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トード・モード
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『トード・モード』に投稿された感想・評価

菩薩
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清々しいほど意味が分からんかったが明日は立川で踊り狂わなきゃいけないから解説も聞かずに早々にお暇した(いつも聞いていないが)。政治的背景がなんちゃらかんちゃらと言い訳をしたいもんだがそれがあろうとたぶんつまらん映画だったし、これをそのままコロナ禍&自民党に置き換えりゃ多少の溜飲も下がるかもしれんが、やってる事ファシスト射的と変わらんと言うか、だから左翼って嫌われてんだよとか思ってしまった。若松孝二が警官ぶっ殺したいから映画撮り始めたとか言ってた気がするが、この監督の頭の中では非常に楽しい虐殺パーティーが繰り広げられていたのだろう。閉鎖空間に大量のジジイが押し込められているのは確かにグロテスクだった、臭そうだった、ただ死体の出し方がいちいちウザいし何から何まで独りよがりに思えてしまった。右も左も知らねえよ、真ん中歩かせてくれ。
reb
3.2
「新文芸坐シネマテークvol.56 権力の不条理、革命の幻滅ーイタリア70年代チネマ•ポリティコ」で鑑賞。

謎の感染症が蔓延するイタリア。首相はじめ政治家や実業家たちは、隠世所「ザフェル」に集まり司祭の指導のもと霊操に励むが、次々と謎の死を遂げる。

公開後すぐに政治的理由から作品は押収されネガも消失。
しかも2年後に、アルド•モーロ首相が赤い旅団に拉致され殺されるという事件が起こり、それを予見したような本作は、呪われた作品となってしまう。
今回鑑賞できてホントに良かった。
大寺さんありがとうございます。

共産党と“歴史的妥協“をした腐敗しきったキリスト教民主党の面々や、手段を選ばない権力者たちが、不気味な石膏像が並ぶスタイリッシュな閉鎖空間の中で、死を恐れて右往左往する醜悪ぶりは、なかなか見応えがあった。

モーロ首相を演じたジャン•マリア•ヴォロンテは、いつもの男臭ムンムンではなく、猫背で弱々しい感じでめちゃ首相に似せていてびっくり。
マリアンジェラ•メラート演じる妻をこっそり隣室に待機させ、母親に甘えるように尽くさせるのがキモかった。

大寺さんの、いつにも増して力の入った熱い早口トークに感動いたしました。
3.6
新文芸坐シネマテークの「シネマ・ポリティコ」特集で見た。前回のエリオ・ペトリ特集の際に話題に上がっていて、ずっと見たかった映画だ。本作は公開直後にイタリア首相アルド・モーロの誘拐事件が起き、上映中止になったいわくつきの作品らしい。

感染症が広がるなか、政治経済界の大物たちが地下施設に集結する。なんだか「赤死病の仮面」を彷彿とさせる雰囲気で、イグナチオ・デ・ロヨラが作った霊操の儀式が数日間にわたって行われていく。「暗殺の森」などを思わせるブルータリズム建築的な冷たい施設に、奇妙な白い像が飾ってあり、なんともカルト的だ。

密室空間で儀式が進むなか、ひとり、またひとりと死者が出る。この施設に集まっているのは、首相の妻を除けば全員男性で、彼らが狼狽する姿はなんとも滑稽だ。当時の政治を批判的に描いていることがうかがえたし、その視線は現代にも突き刺さるものだった。

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