小さな男のコタロウ(中村祐太郎)は、誰よりもヒカリのことが気になっていた。終電を逃した大晦日の夜、ついにコタロウはヒカリに告白をする。SNSのネタにもならないような、とてもしょうもない告白だった。翌朝、正月ムードの東京の街は、恋人にも友達にも戻れない二人を 浮き彫りにしていた。突然、ストーカー男が襲いかかってきても、レオタードの天使と一緒に歌をうたっていても、小さなコタロウ の震える心は、ヒカリの気持ちの行方ばかりが気がかりだった。これは、現代に生きる若者たちのリビドーと、恋愛の残酷さを描いた、始まりも終わりも無い、愛のお話である。
結婚を控えているカンナとマサオ。2人を祝福するため、聖なる夜にカンナの大学時代のダンスサークル仲間であるサトシ・サナ・ツバキ・コムラがパーティーを開いたが、そこで学生時代にカンナとコムラが…
>>続きを読む思い通りにならない君だけど、君と言う存在が僕の期待を裏切ったことは一度もない。 会うと些細なことで笑い合っている。バカなことをしてツッコんだりするけど、本当はエルボーとかキックとかじゃなく…
>>続きを読む若葉のぞみは、自らの病んだ心が原因で夫の朝夫と些細な喧嘩を繰り返しながらも東京で暮らし続けていた。 ある日、朝夫の妹の凛が夫婦を訪ねて来ることをきっかけに3人の奇妙な共同生活が始まる。 …
>>続きを読む東京郊外。袋小路のような街。ひっそりと二人で暮らす美人姉妹。妹のミツコ(初音映莉子)は写真学校の学生だが、就職の道もなく、町のスナックで勤め始める。姉のエミ(石橋けい)は小さな会社のOLで…
>>続きを読む東京郊外、一軒の大豪邸。あとは荷物を積み込むだけとなった部屋を見渡す笹谷修次。家長でありながら、この家を手放す原因を作った張本人である。引きこもり気味の息子・ゆうたは淡々と現実を受け止めて…
>>続きを読む大学入学後、誘われるがまま映画サークルに入った"僕"は、部室に置いてあったカメラを借りて映像日記を撮り始める。新しい環境の中、行く先々で"僕"の前に必ず現れる一人の女の子。新入生?上級生?…
>>続きを読むつむぎの頭の中では彼女しか聞こえないラジオ放送が流れていた。 そんな折彼女は子供の頃に親友だったこよりと街でばったり再会する。 頭の中のラジオの声に促され、つむぎはこよりを幸せにしよう…
>>続きを読む©アルカポルア