マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”の作品情報・感想・評価

「マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”」に投稿された感想・評価

reiyoshimi

reiyoshimiの感想・評価

3.9
真偽の定かではなかった様々な事が、彼の言葉で明らかになっていく様子にはかなり感動した。


あと2007-8シーズンの服も集めようと思った。
YUKIがTerminalのジャケット(初回盤かな)で着てるのがマルジェラということで少し気になっておった…笑。あと、プロとかモノを作る人の語る言葉が好きなのもあって。

“手がいい”っていうの何かで見たインタビューで監督も言ってたけど確かにわかる気がした。速くはないけどよどみはなくて落ち着いていて、信頼したくなる。「仕事について語るのが苦手だった」と言っていたけど、語る言葉を聞いていると手の動きを見るのと同じような印象を受けた。

前提知識はほとんど無かったけど、マルタン・マルジェラがどんなものを作りどんな評価を受けているかといったことは、そもそもこの映画が説明してくれるから大丈夫だった。vocabularyという単語がしばしば使われていたり(「もっとvocabularyが欲しくなった。」とか)、元アシスタントのファッションを語る語彙の話(「“もっと知りたくなる女”という広がりのある言葉が“セクシー”“ミステリアス”に押し込められた。」)とか、思考とファッションの繋がってる感じが興味深かった。

スタジオの箱はきちんと分類されていて、一つずつ開いていくのが楽しかった。もっと作品やノートを見てみたいし、これから作り出されるものも見てみたくなった。
マルタンは表に出てこないけど、馬鹿な記者が質問しなくて済むからある意味親切なのかもって評論家の人の皮肉ジョークがお気に入り。

その人、主義がある人は自由でいるべきとも言ってた〜わかる〜

私はこっそりマルジェラの香水付けていったけど、マルジェラ纏ってる人ちょこちょこいて自分の凡人加減に恥ずかしくなった
観てよかった。
特にメンズラインがはじまる部分はゾクゾクした、格好良すぎる言葉も映像も。
追い込みたいなあ人生。
あのマルタン・マルジェラ本人が語っているドキュメンタリーということで、公開を楽しみにしていました。

本人が映る映像は手元のみ。
「匿名性」を持つことで、自身は街で注目されることもない落ち着いた日常を送ることができ、人々は〝メゾン・マルタン・マルジェラ〟からデザイナーの顔をイメージするのではなく、洋服そのものを連想する。

マルタンの語り方は、とても自然でした。

「マルジェラの再構築は、メッセージ性ではなく解剖」みたいな言葉はとても印象に残りましたが、それは関係者によるコメントで、そういった文字を踊らせたようなカッコイイ言葉はマルタンの口からは間違っても出てきませんでした。

挿入される音楽とかは、映画を観やすくする為のものなのだと思いますが、マルジェラっぽくないですし、個人的にはちょっと邪魔に感じてしまいました。

マルタンの作る洋服には、どこか退廃的な精神を感じます。

ラストのマルジェラのアーカイヴ展に来ている人々の中に、リック・オウエンスの姿がありました。

リックの作る服は、退廃とエレガンスが融合したスタイルで、自分がもう少し若かりし頃は夢中になりましたが、今ならマルタンの精神の奥底に潜むような退廃性の方がやはり自分は好きだなと思います。

マルタンのような精神性を持つデザイナーでは、今の商業主義に偏ったモード界ではとても続けていくことができなかったでしょう。
引退したタイミングまで完璧です。

そういう生き方をする(できる)デザイナーだからこそ、彼の作った洋服は今見てもその輝きを失わず、その精神は今のファッション界にも大きな影響を与え続けているのだと思います。

マルタン最高!
AYS

AYSの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マルジェラが楽しそうに話していてこっちまで楽しくなった!
最後の一言(?)で泣いてしまった、、
やさしい人だ、、
マルタンマルジェラVSジョンガリアーノ
炎タイプのマルジェラが序盤は優勢に見えたが、草タイプのジョンガリアーノがはかいこうせんを覚え奇跡の逆転勝利。

単純なタイプだけでは勝敗は決まらない。
全てのポケモントレーナーに夢と希望を与える感動の大作だ。

最後はミューツーに一歩及ばず、世界中の人間が石化してしまったところで話は終わる。
ピカチューの涙で人間は救われるのか?
2の公開が待ち遠しい。
Haruna

Harunaの感想・評価

4.0
私の人生で1番大きい買い物、タビブーツを履いて観に行ってきた。

普段あまりドキュメンタリー映画って観ないけど、音楽がとっても良かったし、ただただインタビューを垂れ流すだけじゃなくて編集もとってもおしゃれで終始楽しめた!

足袋ブーツの誕生秘話とか、何よりマルタン・マルジェラが日本のデザイナーに夢中だったって本人が言ってたのにとっても感激した。出しゃばらないところとか最高にカッコいいね。お恥ずかしながらWe Margiela まだ未履修なので絶対観よ、、
マルジェラというブランドの哲学的な部分が好きで(リアルタイムではガリアーノだったけど)サンプリングした元ネタのヴィンテージはいくつか持ってる。
この映画ではマルタンの声が入っていてそれだけでとても貴重。実直にファッションに向き合っていたことがよくわかったのと同時にファッションデザイナーの難しさも痛感した。
おゆ

おゆの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マルジェラの映画だからみんなマルジェラな格好してくるかなと思ったらそんなこともなかった。

思っていた以上にマルジェラは偉大な人。マルジェラのやさしい手と握手してみたいなァ
ファッションで全てを表現できたか?の問いに対してNo.と答えてメガネはずすところ、まだまだ強い創作意欲があるんだろうと思う。
なんかわかんないけど最後「マルジェラ〜泣」ってなった
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