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六つの顔
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六つの顔の作品紹介

六つの顔のあらすじ

650年以上にわたり受け継がれ、人々を魅了してきた「狂言」。その第一人者であり、芸歴90年を超える今もなお、現役で舞台に立ち続ける人間国宝の狂言師・野村万作。映画は、ある特別な1日の公演に寄り添い、万作が磨き上げてきた珠玉の狂言「川上」と人生の軌跡に迫る──。監督は、『ジョゼと虎と魚たち』、『のぼうの城』の犬童一心。アニメーションを『頭山』山村浩二、ナレーションをオダギリジョー、監修を野村万作と野村萬斎が務める。豊かな映像表現で織りなす、至高のドキュメンタリー映画が誕生した。

六つの顔の監督

犬童一心

原題
公式サイト
https://www.culture-pub.jp/six-face/
製作年
2025年
製作国
日本
上映時間
82分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
カルチュア・パブリッシャーズ

『六つの顔』に投稿された感想・評価

3.9
映画「国宝」が大ヒットしているのもあって、人間国宝への憧憬が強い今だからこそ鑑賞できてよかった作品。
1934年に3歳で初舞台を踏み、戦中・戦後を生き抜き、芸歴90年を超え、94歳の今なお現役で舞台に立ち続ける狂言師・野村万作。
今作は、文化勲章受章記念公演が行われた2024年6月22日、万作93歳の誕生日という特別な1日に密着したドキュメンタリー。

⚠️鑑賞しないときっと凄さは伝わらない作品なので以下気にせずネタバレ⚠️
https://note.com/chinaco_cinema/n/nc562928a37cc?sub_rt=share_sb





93歳にして、何かに頼らずサクサク歩く
とても明瞭に矍鑠とした姿に、生涯現役の姿を見る。

今作を観た後で書いているので、万作「先生」と思わず呼ばずにいられない畏敬の念をもっているが、最初は野村万作その人の人生のダイジェスト的な作品なのかと思っていた。

確かに戦中戦後を経て、狂言を続けることに悩む父親の話などは挟まれる。
万作先生の祖父に至っては、地方からやってきて市役所の職員をしながら狂言を行っていたという。

映画「国宝」の中でも、明治期になってから古典芸能に関しては西洋文化至上主義時代があったせいで、衰退した時期を冒頭描いていた。
狂言もその憂き目にあっていた時代のもあったんだろうと想像はする。


私は古典芸能に本当に疎い。
祖父母が少しだけ能や地元の万歳的なものと関係があったので時々つれていかれた。

とても正直な子供の意見を言えば
「日本語としてわからない話し方をしている」
「なんだか仮面が怖い」
「突然奇声を発する」
そんな退屈な時間であった。
祖父母も終わったらお菓子を買ってあげるから!と餌をぶら下げ釣っていたように思うが、古典芸能エリートにはならなかった。
ただトラウマを植え付けただけだったので、西洋至上主義な「洋画サイコー!!」な子供になってしまった。

ちなみに、能楽の中に能と狂言と式三番が含まれる。🫛
今作を観て狂言は面白いなあと、改める気持ちにはなったので、見て良かったと思う(*'▽')

六つの顔のタイトル通り、色々な演目の仮面を被り、また祖父や父の顔を通じて今の万作先生があるということは、ドキュメンタリーとして、本人の口から語られる。

300年以上続く、狂言師家系の野村家に伝わる言葉
「猿に始まり、狐に終わる」
3歳の初舞台「靱猿(うつぼざる)」の子猿役から、技術的にも高度な「釣狐(つりぎつね)」まで。

万作先生が80歳近くでその狐役をした舞台も流れるが、舞台で一回転する姿に驚く(;'∀')
森光子の「放浪記」のでんぐり返りが御年80歳を超えてやっていたことが話題になっていたが、あれはマットを引いて前転だったにも関わらず、こちらは狂言の舞台で普通に前宙返りを行う。
流石に90歳を超えた今はこのアクロバットな芸はやらないというが、狂言はこんなに激しいこともするのかと驚く。

