススメ。
◎湖北の糸引き天女に恋した老らくのピグマリオ

1966年 東映京都 カラー 130分 シネマスコープ
*若干褪色した可能性あるも状態良好

これもまた美しい作品だ。

若狭の山村栗柄から湖北西山に糸引きの女衆として来た栂尾さく(佐久間良子)をめぐる、仕事仲間の松宮宇吉(中村嘉葎雄)と京都の長唄三味線師匠桐屋紋左衛門(中村鴈治郎)との三角関係のてんまつを描く。

三幕仕立てで、第一幕は、物語の舞台を現実の地名とは少し改変する水上勉には珍しく、実際に琴糸の里として知られる湖北木之本町西山(現長浜市)。

*1 近江水の宝 邦楽器糸の里
www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/2042803.pdf

【以下ネタバレ注意⚠️】







同郷の姉貴分巣鴨加代役として、まだ悠木千帆を名乗っていた樹木希林が、西山の琴糸生産者百瀬喜大夫(千秋実)のもとに、さくを案内する。
『五番町夕霧楼』では、佐久間良子演ずる丹後出身の新人娼妓夕子を水揚げする西陣の織元竹末甚造をアブラギッシュに演じた千秋だが、本作では、妻の鈴子(木暮実千代)とともに、常にさく本人の身の上を親身に思いやる慈父のような良き雇い主である。

そう、本作の第一幕では、半ばから登場する自分らが弾く三味線の糸作りの現場を見るために来村した紋左衛門含めて、善人しか登場しないのだ。

美しい湖北の山河が見守るなか、そこで桑を育て、卵から蚕を孵化させて養い、繭を作らせて、琴糸を紡ぐ。
それらの工程が季節の移り変わりとともに丁寧に丁寧に描かれる。
命を育むことで、美しい音色を産み出す琴糸を作り上げる。
そのなりわいの確かさと、人びとの心根の美しさに心動かされ涙が出そうになった。

そこに現れる、渡岸寺の国宝十一面観音に心奪われた紋左衛門が、木之本の料理旅館「想古亭」でホストの琴糸業者から案内役として遣わされた、さくの美しさを見染める場面も、ここでは微笑ましい限り。

想古亭の不思議な形の五右衛門風呂の入り方が分からず、「ケッタイな風呂やなぁ」と言いながら、さくを呼んで入り方の指南を受けるあたりで、観る側としては「よもや」との思いもよぎったが、結局、紋左衛門が自ら蓋を閉じて蒸し風呂に籠るシーンを見せて笑えるエピソードとして無事終わる。

ところが、第二幕の京都編になると様相がガラッと変化する。

最初こそ、ズブの素人のさくに優しく接していた紋左衛門が、兵役を終えた宇吉が様子を窺いに来ていると知ったあたりから機嫌が悪くなり、さくの稽古もスパルタ式の不条理なものに変じて行く。

さくを美しい生娘のまま、長唄、三味線の美しさの分かる立派な弾き手に育てたいという純粋な親心と、宇吉への嫉妬が火をつけて、さくを女として我が物にしたいという情慾とが紋左衛門の心の裡で葛藤している。

本作が東映のエロス路線に載せられていたとしたら、当然のように老いらくの情慾がすぐに爆発してネチっこい濡れ場を延々と観せつけられたことだろう。

ところが、実際には、最後の最後まで、紋左衛門は、身持ちの固い学者のように、ひたすら芸の師匠として厳しく、さくに接しようとするのだ。

実際には、もともと本妻を本宅に一人置いて、稽古場に笛方の鳥居まつ枝(山岡久乃)を通わせて実質的な内縁関係を結んでいたというのに、さくという小娘の前では青年のように純な気持ちが勝るところが可愛らしくも滑稽ではある。

結局、自分がプレゼントした着物に着替える、さくの肌身を隠せない姿に、紋左衛門の堪忍の緒は切れてしまうのであるが‥‥

このため、第二幕は、ギリシャ神話を基にバーナード・ショーが戯曲化した『ピグマリオン』の、さらにはそれをブロードウェイ・ミュージカルに移し、オードリー・ヘップバーン主演で映画化もされた『マイ・フェア・レディ』の、ヒギンズ教授とイライザとの関係を彷彿させるドラマとなっている。

また、さくの美しさを、紋左衛門が独占したいと夢想するあたりは、トーマス・マン/ヴィスコンティの『ベニスに死す』を思わせるところもある。

さくと初対面した想古亭で、紋左衛門が即興的に作曲した「夕顔観音」が名古屋の舞踊家によって舞台で初演されるという話から、盲僧役の鴈治郎と観音役の佐久間良子による劇中劇が挿入されるのもご馳走である。

