湖の琴の作品情報・感想・評価・動画配信

『湖の琴』に投稿された感想・評価

水上、鈴木、佐久間の「五番町」トリオによる傑作。原作とは違うヒロインに改変しているが、それでよかったと思う。
丸の内東映にて。76年2月の再公開。
Gocta
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若狭から三味線の弦作りの家に働きに来た娘が、同じ家で働く青年と恋に落ちるが、やがて京都から来た三味線の先生に気に入られ弟子として京都に出ることから起こる悲劇。

面白くは観れた。ただし、ちょっと展開…

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#196 田坂具隆大会

ニュープリで、あまりの美麗画面に、泣きたくなった。

前作『五番町夕霧楼』と、キャストもスタッフも、ほぼ同じ、続編的な作品ながら、少々もたれる。
なぜなら、原作の さく の…

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RYO
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かつてここは戦場だったという語りからの侍の挿入、佐久間の着替え場面における観音様=佐久間・坊主=鴈治郎による劇(背景は黄一色)、その後同衾にいたるまでの映像と音声の微妙なズレ。やや現代に片足を突っ込…

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tBi
3.5
Rec.
❶24.11.23,国立映画アーカイブ(35mm)/没後50年 映画監督 田坂具隆
IMAO
3.8

余呉湖のほとりで糸取女として雇われたさく(佐久間良子)は、同郷の宇吉(中村嘉津雄)と次第に惹かれあっていく。やがて宇吉が兵役で工場を離れ、さくは有名な長唄の師匠、桐屋紋左衛門(中村鴈治郎)に見初めら…

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このレビューはネタバレを含みます

 冒頭の「余呉湖には夜啼石という岩があるけど、余呉の水は子供たちの涙が湖になっている」という千秋実さん演じるご主人の語りから、あ、悲劇なんだろうなというのは予測できたけど...二人ともそうなるとはな…

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◎湖北の糸引き天女に恋した老らくのピグマリオ

1966年 東映京都 カラー 130分 シネマスコープ
*若干褪色した可能性あるも状態良好

これもまた美しい作品だ。

若狭の山村栗柄から湖北西山に…

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本来は佐久間良子と中村嘉葎雄の悲恋モノなんだろうけど、中村鴈治郎のせいで『マイ・フェア・レディ』に、いや『痴人の愛』のほうが近いか…

2023年度お気に入り映画館賞

この映画はおそらく、明確に提言されていないが、女性の性的に熟された16〜26歳の10年間の出来事を佐久間良子が物語っているのだろう。
丁稚奉公している時は16〜25…

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