
すべては、彼らが世界と向き合おうとした時期に起きた出来事だった。ある者は文化大革命が起こるくらいならと、香港に向かって横たわる海峡を泳ぎ渡ることを選んだ。また、ある者は学生の自由の要求を支持し天安門広場へと向かったが、戦車と銃弾によって夢と肉体が削ぎ落とされる光景を目撃することになった。そして、あるものは理想の香港を作るため暴動の渦中に向かっていった…。この若き日の熱狂は、時代の移り変わりとともに深い闇の中に埋もれてしまった。しかし、彼らがいかに抵抗したかという記憶は、香港の歴史に残るかけがえのない瞬間の記録と証言であり、市民運動に参加する若者たちへ今でも多くの示唆を与えている。それぞれの世代の葛藤から、未曽有の危機に直面している香港の人々は、何を受け止め、どのような答えを導き出すのか。そして、私たち自身は…。
牙をむき出した権力に、自由は傷だらけになって立ち向かう。 2019年、香港で民主化を求める大規模デモが起きた。10代の少年、若者たち、飛び交う催涙弾、ゴム弾、火炎瓶……。この最前線を中心に…
>>続きを読む2019年、香港の街はデモに参加する若者があふれていた。少女YYは、親友のジーユーとゲームセンターで遊び、時にデモに参加する普通の17歳だ。父親は中国で働き、母親は再婚相手とイギリスに渡っ…
>>続きを読む■「エキストラ」/クォック・ジョン:労働節(メーデー)の集会会場のある一室。2人の男が銃で来場者を脅そうと密かに準備を進めている…。 ■「冬のセミ」/ウォン・フェイパン:壊れた建物の壁、…
>>続きを読む中国の干渉に断固として反対し、香港の自治権を求める10代の活動家ジョシュア・ウォン。彼の熱い主張に賛同した若者たちが、香港の街で抗議運動を繰り広げる。
カメジローは230冊を超える日記を詳細に書き残していた。そこには、妻や娘らと過ごす家族の日常 や政治家・夫・父親など様々な顔があった。その日記を丹念に読み解き、改めて生涯を描くことでカメ…
>>続きを読む2011年、魅力的な二人の大学生と出会った。 台湾学生運動の中心人物・ 陳為廷チェン・ウェイティン、台湾の社会運動に参加する人気ブロガーの中国人留学生・蔡 博芸(ツァイ・ボーイー)。やがて…
>>続きを読むヤジ排除から見えてくる警察組織の法的根拠のない権力行使の問題、それを監視すべきメディア、ジャーナリズムの弱体化、そしてそもそも自由にものを言うという全ての人に与えられた権利が、安倍元首相の…
>>続きを読む2014年に香港で起きた「雨傘運動」。警官隊の催涙弾に対抗して雨傘を持った若者たちが街を占拠したこの運動に、一人のスーパースターの姿があった。彼女の名前はデニス・ホー。同性愛を公表する香港…
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