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七人の挑戦者
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目次

七人の挑戦者の作品紹介

七人の挑戦者のあらすじ

一つの誓いに七つの顔!命がいらなきゃ集まりやがれ!大都会の暗黒に挑む熱血の野郎ども!!...暴力と陰謀でジャズ界をむしばむ悪徳ボスに敢然挑戦する、それぞれ変わった性格と経歴を持った七人の男たちが、正義の鉄拳で捲き起こす白熱の豪快アクション篇。

七人の挑戦者の監督

松尾昭典

原題
製作年
1961年
製作国
日本
上映時間
85分
ジャンル
アクション

『七人の挑戦者』に投稿された感想・評価

秋葉組の暴力三昧、テナーサックス二谷の兄貴が街に帰ってきて奴らに妨害されながら仲間集め。前半の高揚感ちょう最高。セブンガイズが揃う最後の最後に歌いながら看板直す杉山さんの仲間入りのくだりも最高。バンド対決かと思いきや、ヤクザの親分神山繁が出所してきて麻薬密売にシフト。小高さんが尾行してた近藤宏サンが質屋入って裏口から出たと思いきやそれが梅野さんにすり替わってたってシーンかっこいー。オフホワイトのギャングスタファッションがアンタッチャブルのビリードラゴみたいだしその後埋め立て地にゴミと一緒に棄てられるのとか、クラブの機械ルームでグルグル回るデカいヤツとかセットも懲りまくり。最後のムーランルージュのビルの屋上での演奏からの空撮、いつのまにか杉山さんがトランペット吹いてるし。いやーよかった。二谷が埋め立て地に向かう車のミラーに揺れるデカすぎるマスコット…日活。


助監督は前田満州夫
3.5
こんなバンド絶対見に行きたいけどどこが1番アツいかってマネージャが小沢さんなとこだよな。
演奏はプロが当ててるのでしょうけどギターこれ上手いのか分からないな…。
演奏中に中座して戻ってくるのはシーン。
ヤクザがタイマンに応じるワケないじゃんという点は白けたけど音楽で勝負だ!とはならなかっただけ良かった。
小高さんの正体とか敵方の内紛ぽいのとか分かりづらいことない?
ラストシーンで武藤さんがタンクトップ1枚で演奏してたのブチ上がった。
✔️🔸『七人の挑戦者』 (3.3) 及び🔸『モンペさん』(3.7)🔸『別れも愉し』(3.8)▶️▶️

なかなか特筆の機会のない映画史に突出はしてないが、大好きな映画監督の存在は、個人的センスが見られてしまう。
松尾監督は、全く日活アクションには疎い私が、最初に好きになった監督の1人だ(清順とかは別にして。後やはり舛田か)。着流し任侠ものであろうと、破天荒コメディアクションだろうと、社会の歪みを描く問題作だろうと、極めてセンスがよくバランスとポイント抜き出しに優れ、しかし浮わつかずしっとりと日本情緒に下降して染み込む前で定着する、好ましく端正さで·泥臭さも昇華されてく作風。前にも書いたが、映画を見る度に、これは映画史上最高傑作かな、と思う。只、そう思ってるのはせいぜい篇中の、1.2分程度で、本作が序盤の全体の1/3も続いたは凄い。出陣出陣者らを囲み回るカメラ、真俯瞰からの動き、やられアクションのカットを割らぬ継いで継いでの美、ロケ場でも手前と奥のポイント同時進行、スクリーンプロセスや窓外書割り都市景の明るさ変容、ロケの衣装や美術でも原色点在の動きによる弾力含み。中盤は説明的描写に下がるが、ラストはだだっ広い草木もない空間の闘いやビル屋上(空撮俯瞰)のセッション稽古に、各々一堂揃い·正体現し入れ替り総出の楽しさへ。
「1人の復讐の念果たしから、皆が合わさってヤクザらを社会追放の念へ」麻薬ディーラーと繋がり、興行も暴力で押えてるヤクザ組織に、バンド閉め出し·暴力による負傷もだが、恋人や兄弟を死へ葬られた、ミュージシャンらがジャズバンド(再)結成で対抗以上·闘いへ。事件を明らかにし組織も潰してく。麻薬の運び屋や、麻薬捜査官らが、流れや予想と入れ替り、正体明かしてく。設定やベースのリアリティということでは、かなり途中から浮いてくる。いくつかの線のバランスや寄り合わせは、いいが。
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田中重も古株なのに、変な癖や巨匠気取りが一切なく、シンプルかつストレート、何か暖かい本質が届く感があり、好きだし、奢りのない素晴らしさがある。70ミリ超大作や女賭博師もの·ガメラものらもいいが、真骨頂は軽く明るい風俗コメディで、根っこの何気ない真摯さが胸をつくものがある。山本·若尾らの主演作には、映画史上ベストに置いてもいいものさえある。
さて、太平洋戦争末期の2本、もしかして戦後公開の手直し入ってるのでは、或いは戦争過酷化の前の企画·撮影なのか、と思った通りりする程、どちらも妙に時勢の切迫感がない。そして、純粋に胸をうつ。一見時局に即した自己犠牲の物語のようで、やはり人間の自発弾力が勝っているのだ。
『モンペさん』はいち早く戦時の模範的姿を強要もなく実践した、周囲からも模範的な未婚の若い女性のこと。銃後の、飛行機工場増産体制が求められそれに応えてる中、近隣の隣組の連携と協力の強化も同時に必要とされている。工場と隣組、それに退役軍人の参画が、銃後を高め、工場参加を待望されてるモンペさんは、まだ隣組で手離せない状態。ここに怪我の残る、極めて優秀な若い退役軍人が加わり、その新天地での存在は大きなもので、未だ威光ある退役将軍とも旧知であり、妻候補としてモンペさんが取り沙汰されてく。当初まんざらでものモンペさんだなが、彼をひそかに慕う·実際に下宿の世話をしてる将軍の孫に譲り、自分は、一時的滞在、それまで公用米滞在でその実態知って、今軍役に出ようとしている男を伴侶として選ぶ。
あくまで強面の展開·人物はおらず、協力して個と全体の充実を願う微笑ましさがゆかしい作だが、国策映画として、精神主義の貫徹、が米の物量主義侮れず、が浮わつかず、今を警鐘するくらいに、真摯に伝わりくる面もある。BO的切れ目入るのは、本来はもっと長い作かも。
タッチも質実として、映画的な一点集約から外れ、切返しもズレた、質朴した廻りに配慮した、自己の位置を押さえつづける、感じよく確かな手応えがあり。ラストの各場並行モンタージュめも、無理矢理感が全くない。
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逆に、再見のもう1本『別れ~』は、モダーンな公開歌謡放送局、病院臨場感、広々海洋船上のんびり感を絡め、旧落語的アパートを結束点として置き、(切返し互のもある)スーとした縦め移動多用が、伸びやか·スマートなリードしてく、時勢や感情絡みの重さを振り払った作。戦時中の非常時感少し出るが、無視するように、主体的な人間の責任感や愛情の形が引っ張ってゆく。
数時間だけの公用船の世界旅(戦争中出来たのか?を考えれば手直しが入ってるのか)の数時間だけの東京滞在、しかし夫との再会の為の時間確保の喜びも束の間、緊急の担当妊婦の早産にやはり自ら対応するを極める妻の、産婦人科医。再会はごく短時間になるも、より愛と互いの公私の存在意義·認識を高め、反比例的に晴れやか夫婦。妹と仕事仲間やアパート隣人らも、ヤキモキしつつ盛り立ててく。

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