九⽉と七⽉の姉妹の作品情報・感想・評価

『九⽉と七⽉の姉妹』に投稿された感想・評価

3.6

これ幻肢痛の話に似ている。

失ったはずの腕や脚がまだあるように感じてその存在しない部位に痛みを感じる現象のこと。ジュライにとってセプテンバーは別個体ではなく、片腕や片目なんだ。

傍から見てるとひ…

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lami
3.5

歪んだ姉妹の関係
この痛々しい感じ
既視感のある要素が多かったものの、しっかりダメージを受けました😂

上手くいってほしいのに、
救われてほしいのに。
中々そうはいかない。

手を下した方は忘れてい…

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このレビューはネタバレを含みます

4.5
変な映画だったな〜良かったな〜…。
最初のいじめっ子相手にナイフ持ち出し嵐の時にセプテンバーは亡くなってたのか…と男性がチョコケーキ持ってくるくだりまで全然気づかなかった。
多分見返したら引…

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KoriRi
4.5

姉妹のいびつな関係と
なんだか何もよく理解していない
奔放な母親

現実味を帯びた描写と
非現実的な描写の切り替えが
うまくて、目が離せなかった

責任感が強く脅迫的なセプテンバーと
それに守られ従…

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k
4.5

映画でしかなし得ない、気持ちの悪さ!!本当に素晴らしい!!拍手したくなる笑
隙も余白もない潔癖さで組み立てられた悪夢。質感もすこし暗い感じで夢っぽい。
観ているときの不快感に興奮するほどでした。長編…

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3.6
ヨルゴス・ランティモス好きだから観る前から楽しみにしてたけどちゃんと好みの作品だった
3.8

ラストに衝撃的な事実が明かされるものの、終始、大きな事件や劇的な展開があるわけではない。

姉セプテンバー(9月)と妹ジュライ(7月)。10ヶ月しか離れていない姉妹でありながら、支配的な姉と内気な妹…

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ちゃんと怖かった
信頼、依存を超えて洗脳 これが妙にリアルで怖い
奇妙な雰囲気大好き

途中まさかの展開で一気に引き込まれる。
2人の関係の深さは母親すらも踏み入れられない不可侵領域のようで、謎めいた怖さがあった。

ラストシーン、あの塩梅たまらないです。
hachi
4.3

ヨルゴス・ランティモス感!

支配的な姉セプテンバーと内気で従順なジュライ、この姉妹だけのルールがあり、それは次第にエスカレートしてゆく。

この関係性はどうなっていくのか、先の読めないサスペンスな…

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