大都会の象徴である東京・渋谷。 そこには、目まぐるしく急速に変わりゆく街と、それでも変わらない、変わることのない市井の感情が同居し、絡み合っています。 ユースカルチャーとは何かを必死に考えましたが、ユースカルチャーの代弁者とは、行進の先頭に立って先導するような立場や強さでは決してなく、どこにも行くことが出来なくて埋もれていってしまう、見向きもされない弱さと切実さで溢れていました。 “若者”は皆、全員ちゃんと顔が違います。 括ることなど到底不可能で、僕らはひとりひとりで出来ている。ひとりひとりで生きている。 この物語はありふれた、行き止まりの中にいる、ありきたりな若者たちのリアルです。
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始め…
>>続きを読む30歳を越え、映画監督として壁にぶつかっている藤井薫は、彼をずっと支えてきた女優の宮崎寧々から「私、結婚します」と告げられる。彼女への思いをぶつけようと、必死に脚本を書く薫。しかし、脚本を…
>>続きを読む再開発が進む、渋谷。その片隅にある古い家の床は少し傾いている。ここで共同生活する愛、瑞穂、恵梨香の三人は夢を追い求めながら、悩み、もがき、飲んで、愚痴って、笑っては、泣いた。彼女たちが手に…
>>続きを読む昨年「左京区ガールズブラボー」が好評だった篠田監督最新作。人気急上昇中のバレーボウイズとのタッグで、キャストには「アイスと雨音」の田中怜子などを迎えた京都オールロケ映画第2弾!
20歳を前に大人になる自信が持てない咲希が、自らの不安な心情をカメラの前で包み隠さず吐露。フィクションとノンフィクションの狭間を往来するような自分語りと客観的な自己分析で、19歳女子のリア…
>>続きを読む「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」 その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺…
>>続きを読む出版社の編集部で働く園田修一(黒羽麻璃央)は清川莉奈(穂志もえか)と出逢い、同棲生活をしている。修一は小説家になるという夢を抱いていたが、日々の仕事に追われ、諦めかけていた。莉奈は何をやっ…
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