名曲リベルタンゴの生みの親、アストル・ピアソラ。バンドネオン奏者となった彼は、伝統的なタンゴを活かしながら、ジャズやクラシックなどまったく違うジャンルの音楽をあえて取り入れ、独自の“ヌエヴォ・タンゴ”(新しいタンゴ)というスタイルを編み出した。作曲した音楽は、ヨーヨー・マやクロノス・カルテットなどの超一流音楽家にもこよなく愛され、いまだに演奏され続けている。 彼のパフォーマンスと自身が自己最高の音楽形態と振り返る「ニュー・タン ゴ・カルテット」時代の音楽をふんだんに使用し、様々な葛藤を抱えながらも“踊りのための伴奏音楽”といわれたタンゴを伴奏から主奏へ、脇役から主役へとその音楽を昇華させた、ピアソラの想像力の源と魅力に迫っていく。
1970年代半ばに突如現れたエレクトリック・ベース・プレイヤー。1976年に人気ジャズ・フュージョン・グループのウェザー・リポートにベーシストとして加入。同年に発売したファースト・ソロ・ア…
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>>続きを読む第二次世界大戦前夜、ナチス統治下のドイツからアメリカに移住した二人の青年、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ。 大のジャズ・ファンであった彼らは、1939年にニューヨークで小さな…
>>続きを読む© Juan Pupeto Mastropasqua