『映画 日本刀 刀剣の世界』
映倫区分 G製.
作年 2016年。上映時間 60分。

性別を超えて注目を集めはじめている日本刀を題材にしたドキュメンタリー。
ゲーム『刀剣乱舞』で三日月宗近役を務めた声優・鳥海浩輔がナレーションを担当。

明石国行、童子切安綱、三日月宗近といった国宝をはじめとする25振りの名刀にスポットを当て、その持ち主である武将たちとの数奇な運命を振り返るとともに、古くから受け継がれてきた日本刀の製造工程を紹介。奈良県無形文化財に認定されている刀鍛冶師・月山貞利氏や、人間国宝の刀研磨師・本阿弥光洲氏を取材し、匠たちの秘伝の技を映し出していく。

再視聴です。
刃物に魅入られ幾年。
刃物製作だけではなく、砥石でシコシコシュッシュと刃物を研ぐことも合わせて嵌まってる。
また、刃だけではなく、刃物の平(銘などタガネで打たれた面)や、しのぎ(しのぎを削るはこの部分からきた慣用句)などを磨く沼から抜けれないでいます。
刃物の金属部分には、出荷前に電動グラインダーで磨かれたであろう細かい磨き線(お宅にあります包丁を見てみてください。鏡面の包丁じゃなきゃ入ってます)を、サンドペーパーなど荒い(一般にはサンドペーパーの荒さは#と数字が少ないのは荒い、数字が上がるに従い細かくなります)のから細かい(#12000くらいまで)のでシコシコ磨き上げてます。
鏡のように仕上げて、家の包丁から仕事道具まで鏡面仕上げで、ホッとして、そして、心が平安に道具たる刃物を使て仕事や、家事を楽しんでます。
余談の横路ですが、砥石は本来は天然モノを使いたいところですが、今お気に入りシャプトンの『刃の黒幕シリーズ』で#1000から#5000、#10000と研いで使ってます。
刃が欠けたら荒砥石と云って手番の低い荒い砥石も使いますが(荒砥石は100均を未だにつかってます)
そこで、この『映画 日本刀 刀剣の世界』に、やーっと繋がります🙇。
でも、そこよりも横路逸れマクリマクリスティで書き進め、日本刀とかに興味があれば是非とも本作をみてください。
小生は刃物沼に入るまで、玉鋼など映画『たたら侍』など観て、日本は鉄の名産で、良質の鉄が採れるて、だから、日本刀はスゴいんや(何がスゴいかわからんでもスゴって)思ってた。
しかし、文献探ったり講演やら聴きに行ったりして、はたまた、実際の日本刀や西洋の刃物を触れて感じをたことですが、あくまでも私的やけど、
日本の鉄は、今は科学的に進歩してるし、ちゃうかも知れへんが、昔の日本固有の鉄てのは、海外のそれに比べたら糞やったと思う。
実際、鉄の鉱山から純度の高いんがとれ、生成が安易なら、わざわざ不純物を除く
叩いては折り曲げる
工程など何度もせずとも、良質の鋼を作れるはず。
実際、良質の鉄で出来たヤスリ(木材や金属をゴシゴシ磨く道具)から、赤く焼けた鉄を何度も叩いて折る工程かなくても、直ぐによく斬れるナイフを作れた経験から感じます。
日本には糞の鉄しか手に入れれないからこそ、あの製法が適してたんやと思うし、かなりの重労働を重ねて鉄を伸ばす行為は神々しく、神が宿るって考えるのも理解できる。
そして、仕上がった刃物を研いで終わりちゃうから日本人の美意識の高さはハンパないさかいに脱帽すわ！
日本刀においては、ここからが重要なんかなぁと、いろんな工程を重ねて研ぎ上げる。
これって、
切れ味が上がるからちゃうんか？
あの類をみない切れ味にのためにやろ？
ってのは、実際に鏡面仕上げをして感じるんは、鋼は、ある程度の角度で研いだなら、刃先意外を鏡面仕上げにしようが、曇ってようが、切れ味にはあまり変わりがないのが実際の話なんやけど、
ほなら、なぜ、日本刀はあそこまでピッかピカに磨くんか？それは

