数年後に確実にブレイクするだろう、いやもうすでにブレイク中の若手上祐二人を起用したサイコパス・スリラー映画。

疎遠だった幼馴染みの少女・アマンダとリリーが久しぶりに再会する。何もかも正反対の2人だったが、リリーが継父を憎んでいることがわかり、友情を深めていく。やがて2人はドラッグの売人・ティムを雇い、継父の殺害を依頼するのだが…。

ホラー要素だったりスプラッター要素はほとんどなく、どちらかと言うと不穏な空気の中の心理戦を魅せてくる感じ。時々シニカルな笑いもあるので結構楽しいです。後音楽もよかったです。

まあこの映画の目玉といっちゃえば何と言ってもダブル主演のお二方ですよね。アニャ・テイラー・ジョイは今年の初めら辺に知って一気にはまりました。オリヴィア・クックはレディープレイヤー１ですね。もう本当に綺麗で…、特にアニャさんはやばいですね。お金持ちの娘って設定もあってお洋服がどれもお美しいこと…、またそう言う系統の服が似合うんや。役柄の性格自体はかなりクソ野郎だったんですけど、もうそんなんどうでも良かったです。はい。眼福でした。クックさんもかなり良い味だしてました。かなり変わり者、と言うかサイコパスの役だったんですが、すごいはまり役。会話の間とか冷たい目力とか、本当に観客をのめり込ませる演技ができる女優ですよね。「グッバイ、ケイティ」のレビューでも書いてる通り、この方は結構推してます。将来演技は女優として名を馳せることでしょう。

なんかファイトクラブ的なオチかなと思ったんですけど、ちょっと予想外でしたね。淡々と会話が進むことでサイコパス感が増すと思うんですけど、その反面映画自体の波に乗り切れない感じはありました。綺麗だなぁとかかわいいなぁとかは思ったんですけど、感じの物語はあんま頭に入ってないですね笑。

アニャ好きなら絶対に見るべきです。
サイコパス映画目的で見るならそんなお勧めできませんかね。ただ音楽と映像は素敵です。

“変だと思うから、変なのよ。”

馬を殺した動物虐待で訴えられた社会不適合者のアマンダ（オリヴィア・クック）は幼なじみのリリー（アニャ・テイラー・ジョイ）と奇妙な友情を育み、不仲であるリリーの義父を殺す計画を企てる。

全編打楽器が擦れるような奇妙な音楽と共に、屋敷の中を探検するようなスムーズなカメラワークが印象的。話自体は大した事ないけどスタイリッシュな雰囲気と主演二人の可愛さで観ていられる。まぁ、そもそも自分がみたのはアントン・イェルチンの遺作だからだったんだけどね。映画の雰囲気とは反する最後の爽やかな演技がすごく良かった。

『生脚の比率＝作品のクオリティ』





今日は渋谷シネクイントさんの「樽出し生映画祭」という1回限定上映の作品を観て参りました。「スプリット」で遭遇した変態が3人に増量して帰ってきた「ミスターガラス」でお馴染み絶世の魔女ことアニャ・テイラー＝ジョイ！！×「レディプレ」のヒロイン役が新しいオリヴィア・クック！！！共演とかこれは観に行くっきゃないだろおおおおおおおお！！！？……と言うわけで2人の生脚が拝めただけでも大満z、


リリーは大豪邸の娘にふさわしい洗礼された“THEお嬢様”、ホワイトニングな育ちの良さを象徴するかの如く全身ブランド物に統一された「白」コーデ！！対するアマンダはちょっとやそっとどころではない“ちょっとアタマが危ない系”女子でダークな存在でもあるゆえ革ジャンにヨレヨレシャツの「黒」コーデという対称的白黒スタイル！！まさに二人のイメージカラーであるこの白黒コーデという服装の対比にも実は注目してみると面白いのであります……そう物語と共にこの2人の“色”が変わってくるのです。特に一見完璧に見えるリリー、しかし実は“オフホワイト”な一面を徐々に見せ始めるのであります。。。。。


あ、アントン・イェルチン！？やっぱりそーだアントン・イェルチンじゃあないですか！！いやーまだ彼の新作が拝めるというこの喜びよ！！本作の撮影終了後のわずか11日後に亡くなったイェルチン。今作が遺作となってしまいました、いやー未だに彼がもうこの世にいないとは到底思えません……まさに彼はスクリーンで永遠に生き続けていると感じますね！でまた今回のイェルチン演じる小心者のドラッグディーラーがなかなか面白くってリリーとアマンダから主導権を握ろうとして結果握られる残念な野郎なのです(笑)「銃は1丁しかねえよ！！ランボーじゃねえんだよ！！！」



ブログにも感想書きました↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact

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