六つの顔の作品情報・感想・評価

『六つの顔』に投稿された感想・評価

緑
3.5
このレビューはネタバレを含みます

野村万作の生い立ちと
93歳で演ずる「川上」全編の
ドキュメンタリ。

ドキュメンタリとしては非常にあっさり。
幼少期の戦争のときのことは
装束が燃えないよう土に埋めて隠したという
強いエピソードが…

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R
-

素晴らしすぎて、終始、ボロ泣き。。

万作さんをはじめとした狂言師が、これまで積み上げてきた日々の成せる表現。

呼吸が、衣服のささやかな音が、足音が、眼光が、声色が。

心に届く要素が、幾つもある…

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最後、ほぼほぼフルみたいな狂言の物語見られるのが豪華すぎる。『国宝』が取り上げた歌舞伎、今作が狂言を。今年はそういう流れが来てるのかな。日本の文化への理解と尊敬が高まる。

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観た回数:1回

「芸は人なり」。その言葉の真髄を拝見した思いです。万作先生の道を歩かれるお姿、お舞台に立たれるお姿、インタビューにお答えになるお姿、そしてナレーションに吹き込まれたそのお声。存在そのものが芸なのだと…

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観たかったのですが…地元近辺(熊本県は含むも、長崎県を除いた九州中北部近辺)では未封決定(公開無し決定)だそうですので…是非群れる皆様には…改(あらためて)観てほしいドキュメンタリー映画です。
pherim
4.0

3歳で舞台に立ち、94歳現役の人間国宝・野村万作。

息子/萬斎や孫/裕基の語りにより、後半演じられる狂言「川上」舞台上で何が交わされているか複眼的に分かる構成の秀逸な犬童一心監督作。

オダギリジ…

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古典芸能好きにはたまらない映画。
芸歴90年の凄みが画面からもひしひしと伝わってくる。
川上が丸っと入っているのだけど、字幕がついているので、狂言初心者にもおすすめ。
no58
4.9

ガチの人間国宝である、狂言師野村万作氏のドキュメンタリー。

94歳で現役で、芸を極める、ということがどのようなことなのか、芸にひたすら向き合ってきた人だからこそ言える言葉たちにぐっときた。

途中…

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tohko
3.5
「釣狐」の軽やかさ、人間味あふれる「川上」素晴らしかった
芸歴90年以上で心身ともに充実し なおも高みをめざす万作氏の生き方に感銘を受けた
ナレーションはオダギリジョーさん

犬童一心監督「六つの顔」(完成披露試写会@早稲田大学大隈講堂)を観て。のメモ。

人間国宝、野村万作。これぞ本物の”国宝”だ。90才を過ぎて、舞台に立つ。荷物は自分で持つ。杖をつかずにひとりで歩く。…

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