今作はそんな歴史的な説明はさっさと終わり、野村万作90年の芸の研鑽の先を御覧じろという。
実際の演目「川上」をまるまる上演する。

鑑賞者にその芸の境地の感想や判断は任せますね、とでもいわんばかりだ。


吉野の里に住む盲目の男が、川上の地にある願いが叶う地蔵に参詣し、目が見えるように願をかけにいく、、、


この主人公を万作が演じ、盲目の男が杖カツカツしながら歩いてくるところから話が始まる・・・

言葉で表現するのが憚られる気持ちになる。
圧倒される。
色んなものを超越して人間が愛おしいと思える。
凄まじかった。

良いものを見れて得だなあと思った。
一緒に見ていた友達は終わって第一声
「え?80分あった!?」と言っていた。
それほど濃密な時間だったとおもう。


いつまでも父親・六世野村万蔵の芸には到達できないという万作先生。
93歳でも到達できないという芸への謙虚さと、その世界にクラクラする。
どこまでも真っ直ぐで、純粋な芸への想いを語る姿。
父は俳句が好きだったけど、自分にはなんの趣味もないという。

その父親が、芸はそこにあって常に月を見上げるようだと詠う俳句。
犬童監督から「まるで万作先生に向けたような俳句ですね」
といわれた瞬間、大いに照れて(/▽\)///「イヤイヤー!」と否定して笑う姿に少年や、今でも息子の純粋な姿を見た。
破顔一笑。可愛い。

純粋さとは、、、の境地をみたように思う。
素晴らしいドキュメンタリーでした。

劇場を出てから話し方や所作がちょっと狂言師ごっこになってしまうミーハー。
いざいざ、酒宴と参ろうぞ、参ろうぞε=(((((ノ・ω・)ノ
月
4.2
犬童一心監督・脚本(「ジョゼと虎と魚たち」「のぼうの城」)
監修:野村万作 野村萬斎
アニメーション:山村浩二

ナレーション:オダギリジョー

野村万作
野村萬斎
野村裕基
三藤なつ葉
深田博治
高野和憲

日本で650年以上にわたり受け継がれてきた伝統芸能・狂言の第一人者、人間国宝の狂言師・野村万作を追ったドキュメンタリー
(2025年公開 82分)


人に歴史あり

狂言の舞台そのものを観たことはないけど、心底、観劇したいと思った今作でした

そして、
舞台に立ち続けて90年の「野村万作」という人の
真摯な姿勢、プロとしての矜持
『人間愛』を表現したいという気持ちに心が震えました

2023年には文化勲章を受章し、翌24年6月には受章記念公演として「川上」上演

今作では、その公演が行われた特別な1日に寄り添いながら、万作が自身の過去や父や息子(野村萬斎)についての思いも語ったインタビューも収められていました

作中の音楽はどこかコミカルで
カメラワークや演出は、犬童監督らしさが溢れてました♪

ドキュメンタリーなんですが『川上』をたっぷり観せてくれるし、アニメというか「絵」で野村万作の六つの顔を描写もしてくれてて
82分とは思えないお得感と見応えでしたよ✨



『ややあって
また見る月の 高さかな』



〈能と狂言の違い〉

猿楽から発展した能と狂言

能は、舞踊的要素が強く、抽象的・象徴的表現が目立ち、悲劇的な内容の音楽劇

狂言は、物まね・道化的な要素を持ち、失敗談を中心としたシナリオおよび、様式をふまえた写実的、ときには戯画的な人物表現を通じて、普遍的な人間性の本質や弱さをえぐり出すことで笑いをもたらす
↑一部Wikipediaから引用
最後、ほぼほぼフルみたいな狂言の物語見られるのが豪華すぎる。『国宝』が取り上げた歌舞伎、今作が狂言を。今年はそういう流れが来てるのかな。日本の文化への理解と尊敬が高まる。

---
観た回数:1回

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