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METライブビューイング2017-18 プッチーニ「ラ・ボエーム」

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METライブビューイング2017-18 プッチーニ「ラ・ボエーム」の作品紹介

METライブビューイング2017-18 プッチーニ「ラ・ボエーム」のあらすじ

1830年頃のパリ。詩人のロドルフォと画家のマルチェッロは、屋根裏部屋ぐらしの芸術家仲間。お金はないが、夢と希望、そして友情には事欠かない。クリスマス・イヴの夜、ロドルフォは同じ屋根裏部屋に住むお針子のミミと恋に落ちる。芸術家仲間の哲学者コルリーネや音楽家のショナールも加わり、カルチェ・ラタンでイヴの夜を楽しむ一同。マルチェッロは元恋人のムゼッタとよりを戻す。  だが幸せな時は短かった。ミミは重病にかかっており、ムゼッタは浮気性。ロドルフォは貧しさのためにミミの治療ができない自分を責め、マルチェッロはムゼッタの奔放な態度に怒る。2組の恋の行く手は果たして…。

METライブビューイング2017-18 プッチーニ「ラ・ボエーム」の出演者

原題
製作年
2018年
製作国
アメリカ
上映時間
186分

『METライブビューイング2017-18 プッチーニ「ラ・ボエーム」』に投稿された感想・評価

Aika

Aikaの感想・評価

3.8
あまりにオペラは知識不足なのでしばらくMETはお休みする予定でしたが、これは別、絶対に外せなかった演目。

プッチーニの「ラ・ボエーム」

なぜならこのオペラは愛してやまないジョナサン・ラーソンのミュージカル「Rent」の原案なのです。
(ちなみに映画「ムーランルージュ」の原案でもあるそう。)

「Rent」は私がミュージカルにハマるきっかけとなった作品で、今でも世界中で愛され未だに世界ツアーもやっている伝説的な人気ミュージカルで映画化もされてます。

このオペラを元にしたといってもどれくらい似ているのか知らずに観たら、かなり似ている点があってびっくり!!

ボエームはイタリア語のオペラ。でもRentの登場人物の名前までもボエームから来てるとは!
ロドルフォ→ロジャー
マルチェルロ→マーク
コルリーネ→コリンズ
ミミなんてミミのまま!

キーとなるシーンも見覚えがあるものばかり。
でもオペラは主役二人は出会って即恋に落ちるもののヒロインは儚げに死ぬことが多いけど(偏見)、さすがに舞台が1990年代NYでのミュージカルでそれは不自然。
ボエームのストーリーにしっかりと肉付けし、キャラクター達にもっと強い個性を与えて傑作ミュージカルを作り上げたラーソンの手腕を改めて感じ、Rent愛がより深まりました♡

オペラの話に戻ると、最近仲良くしてるオペラ歌手の卵ちゃんによると、今回演出を手がけたフランコ・ゼフィレッリは絶対に間違えのないホットな演出家だとのこと。
オペラ超初心者からしたらそう言われたらそう見えてくる…笑
でもアンサンブルが200名超、全幕合わせて30トン!!!の舞台装置を使っている超豪華仕様。もう有無を言わさぬ迫力がありました。
ライブビューイングならではの幕間の舞台転換の様子も面白かった〜

マイクを使わず生歌勝負のオペラ。うっとり歌いながらさり気なく超絶技法を繰り出してくるのは本当にすごい。
特に今回は登場人物に肉食系が多く、パリの話のはずがラテンの雰囲気すら漂う。うっとり度も濃かった。
それでもプッチーニは初心者にも聴きやすいメロディだし、ストーリーはRentと同じだからわかりやすく、いつもより気楽に楽しむことができた。

「Rent」を完全に理解するには絶対に通らなければいけない作品だったので、観れる機会に恵まれて本当によかった。

ちなみに「Rent」はこの夏来日ツアーがあります。ほんとーーに素晴らしいミュージカルなので興味がある方はぜひぜひぜひ!観てもらいたいです。チケット絶賛発売中です!(私は関係者ではありません)
みち

