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パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒の作品紹介

パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒のあらすじ

フランスを代表する国民的写真家ロベール・ドアノー。本作は、彼の人生と創作の秘密に迫る、初めてのドキュメンタリー。撮影風景やインタビューなどの当時の貴重な資料映像や、女優のサビーヌ・アゼマなど親交のあった著名人による証言により、数々の名作をのこしたドアノーの写真家人生を浮き彫りにする。監督は、ドアノーの孫娘であるクレモンティーヌ・ドルディル。家族だからこその視点で、優しさにあふれた祖父、撮影にこだわりぬく写真家の両面を描き出している。

パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒の監督

クレモンティーヌ・ドルディル

原題
Robert Doisneau: Through the Lens
製作年
2016年
製作国
フランス
上映時間
80分

『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒』に投稿された感想・評価

4.0
東京都写真美術館初日監督&ゲストトークにて鑑賞。

ロベール・ドアノー。
『パリ市庁舎前のキス』の写真で知られる、フランスを代表する写真家。
そんなドアノー氏を一躍有名にしたキス写真ですが、そこに至るまでには、家族や仲間たちとの、暖かい思い出があるのでした。

写真家は孤独を抱え、周囲に関心を持ち、反抗心と愛に満ちている。
本人談なわけですが、この映画を見るまで、ロベール・ドアノーという人物についてさっぱり知りませんでした。せいぜい、パリ市庁舎前のキスを目にしたことがある程度です。
本作は孫娘の視点から、祖父がどんな人物であったか、その幼少から晩年まで、人生を語ります。登場するのは、ドアノー氏の娘たちや友人、ドアノー作品の関係者達です。
キスの写真で裁判になったりしてますが、そういう所は登場しません。
この映画で重要なことはそういった事件性ではなく、彼の人生と写真を撮ることがいかに密接に結び付いており、家族や友人を大切にする人だったかなのです。
ようは、いいおじいちゃんだったということです。

ゲストトーク付きの回を鑑賞しました。
ゲストは、ドアノー氏の孫娘にして本作監督のクレモンティーヌさん、写真家のハービー山口さんと平間至さん。

「日本は世界で最も写真に対して真摯で真剣に取り組む国だ」と評価されていらっしゃいました。そうなのかな?私には判断しかねますが、あんなに掛け値なしで褒められると、お世辞でもむず痒いですね笑

映画の裏話では、スープストックのお話が取り上げられました。
なんでも、スープストックで販売されているスープの中に、ドアノーの写真からインスパイアされた商品があるんだとか。
それを実際に監督が食べに行くシーンを撮影したらしいのですが、残念ながらカットとのことです。

あとは、ミッキー・ロークのお話。
なんでも、ミッキー・ロークはドアノー作品を敬愛していたらしく、パリに来る度ドアノー家を訪れていたとか。
『キス』写真カップルの男役を自分が演じて、映画にさせて欲しいと提案していたらしいです。
今のミッキー・ロークからは想像できませんね笑
そんなミッキー・ローク、ドアノーが亡くなられてから10年もの間、命日にやって来て、墓前でコーヒーを飲む事を続けていたらしいです。イイハナシダー

写真家、ロベール・ドアノー。
彼がどんな人物だったのか、その生涯を知る切欠になる、いい映画でした。
写真にあまり興味がない方でも、楽しめると思います。
お時間ありましたら、是非劇場に脚を運んでみて下さい。
小
3.8
この手の映画は対象となる事や人物を知らないと、あまり残らないだろうと思いスルーするつもりだったけれど、次の予定まで時間があったからという消極的な理由で鑑賞。

フランスの国民的写真家ロベール・ドアノーのドキュメンタリー。1950年にアメリカの雑誌「LIFE」の依頼で撮影され、80年代にポスターとして発売となり世界中に広まった「パリ市庁舎前のキス」で有名になったとか。その写真、知りませんでした…。

というくらい何も知らないので、インタビューのシーンなんかは、ついウトウト…。このところ寝落ちしなかったので、いつ以来だろうと。これはイカンと。せめて写真は目に焼き付けようと気合いを入れ直し観ていると、やっぱりいいんだわ、写真が。

彼について何も知らなくても、彼が「幸せ」を切り取ることに人生をかけてきたことがわかってくる。偶然のように見えるけれど、実は入念に計算し、忍耐強く時を待つ。そこに映し出されるのは、何気ない日常に訪れる一瞬の幸せ。彼はその一瞬を切り取るために過行く時間と戦ってきたと言っても過言ではない。

「今まで成功した写真はせいぜい300枚。1枚が1/100秒だとすると、50年でたったの3秒だなんて、すごいだろう?」(ロベール・ドアノー)

50年でたった3秒しか切り取れなかった幸せの瞬間。しかし、ドアノーによってそれは永遠に刻まれ、みる者の心をあたたかく、豊かにし、時に救ってくれる。平凡で退屈な日常に、こんなにも輝く瞬間があるのだと気付かせくれる。直前に観た『そうして私たちはプールに金魚を、』の女子中学生にも教えてあげたい。

代表作「パリ市庁舎前のキス」はもちろん素晴らしいのだけれど、個人的には、彼の孫たち(多分)4人が横一列に並んで座っている頭上を紙テープがアーチを描いている一枚が好き。恋人よりも子どもなんだよねー、オジサンだから。

早くに母を亡くし、継母に愛されなかった幼少期。その経験が彼に反骨心や忍耐力を与え、幸せを追求させたのかもしれない。人生の大半は辛かったり、虚しかったりするのかもしれない。だけど追い求めることをやめなければ、幸せはある。そんなことを体現してみせた写真家なのかも。
コレこれ❣️

ちっちゃい頃…
部屋に飾ってた

うっとり…💗

観たい(╹◡╹)♡

配信
熱望❗️

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