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セブン・シスターズのfujisanのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
4.0
これはめっけもんでした。面白かったです!!

舞台は近未来、人口爆発に対応するため遺伝子組換食材を広めた結果、双子や三つ子、四つ子ばかり生まれるという皮肉な状況に。

それに対応するため、数年前の中国のような一人っ子政策を法律化。二人目以降の子供は科学が発達した未来まで強制的に冷凍睡眠される。

そんな中、”7つ子”として生まれてしまった主人公たち。不憫に思った祖父が取った作戦は「外には常に一人しか出ないこと」。

要するに、おそ松さん一家が、ご近所からは一人息子だと思われているようなもんです(おそ松さんは六つ子ですが・・)

7つ子に付けられた名前は、月曜、火曜、水曜・・・っていう安直さですが、その名の通り、自分の曜日にしか外に出ることが出来ません。

7人は帰宅すると全員でその日の経験を共有し、不自然がないように暮らしていますが、いくら7つ子とはいえ、個性も性格も異なります。

そうしているとある日、月曜が外出したまま帰宅しないという事態に。火曜はやむなく、月曜が居ないまま翌日外出しますが・・・という話。


見た感じ低予算感が満載の映画ですが、脚本の面白さで十分に乗り切れる作品。終わり方も秀逸でした。

あまり事前情報を入れずに視聴されることをオススメします!
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