消えない罪の作品情報・感想・評価

「消えない罪」に投稿された感想・評価

para

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3.9
Netflix作品、期間限定劇場公開

あまり期待せずに鑑賞したこともあり、想像した以上に良かった。(タイトルが意味深で、思っていた話と異なっていた驚きもあり。)

サンドラ・ブロックの熱演。

一度でも重罪を犯すと例え釈放されても娑婆は針の筵で、真っ当な人生を歩めないのだなあ。
と思いながら鑑賞していると、、、


劇伴が重厚で良いなぁと思ったら、ハンス・ジマー共同でクレジット。さすが御大。
JIHO

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2.5
オールドスタイルのハリウッド映画。
サンドラ・ブロックが保安官殺しで服役、
模範囚で出所した後、彼女には目的があったそれは、
ってストーリー。
20年くらい前に製作されたような古めかしいストーリーにげんなり。

サンドラ・ブロックにはコメディのジャンルにリターン希望。
2na

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3.4
「消えない罪」とはうまい邦題をつけたもんだ。
過去に犯してしまった殺人の罪、それは出所して社会生活に戻っても付きまとう、紛れもなく消えない罪であろう。
ただ、ラストで明かされるその罪の真相には、姉の妹への愛があったからこそなのだと気付かされる。
人生は続く「Life Goes On」この言葉で一気に不穏な展開を迎えていくあたりからドキドキでした。

終盤のピアノの伴奏で流れた曲はレディオヘッドの「Everything in Its Right Place」だったと思うけど、選曲もまた良かったです。
☆☆☆★★



一言だけ、、、


バカ兄弟の話と、ミスリード著しい妹の話を、もうちょっとくらい上手くは繋げられないのか?…と。


2021年11月28日 シネリーブル池袋/スクリーン1




映画の内容とは関係ないので此方に。


最後に身元引受け人が警官達に言う一言。

「レッツゴー、ワンカップ」

英語はさっぱり分からないのだけれど。これって野球映画の傑作『ワンカップ・オブ・コーヒー』の題名の基になった、、、

「コーヒー1杯飲む時間マウンドに上がっていた」

…と同じ意味で。「ちょっとの時間だけ話をさせてくれ」に近い意味合いなのだろうか?
333

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4.2

このレビューはネタバレを含みます

海外の批評が良くなかったため期待していなかったが、想像よりずっと良かった。

イギリスのミニドラマ版を観ていたのでストーリーは分かっていたが、それでもドキドキしたし新鮮にみられた。上手くまとめていたと思う。しかしほぼドラマと同じストーリーってのはびっくり。ハリウッドの御涙頂戴にはなってなかった。(まぁドラマ版のご都合主義な展開もそのままだったが。)

化粧っけなしのサンドラ・ブロックの賞狙い演技かな?と思いながらもすぐに惹きこまれた。彼女は大泣きしたり恫喝したりする派手な演技よりも今回の主人公のように、ブレイクに罪を打ち明けて店から出るシーンで涙を一瞬で堪えて感情に蓋をする演技や、ケイティが記憶を無くしていることを悟り、決意と共にパンケーキを食べるケイティを眺める切ない笑顔の演技が抜群だと思う。
胸を締め付けられた。

フラッシュバックが多様されていて気が散る、登場人物が多い割に各自を描き切れていないという面もあるが自分には許容範囲内(ロブ・モーガン演ずるヴィンセントとヴィオラ・デイヴィス演ずるリズがもうちょっと深みある役だとなーとは。)

主人公の身勝手さが思わぬ事件を起こしてしまう点は後味は悪いが、それでもラストには涙。ドラマ版よりかなりあっさりめの終わり方も逆に良かった。
そーだ

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3.8
思ったよりもいい映画だった。
悲しい結末を予想してたので、
そうじゃなかったのもよかった。

終盤、真相がわかったところで、
「あぁ、なるほど、そういうことか。」
と納得した反面、(映画では)よくある
話だな、と、ちょっと残念でもあった。

それを弁護士の奥さんにわかってもらって
協力してもらってのあの流れで、
映画的には最後に妹に気づいてもらえて
こっちもウルッと来たけど、
現実の話として考えると、
他人にあれを話してしまえば、
奥さんは弁護士に話しちゃうだろうし、
弁護士夫妻から今回のことで
より親しくなるだろう養父母の家の誰かに
いつかは伝わり、いつかは本人にも
伝わってしまうと思う。

映画はここで終わればいいけど、
さてこの姉妹に、というか、
姉と妹それぞれには
いつか穏やかな日々が
訪れるのだろうか?
特に妹にはここから大変な日々が
待ち受けているんじゃないかと
憂慮してしまう。

しかし、アメリカでは殺したのが
警官だというのは、特別なこととして
捉えられるのだろうか?