映画俳優中村鴈治郎の名作は多けれど、彼の本領たる歌舞伎舞踊を本式に観せる作品は多くない。

本作でも、さほど踊りらしい所作が多いわけではないが、年齢を感じさせない身のこなしは流石というほかない。

彼の映画における名演はあまりにも多いが、本作も間違いなく彼のベストアクトの一つだ。

第三幕は、再び、湖北西山の百瀬に戻る。

原作では、さくは紋左衛門との逢瀬を重ね、彼の子を孕ったまま故郷に戻る設定だそうだが、本作では、心ならずも紋左衛門に破瓜された傷心を抱いたまま宇吉に抱かれ、宇吉の紡いだ琴糸で首をくくって自死する。

宇吉も、さくの遺骸を琴糸をおさめる木箱に詰めて、余呉湖に沈め、自らもあとを追う。

湖の水中では、遺骸に石を添えて沈めた木箱を追うように、紋左衛門がさくに与えた絹織の着物がヒラヒラとはためくのであった。

ここには余呉湖に伝わるもう一つの伝説、羽衣天女のイメージが重ねられているだろう。

*2 余呉湖の羽衣伝説と絹の伝播
2020年6月11日 / 2021年7月18日
textile-tree.com/tex/yogoko/

正直、この結末は、リアリティのドラマとしては、あまりにも性急過ぎて説得力に欠ける。

また、風土と生業と人心の美しさを描いた第一幕と、ピグマリオンを下敷きにした芸道情話の第二幕と、純愛心中劇の第三幕では、各幕のテイストが違い過ぎて、一貫したドラマとしては整合性に欠けることも事実である。

しかし、さくの女としての性愛の歓びへの開眼も描いていたという原作に対して、本作では、さくと宇吉をあくまでもプラトニック・ラブの純愛として描こうとしたところに田坂具隆監督の意図を汲み取るべきだろう。

現実には、大正末期の日本、それも若狭・近江・京都という上方文化圏では、人びとは性愛に対してもっとおおらかだったのではなかろうか。

それを、あえて戦後的なロマンティック・ラブ・イデオロギーの文脈で描いたところに、本作の美点(制作意図)と、逆に短所、すなわち性愛の文学としての欠落の両面を看取したい。

《その他の参考》
*3 「湖の琴」で検索
ja.m.wikipedia.org/wiki/

*4 湖の琴
1966年11月13日公開、130分、文芸
moviewalker.jp/mv21850/

*5-1 瑣事加減 2018-01-09
水上勉『湖の琴』(1)
samatsutei.hatenablog.com/entry/20180109/1515486442
*5-2 瑣事加減 2018-01-10
水上勉『湖の琴』(2)
samatsutei.hatenablog.com/entry/20180110/1515588150
**(3)はない模様

*6 『じゃあ映画を見に行こう』
<第五回京都映画祭>湖の琴 2006-11-01 10:50
murkha.exblog.jp/5965584/

*7 全26作品。中村鴈治郎が出演した映画ランキング
cinema-rank.net/list/104840

《上映館公式ページ》
京都文化博物館
【没後20年】水上勉の世界を描く
2024.9.10(火) 〜 9.23(月・祝)
www.bunpaku.or.jp/exhi_film_post/20240910-0923/
Omizu
3.3
【1966年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『女中っ子』などの名匠・田坂具隆監督が水上勉の同名小説を映画化した作品。この年のアカデミー外国語映画賞日本代表にも選出された。

物語がどうこうというより、カラー撮影の美しさに全振りした感じの作品。

田舎から琴糸職人のもとに奉公に来たさく(佐久間良子)は同じ若狭出身の宇吉(中村賀津雄)と惹かれ合う。しかし、宇吉が兵役に離れた間に、さくは三味線の師匠(中村鴈治郎)に見出され京都へ行くことになり…

物語としてはどうってことない悲恋もの。なのだが、カラー撮影が凄い。後半の観音(向源寺の十一面観音かな)をめぐる架空の物語など、原色を背景にしたキッチュな色使いが印象的。

まあ正直ここまで長尺にするほどの話?とは思う。終盤は飽きてしまった。演出も冗長でかったるい。

原作ではここまで清純なヒロイン像ではなく、むしろ性に汚れていくヒロイン像のようで、原作者の水上勉はかなり文句をつけたらしい。そのほうが面白かったと思うけどなぁ。

映像はなかなか独特で面白いが、物語は大したことない。まあまあかな。

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