みちの感想・評価

4.0

どうしても観たかった。
映画『つぐない』でロビーがセシーリアに手紙を書く場面で彼がかけていたレコードが ラ・ボエームの有名な二重奏“O soave fanciulla”だった。そのシーンと歌の美しさに惚れ惚れして、何という曲なのか思わず調べたのが私がオペラにも興味を持つようになったきっかけである。イタリア語の意味もわからないのに、CDを買って家で聴いていた。

そしてやっぱりソニア・ヨンチェヴァの豊かで伸びやかな声がすばらしかった。ロドルフォが “Che gelida manina” を歌っていたときに実はうとうとしかけていたのだが、ミミの “Si, mi chiamano Mimi”が始まるとはっと目が覚めた。好きなアリアだ。こないだの『トスカ』と本作ですっかり彼女のことが好きになった。今後の出演作にも期待したい。

トスカに引き続き舞台装置が見事だったが、第三幕の雪の場面は薄暗くてちらちら雪が降っていて本当に寒そうで、演出(?)の力はすごいと改めて思った。
METのライビューっていつもこうなの?
幕間のバックステージ風景はともかく、インタビューもともかく、
次回予告や宣伝を合間に挟むのやめていただきたい(-""-;)
その作品に集中させてよ。。

それにしても
役者も裏方もとにかく人の多いこと!
すっごーーーい。舞台転換っていうより、もはや1から作り替えじゃん。
1幕→2幕の時に、舞台に人乗せた状態で移動させるんだけど、
スタンバイしてる役者さんたちは普通に雑談してたりして、まるで19世紀の街中を普通に撮影してるみたい。
人が多過ぎて、決められた動きをしてるんだろうけど、普通によくぶつからないなぁ、と。

プッチーニ生誕150年記念か何かでDVD化した「ラ・ボエーム(2008)」を見ようと試みて挫折したことがあるんで、
私は英語以外のミュージカルや、ミュージカルとはちょっと違う声楽オペラには馴染めない…と思ってたけど、
本当ーにただただ馴染みなかっただけらしい。

普通に観たよ。良かったよ。

これはアレだな。
1万人の第九とレミゼのおかげ。
レミゼはオペラではないけど、4部混声だもんね。
ソプラノって美しいけど、耐性無いと歌詞拾って聴くのは難しいよね。
ミミ、
何であんな寝た姿勢でソプラノ出るんだ!Σ( ̄□ ̄;)

まぁ、どうしてもRENTと比較しちゃうけど、
別にどっちに比べてどっちがどう、ということはなかったかな。
RENTの主人公・映像作家のマークが画家のマルチェッロ、
ミュージシャンのロジャーは詩人のロドルフォ、
大学教員のトム・コリンズが哲学者のコルリーネで
なるほどな~、と思うRENTの設定。

RENTで唐突過ぎて「何で?」ってシーンは、
元ネタがラ・ボエームと知ってたら納得いく部分が多い。

モーリーンはムゼッタの方が魅力的。
てゆか、モーリーンの魅力ってこういうことだったのか。ただの破天荒な役かと思ったら……。
ミミに関しては、クラブダンサーのミミもお針子のミミも、本質は変わらないように見えたね。

オペラは1フレーズ1フレーズ長くて、話はまとめると短いし浅いのね。
でも舞台装置とか圧倒的な迫力があって、第3幕なんて本当に寒そうだったし、何せ生オケですよ。すんごい臨場感たっぷりで感情揺さぶられずにはいられない感じ。

ただ、元々RENTへの肩入れ強いので
そういうラ・ボエームの凄いとこ観ても
「あのシンプルな舞台装置でいろいろやっちゃうRENTって改めて凄いなぁー」という結論に至りました(*´・ω・`)b☆
RENTはあんまり転換とかしないんだよね。

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