「警官を殺しただって!?」という部分に
事さらにみんなが大きな反応を示すのが、
ちょっとピンと来なかった。
 人によっては観たら死にたくなる映画かもしれない。当方がそうだった。

 映画の前半はサンドラ・ブロック演じる主人公ルース・スレイターに感情移入して世の中の全部が敵に見える。こんな世の中に生きる意味はない。主人公はどこかで死ぬ勇気を手に入れるべきだ。そう思ってこちらも死にたくなる。
 しかし後半になって、ルースが自分の欲求を満たすために他人の迷惑も顧みないで頼みまくる姿に、徐々に嫌気が差してくる。ほぼ他人に命令するかのような厚かましくも図々しい態度である。こんな主人公は早く自殺するべきだと思ってしまう。そして自省すれば自分もルースと変わらないことに気づいて死にたくなる。
 世の中が腐っているのか、自分が腐っているのか、それともその両方なのか、いずれにしろ死にたくなるのである。それだけ心を揺さぶってくる映画であり、サンドラ・ブロックの演技は凄かった。

 タイトルの「The unforgivable」は直訳すると「許すことのできない人々」となる。刑法上の罰を受けて刑期をまっとうしても、世間は許さない。法律と人心は違うのだ。殺人罪で服役した者は、出所してもまともに生きていけない。であれば、殺人罪の刑罰はすべて死刑にすればよさそうなものだが、世界は死刑廃止の潮流である。
 ルースは模範囚で刑期を短縮され、20年で出所した。ルースの命を支えたのも税金である。つまり刑務所が税金で運営されている以上、受刑者は税金で生かされている訳で、そのことも、犯罪者を許さない理由のひとつになっていると思う。
 ネットの時代だから、名前でサーチすれば前科などはすぐに明らかになる。出所した死刑囚の就職は困難を極める。社会復帰などという言葉は世間を知らない法律家のお題目に過ぎない。
 現行犯を除いて、すべての容疑者には推定無罪の原則が適用されることを人々は忘れている。警察に逮捕された瞬間に犯罪者となってしまうのだ。法律家は冤罪の場合に取り返しがつかなくなることを恐れて死刑を廃止したいようだが、40年も50年も収監されたあとで無罪になったとしても、人生は取り返せない。いっそ死刑にしてほしかったとなるのではないだろうか。
 警察は検挙率を上げたい。一度、窃盗犯がでっち上げられている可能性の高い現場に遭遇したことがある。横断歩道で信号待ちをしているときに、横で待っていた自転車の中年男性に二人組の警察官が自転車の登録性はありますかと話しかけた。男性は不快感を隠そうともせずにないよと答えた。警察官は笑顔で、ではちょっとご同行願えますかと言った。笑顔ではあるが、有無を言わせない口調である。男性は仕事で忙しいと抵抗したが、結局は連れていかれた。

 様々な問題が想定される作品で、それらの問題を一身に受けたようなルースの無表情が大変に重い。喜怒哀楽や警戒心、敵愾心などを全部合わせたら無表情になるのではないかと思わせる無表情なのだ。
 犯罪は独善と不寛容である。子供を虐待する親は、子供が自分のものだという独善から、最悪の場合は子供を殺してしまう。ルースにも同じ独善があったのではないか。
 鑑賞後に、解決されない問題が心にわだかまり続ける。名作ではないかもしれないが、問題作であることは間違いない。
とある罪で服役していた主人公が出所後、離れ離れになった妹を探そうとするが、そこに待ち受けていた社会の冷たさを描いた
これまたNETFLIXの劇場先行作品。

サスペンスドラマですが、終始緊張感もあって、面白かったです。

正直、勘の良い人ならラスト付近のあれとあれは途中で気付いてしまうかも知れませんが、集中力を途切れさせない出来でラストまで見応えありました。

サンドラ・ブロックさんとアシュリン・フランシオーシさんでは歳の差的に姉妹より親子の方が?とも思ったのですが、アシュリンさんも童顔なだけでアラサーなのね😂

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