
毎年、夏になると蓼科の別荘を訪れる新劇のベテラン女優・森本蓉子(杉村春子)と、もう30年以上も別荘を管理している農婦のとよ子(乙羽信子)。今年の夏もその別荘でさまざまな出来事が起きていく。…
>>続きを読む夏休みのアルバイトで、山奥のダム工事現場に向かう学生の宏。そこで粗暴だが、なぜか憎めない一人の男と出会う。名は矢部源太郎。源太郎の品のない振る舞いに、最初は抵抗を覚えた宏であったが、自由奔…
>>続きを読むあと半年の命──雪深い山陰の温泉町、湯の里で、数人の芸者を抱えた置屋“はる家”を営む夢千代は、長年、原爆症に苦しんでいた。その夢千代が、白血病と診断を受けて、失意のうちに病院からの帰途、列…
>>続きを読む初秋の信州小諸駅前で寅さんは一人の老婆に気に入られて仲良しになる。それが縁で老婆の主治医・真知子とも知り合う。女医の言うことはきかなくても寅さんの言うことは素直に聞く老婆であった。寅さんの…
>>続きを読む北海の寂れた海辺のあばら家で、老漁師・忠男と孫娘・春は二人暮らしを続けていた。しかし、地元の小学校で給食係として働いていた春が、廃校により失職。老いた忠男の世話を頼むべく、疎遠となった姉兄…
>>続きを読む定年を1カ月後に控えた鉄道運転士の徹と、専業主婦として彼を支えてきた妻の佐和子。夫婦で第二の人生を歩もうとしていたある日、佐和子が結婚前にしていた看護師の仕事を再開すると宣言。しかし、徹は…
>>続きを読む芸者上りの倉橋きんは、今は色恋よりも金が第一。昔の芸者仲間などを相手に金貸しをやっている。ある時、若い頃にきんと燃え上がるような恋をした男から会いたいという手紙が届く。美しく化粧をして相手…
>>続きを読む62歳の尾形信吾は、歳のせいか夜半によく目を覚ます。鎌倉の谷の奥から聞こえる深い山の音に、自分の死期のようなものを感じて寂しくなった。彼は少年時代の憧れの女性だった妻の姉を思い返す。そして…
>>続きを読む