息子を28年前に殺され、ようやく殺害者の死刑が明日執行されることになる。しかし28年という長い月日は母親の心をボロボロにし、娘との間にも深い溝ができていた。執行の立ち合いのために刑務所に向かう親子だったが、さらにその溝が深まることになる。
43歳のビジネスウーマン・晴美。2年前に1人娘のみちよが嫁ぎ、現在は夫と2人で平凡に暮らしている。そんなある日、みちよが婿(むこ)の孝司に殺されてしまう。孝司は死刑判決を受ける。当初は死刑…
>>続きを読む終末期医療の決定。集中治療室に横たわる患者本人だけでなく、医師や家族にとって倫理的・精神的に困難なこの決断プロセスに向き合うショートドキュメンタリー。
会社を辞め、1人で母の介護をするトン。ほかの家族は家には寄りつかず、母はそばにいるトンに辛く当たるしかなかった。そして、介護鬱になったトンは、ある事故を起こして最愛の母を死なせてしまう。裁…
>>続きを読む失踪した娘を捜すうち、数々の未解決殺人事件の存在を知った母親が、真実と正義を求めて闘い続ける。実話に基づくドラマ。
渡辺多佳子さんが4歳の頃、突然、性虐待は始まった。加害者は、自分の父親だった。“魂の殺人”と呼ばれ、被害者の心に深い傷を負わせる、性虐待。50年以上もの苦しみを経て、多佳子さんは決意する。…
>>続きを読む凄惨な事件で家族を失った後、ライドシェアサービスのドライバーとして失意の日々を送る男は、ある乗客を乗せたことをきっかけに、自らの悲しみと向き合うことを余儀なくされる。
苦しい自宅出産の先に待っていたのは、予想もしなかった大きな悲しみ。失意の中、パートナーや家族にも心を閉ざす女性は、やり場のない感情に飲み込まれていく。
©︎ NATIONAL FILM AND TELEVSION SCHOOL 2019