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『ミッシェル・ド・モンテーニュのある話』に投稿された感想・評価

2013年作品。当時80歳であったストローブがモンテーニュの「エセー」から「実習について」を取り上げたのは実に意味深い。これはあっさり言えば「死ぬ準備」についての章だからだ。さらには、同書は飾らないきわめて率直な物言いが魅力的な本だけれど、この映画にも出てくる文章、「わたしは自分のためにこれを書くが、他の人にも何らかの形で意味あるものになればよい」(こんな内容だったはず)は、まさに今のストローブ自身の創作姿勢そのものという気がしてならない。ストローブの作品でこういう観方はつつしみたいが、やはり滲み出てくるものはある。それが感慨深い。今のストローブならではという気がする。

モンテーニュで言えば、健常な状態と病、それからの治癒についての文章が朗読されるが、冒頭にベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番の第3楽章のクライマックスから終わりまでが流れる。この音楽には「病より癒えた者の神への聖なる感謝の歌」という副題がついている(実際にベートーヴェン自身の病が癒える過程で作曲された)。これはむろんリンクしている(しかしストローブが大好きなベートーヴェンの弦楽四重奏曲を使ったらたまたまそうなった可能性も否定できない笑)
菩薩
-
人は死の恐怖を克服するために、無意識のうちに生を選び、意識的に死を(眠り、意識の消滅)を繰り返していく。
老人を起用したり死に関する文章を選んでいたり、やはりこの頃のストローブって結構死を意識していたらしい。

それはさておき木漏れ日の当たるモンテーニュの坐像がクール。

そのモンテーニュの坐像に女性の朗読を合わせたのはあえてなのだろう。

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