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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ーの作品紹介

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ーのあらすじ

ロシア支配下のチェチェン共和国で国家主導の"ゲイ狩り"が横行している。同性愛者たちは国家警察や自身の家族から拷問を受け、殺害され、社会から抹消されている。それでも決死の国外脱出を試みる彼らと、救出に奔走する活動家たちを追った。本作品では、被害者の命を守るため、フェイスダブル技術を駆使し身元を特定不能にしている。世界はこの大罪を止められるか。

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ーの監督

デヴィッド・フランス

原題
Welcome to Chechnya: The Gay Purge
製作年
2020年
製作国
アメリカ
上映時間
107分
ジャンル
ドキュメンタリー

『チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー』に投稿された感想・評価

ハバネロ級の激辛な皮肉を加えたタイトルが俊逸。

ようこそ、と言われてこんな国に行きたくない。住みたくない。

それはロシア連邦の一部であるチェチェン共和国における、同性愛者を標的とした当局による拉致、投獄、拷問…そして殺人。

そんな蛮行が行われている国で、同性愛者達は息を潜めて暮らしている。実の父親に殺されると、娘が怯えている。

LGBTQのチェチェン難民を救おうと、活動家は何とか彼らと接触し、避難させ、国外脱出に奔走する。

このドキュメンタリー映像に映る、渦中の性的少数者達を守る為、フェイスダブルという技術でデジタル的に覆われた仮面。映像としての不自然さは否めないが、彼らの命を守る為であり、それだけ危険な状況にあるという緊迫感に胸が震える。

「チェチェンにゲイはいない」
粛正の事実すら認めず、彼らを人間以下だと公言する独裁者。プーチンを信奉するラムザン・カディロフである。

目を覆いたくなる程、非人道的な暴力映像。自由や平和や多様性とは程遠い、今世界の片隅で行われている現実(リアル)。

国際社会は問わなければならない。

難癖をつけて他国を武力で侵略するロシアも、LGBTQの人々を暴力で社会から抹消しているチェチェンも。

自分と違うというだけで、
何故にこうも酷い行いが出来るのか。
理解に苦しむ。

多様性を認めるというのは、空を見上げ、虹を見つけて、七色のグラデーションの美しさを視認出来る事だと思う。きっとチェチェンの指導者も、差別や暴力に加担している者も、たとえ彼らが虹を見つけても、きっと白と黒にしか見えないんだろう。

皆んな、色々。
皆んなが彩り豊かな暮らしを送る権利を持っている。たったそれだけのシンプルな原則を守れないなら、いつまで経っても、この世界から差別も偏見も暴力もなくならない。

ビザが発行されるのを待って6ヶ月、部屋に籠る生活に耐えきれず姿を消した少女の行く末が気になる。
Q:貴国では同性愛者が拘束され拷問、虐待を受け殺害されているというが事実か?
A:我が国に同性愛者は1人もいない(よってそんな事実は存在しない)。
議論が全く噛み合っていない。
ロシア連邦に属するチェチェン共和国で弾圧されるLGBTQの人々に迫るドキュメンタリー。性的マイノリティーの人々の存在を認めようとしない国で、当局の拘束や拷問の恐怖におびえながら暮らす人々を活動家たちが救おうとする様子を追う。
かつてナチスドイツは同性愛者を弾圧していた。同じように同性愛者を弾圧する国が「ナチスからの解放」を大義名分に、ユダヤ系の先祖を持つ大統領が治める国に武力侵攻する。悪い冗談にしては、出来が悪過ぎる。
今作では同性愛者個人が特定されないよう、登場人物の顔をCGで変えている。おそらくスマホとかのアプリの顔変換ソフトを、より高度にしたものを使用しているのだろうが、その出来があまりに自然すぎて、逆に映像加工の世界の恐ろしさを感じてしまう。ただ、匿名よりも、やはり実名の方が真実性の担保になるし、説得力が増す。たしかに取材対象者の生命に関わってくる以上仕方ないのかもしれないが、複雑な気分になってしまう。フェイクとリアルの境目は私達の想像以上に曖昧になってきている。
今作の取材は2018年頃までされていたようなのだが、COVID-19の猛威が吹き荒れ、国境を越える移動が自由に出来なくなった現在、彼らの活動はどうなっているのだろうか?とても気になるし、とても心配だ。
4.5
ロシア支配下のチェチェン共和国で平然と行われるゲイ狩り。その迫害から逃れようとする当事者達と彼らを助けようとする人々に迫ったドキュメンタリー。
これは見ていて怒りしかわかない。多様性が叫ばれ国籍や人種を問わず一人一人が自分で生き方を選択できる現代においてあのナチスドイツが行っていたホロコーストと同じ事をやっている国があると言う衝撃的なんて言葉では片づけられない事実。
こんな残酷異常な国が核保有国という事実に心の中が虚無感や絶望感で一杯になる。
自分は性的マイノリティではないけどこの映画を見たLGBTの方達の心情はトラウマなんて言葉では語れないはず。この映画はもっとたくさんの人達にみてほしい。そしてこの世界の片隅で行われる残酷な暴力の前に恐怖している人達の姿を目に焼き付けてほしい。その上で自分と同じ様にこの映画を見た心の内を叫んでほしい。同性愛者でないから関係ないとかそんなレベルの話ではない。あんな事は人間として認めちゃいけない。許してはいけない。一人一人の小さな声がやがては大きな力になり現実を変える事もあると自分は思います。
この映画を制作した方達と出演者にこの現実を世界に知らしめた事に対して心からの感謝をすると共にその後も無事でおられる事を願います。

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