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台湾、街かどの人形劇

台湾、街かどの人形劇の作品紹介

台湾、街かどの人形劇のあらすじ

映画『戯夢人生』(93)など候孝賢映画の名脇役にして、布袋戯の大家である李天禄。 長男・陳錫煌は、母の姓を継いだ事で父との間に深い葛藤が生まれ、自身が80歳を超えた今も、そのわだかまりは消える事はない。 13歳から布袋戯の人形師として芸を磨き、家を継ぐこと、名前を継ぐこと、芸を継ぐこと、親子でありながらも師弟であるが故の深く抜け出しがたい感情。 どの時代にも共通する、親子のそして師弟の葛藤と、天命を知る者ゆえの闘いの記録が描きだされる。

台湾、街かどの人形劇の監督

ホウ・シャオシェン

ヤン・リージョウ

台湾、街かどの人形劇の出演者

チェン・シーホァン

原題
Father/紅盒子
製作年
2018年
製作国・地域
台湾
上映時間
99分
ジャンル
ドキュメンタリー

『台湾、街かどの人形劇』に投稿された感想・評価

桃龍
3.5
このところ、中国の伝統的な物語の映画がよく上映されている。
「封神演義」の実写『封神・妖姫とキングダムの動乱/封神~嵐のキングダム~』『封神・激闘!燃える西岐攻防戦』。
「封神演義」のアニメ『ナタ転生』『ヨウゼン/新封神演義・楊戩』。
そして、劇場版2作に続く台湾の人形劇ベースの『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 最終章』。

本作は「布袋戯」と呼ばれる台湾の人形劇の伝統をなんとか継承しようとする“父”のドキュメンタリ(英題はFather)。
「誰にでも教えるから」と言う80代の人間国宝は「もう台中や台南には、やる人がいません」と言われ、西洋の女性をも弟子にする。

布袋戯は日本人には馴染みがないので、終盤数分の名人芸を先に見たほうがいいかも。片手に付けた人形が、傘を広げたり、地面の皿を棒で拾って回したり…。細かく豪華な衣装や伴奏も素晴らしい。
AOI
3.6
【衰退していく布袋戯(ほていぎ/台湾の伝統的な人形劇)の現実と人形遣いらの思い】

全く知らなかったが、目を引くのは人形の美しさ
自分は辻村寿三郎氏の人形の造形が大好きだが、布袋戯の人形のお顔もとても美しい
また、赤い箱とその中身が妙に目に焼き付く

特殊な家族の事情はよくわからないが、布袋戯を守り絶やさないため、人間国宝である師匠自らの姿勢に感銘を受けた

需要の減少や高齢化と後継者不足で、日本でも衰退していく伝統文化は多いが、人間国宝でもそれだけで生活していけないとは…

国が知恵を絞って守らなければ、いつかは無くなるのかもしれないと思うと残念でならない
台湾の人間国宝素晴らしい。彼の手でミニ京劇の様に人形に血が通う。母の姓を継いだ彼は父との確執に悩む。晩年は衰退する芸の継承に心血を注ぐ。伝承する様は気迫るものがある。’赤い箱の神様’は誰の手に渡るのか。

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