ネットフリックスドキュメンタリー。
ある軍人の家族の話。
いろいろなことを考える。
戦争が良いとか悪いとかじゃない。
コミュニティーや家系から逃れられず軍人になってしまうパターンもあるんだな。

ポリコレ映画が無理矢理見せようとする世界とは全く違う世界がこの映画にはあった。
正直、ポリカスは宗教並みに嫌いだが、この映画に出てくる家族は、いいのか？と疑問を持つ。
ちょっと、感動家族物語風に見せて闇しかない。
愛国心はいいけれど、それでいいのか？
という思いしかない。

なんで『アメリカン・スナイパー』を家族で観に行く？
この家族にとってキツくないか？
ということと、『アメリカン・スナイパー』は戦争批判の映画なのに、おそらく、そう感じてないんやろな。
ってことを感じたね。
まさしく、アメリカには世界が２個あるってことなんよ。

狂気を感じるが、そこにはちゃんと家族愛とかもあって、白とも黒とも言い切れない居心地の悪さを感じるドキュメンタリーだった。
危険なものを見たような気になる映画。

戦争映画に出てくるたくさんの兵士ひとりひとりにも家族が居るわけで。
そんな兵士の家族物語
「台本あるの？」と思えるほど息子ちゃんらの発するリアルな言葉が台詞並み
このようなドキュメンタリーを撮るにあたり、数人の兵士らを同時進行に撮影しピックアップして作品にするのだろうか、、、とかくだらない事を思ってしまうほどドラマティックな実話で頭が痛くなるほど泣いてしまった。。。

• #がい2020
• #がいネト

どんな映画よりも、ドラマティックで悲しい物語のドキュメンタリー映画でした。

親が子供の将来を決めるのは間違ってると思うんですよね…
この親子の関係性や立場は一視聴者の私たちには理解し尽くすことは難しいけれど、それにしたってなんだかやるせない気持ちになりました。


愛国心って私たち日本人にはあまりないものかもしれないからこそ、アメリカ軍人の愛国心の強さに驚きを隠せないし、自分の人生を国に捧げるって、なんだか本当に昔の軍人の思想で、これぞ負の連鎖。

もっと違う角度の世界を見せてあげる人が、誰か1人でもいたのなら、彼の子供たちはまた違った幸せを掴めたのではないでしょうか。