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TASTE テイスト
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『TASTE テイスト』に投稿された感想・評価

Omizu
3.0
【第71回ベルリン映画祭 エンカウンター部門審査員特別賞】
ベトナムのレ・バオ監督の長編デビュー作。ベルリン映画祭エンカウンター部門に出品され審査員特別賞を受賞、アジア太平洋映画賞では撮影賞とヤングシネマ賞を受賞している。

観たはずなのに驚くほど記憶がない。何が何だかさっぱり分からない。

確かにこれまでに観たことのない映像体験ではあるが、その驚きは序盤で終わってしまい、あとは惰性で観た感じ。

ストーリーはあってないようなもの。黒人男性と4人のベトナム人女性が密室にいるのをただ映しているだけ。そこから何か読み取れたかというとあまり…もちろんそれぞれが言っていることは理解できたが、全体として何が言いたいのかあまり分からなかった。

JAIHOでの配信は終わってしまったので、もし機会があれば再見したい…かもしれない。
[原始的で無機質なユートピアの創造] 60点

2021年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品。ナイジェリア人のサッカー選手の男は、9歳の息子を残してサイゴンに渡るが、足を骨折したせいで戦力外通告されてしまい、今は床屋で働きながらスラムのような場所で四人のベトナム人女性と共に暮らしている。なぜかは明かされないが、四人の女たちにはそれぞれ暗い過去があり、流れ着くように現在地へと辿り着いたようだ。恐ろしく静かな映画で、まるで監獄のような無機質なコンクリートの部屋の中を往来しながら、誰も言葉を発さずに淡々と生活を続けていく。ツァイ・ミンリャンとペドロ・コスタのマリアージュと言ったところか?当初、男は床屋で、女たちは裁縫工場で働いていたが、突然古い要塞のような建物に移住し、全裸で生活を始めるのが強烈。全裸で食事を作り、全裸で皿を囲んで、全裸でカラオケをして、全裸でセックスする二人の横で残り三人の全裸の女たちが別のことをする。どのシーンでもほとんど誰も言葉を発さず、蒸した丸鶏から肉を剥く音、頭皮を揉む音、トウモロコシを食べる音、喘ぎ声などが何もない空間で反響しているのが妙に官能的。その空間では互いの肌の色とコンクリートの色以外余計な色が一切存在せず、その停滞した空気から時間が止まっているかのような印象を受ける。彼らの生活はどこまでも原始的で神秘的に撮られている。後半になると一つの目的に使用されていた部屋が連結された状態で空間が拡張されたり、二つ以上の目的で使用されるなど映像的/精神的な広がりを見せていく。

また、ナイジェリア人サッカー選手の招待とその体力測定等の行為を奴隷売買のように見せたり、外国人とベトナム人女性とのセックスをベトナム戦争中の慰安婦と重ねたりという政治的な意味もあるらしいが、そんなことよりも握りしめたペニスに向かってペニスの思い出話を語ったり、ペニスにかたつむりを乗せて眺めたりしているシーンが強烈だった。強烈だったけど、模倣の域は出ないかな。

※ただの予想だがフィルメックスとかに来そう。
2.0
【ナイジェリア 人、YOUは何しにヴェトナムへ?】
第71回ベルリン国際映画祭エンカウンター部門で審査員賞を受賞したヴェトナム映画『Taste』を観た。事前にペドロ・コスタとツァイ・ミンリャン映画を足し合わせたような作品だと聞いていたのだが、そのまんますぎて驚かされました。

仄暗いヴェトナムのある集落。足を骨折し、サッカー選手の夢が断たれたナイジェリア人は故郷に帰れないのかスラムで停滞した暮らしを送っている。床屋で日銭を稼いでいる。この集落には女性もいて、広い空間で裁縫をしている。その様子を序盤はほとんどセリフなしで描く。廃墟に近い空間での微かな営みを画として刻み込む。やがて、ナイジェリア人の男が監獄のような暗く閉鎖的な空間で裸になり、生活を始める。同じような男たちと一緒に、クルクル部屋を走り回ったりする。やがて、男はイチモツを掴みながら独白を始める。

撮影に関して、全ショット絵画を意識した構図となっており、陰影を活かした強調が上手い。一方で安易に裸から内なる自己を結びつけている気がして、作劇はそこまで上手くないなと感じた。とはいえ、巨大な空間に風船のように布に空気を送り込み、それが萎んでいく場面は圧巻であった。

上映されるとしたら恵比寿映像祭あたりになるだろう。

『TASTE テイスト』に似ている作品

オール・ダート・ロード・テイスト・オブ・ソルト

上映日:

2023年12月22日

製作国:

上映時間:

97分

ジャンル:

3.5

あらすじ

『ムーンライト』などのバリー・ジェンキンスがプロデューサーを務め、詩⼈であり写真家でもある⼥性監督レイヴン・ジャクソンの⻑編デビューとなった本作は、ミシシッピで暮らすある⼥性の⽣涯を美しい…

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