『美』

の追及にほかならんのちゃうかと。
あと、まだ日本刀には製作終了ではなく、こしらえって、鞘や柄の装飾もある。
これも鞘の塗り一つとっても大変な作業です。
小生も今の愛刀　
越前佐治武士作　剣鉈
の鞘を漆塗り(美しい紅溜色)をハンドメイドでしましたが、漆の臭いで喘息がキツくなるし、肌はかぶれるし、フラフラになりながら作りました。
柄も日本刀の様に編み込みしましたがホント大変でした。
つまり、一つのモノを作り上げるには、いろんな職人や工程を経て出来上がったモノって、小生は唯物論の推しながら、何かが宿るってって感じる。
昔の日本人は同じ様に感じただろうとおもう。
その有り難みが、あればこそ大切にしたんやろうて、想像できる。
今は包丁一つとってもダイソー走ったら110円でゲット出来るし、もし、お家に砥石があるなら、100均包丁で是非とも包丁研ぎをしてみて、この映画を観ていただいたら違う角度で鑑賞出来るんじゃないでしょうか。
100均の包丁も耐久性は欠けるものの、しっかり研げば、かなり斬れますよー。
横路ばかりでした🙇。

日本刀の製作過程と、その歴史を解説するドキュメンタリー。

本当に美しいよなぁ…きれいとかすごいとかより、美しいっていう言葉がよく似合う。
火入れや鍛造はもちろんだけど、個人的には研ぎの工程に目を奪われた。あんなにめちゃくちゃ細かい砥石で研ぐんだ…職人技ってとんでもないな🤯

日本刀に限らず、何か1点に完全に特化した道具って美というか凄みがあるよね。金槌や砥石、研磨台のこだわりっぷりがホント感心させられますわ。

某漫画に曰く！
「見れば見る程なんじゃこの剣」
「どうやって作っとるんじゃコレ…」
「見てみいコレ折り返しか？何層あるんじゃコレ」
「2万とか3万とか？キモいわー」
「そもそも鋼もなんじゃコレ…」
「研ぎも一体何がここまでさせるんじゃ…」
「変態じゃ変態の国の所業じゃ」

• #日本刀
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( ꇐ₃ꇐ ){あなたはカタナガール？

知ってる？女性の間で刀が流行ってるらしい！(2015年情報…古っ) なぜ!?

日本刀と言えば…
菊一文字則宗と紅桜 |ω✧´) ｷﾗｰﾝ!
そんな司馬遼太郎(というか沖田総司)と空知先生(というか銀魂)が好きな一般ピーポーによるレビューです！

日本刀=“武士の魂”という頑強なイメージでしたが、とても芸術的で美しい名刀の紹介から入ったのでちょっと肩透かし。こんな美しい日本刀もあるんですね。

期待していた感じではなかったのでちょっと残念に思っていたら3本目できました！近藤勇の刀＼(^o^)／ここでミーハー女子は息を吹き返しましたとさ！笑

本作の主な内容は名刀の紹介から刀作り、日本刀の歴史、研磨まで…日本刀のあれこれです。

日本刀を作る古い映像(多分貴重な資料)を見せてくれるのですが、、長い。作るまでの工程が沢山ありすぎる。鉄を叩いて磨いてるだけかと思ってたよ…。

工程の複雑さに刀作りの歴史の長さと重さを感じました。その歴史が途絶えてしまうのはあまりにも惜しいな…。


一般的な武士がどのレベルの刀を使っていたのかはわかりませんが、この作品の中で作っていた日本刀は絶対高い！観てたら高い理由がわかりますもん。

刀は武士の命であり魂だというけれどその刀に命を吹き込んでいる職人さんたちだって命懸け！そんな刀を価値の分からないような輩に売れるか〜い！腕磨いて金稼いでから来い！！←何かが乗り移った

（´ρ｀*）ｺﾎﾝｺﾎﾝ

作品の雰囲気は美術館で音声ガイドを聞きながら日本刀についてお勉強してる感じです。中学生の時とかに授業で観た教材DVDみたいな感じ。

そういうのが好きな人にオススメ！
眠たくなっちゃう人には向いてないかも。笑

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