コマミーさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

コマミー

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TENET テネット(2020年製作の映画)

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【戻す】




"名もなき男"は、突然巻き込まれた。

それは、我々が"想像し得ないもの"が引き起こした「戦争」。

更なる大きな戦争を避けるため、男は仲間と共に、知恵を、そしてそのあるものも利用し
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

【愛してる、そして、愛してる】

※短期間ではありましたが、この作品を巡ってきて、良かったなと感じました。



その少女は、"愛を知らず"、戦場しか知らなかった。

愛を知らない少女は、愛を知るため
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.0

【手紙に込めて…】

  [気まぐれ映画レビューNo.45]

※最近、本作の"TVアニメ版"を観て、凄い泣かされまして、その勢いに乗って、"スペシャル"とこの"外伝"を鑑賞しました。1話1話に大変重
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.5

【海上の激闘】


※久々に、エンタメらしい戦争映画を観た気がしますw


"ローランド・エメリッヒ"と言えば、マイケル・ベイと並ぶ「破壊王」として知られている。そして、ディザスター・パニック映画の有
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.9

【ギリギリでありながらも】


※レビューが遅くなってすみません。



「最強のふたり」の"オリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノ"監督コンビの新作だ。「最強のふたり」と同じ、フランスの"福祉の事
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

【不安と焦り】


「羊たちの沈黙」、「ミザリー」…「ハウス・ジャック・ビルト」、「ジョーカー」…、ここに至るまで様々な"狂人映画"の傑作が生まれてきた。
人を殺すのを、[営み]として殺す者や、[芸術
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

【エモい体験をした若者たち】


この作品を観たFilmarksのレビュワーの皆さんがこぞって、「エモい」と言ってくる。"感情が揺さぶられる"という類いの意味だ。最近、いや、今までも映画と生命力に溢れ
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.8

【「星ばぁ」に導かれて】


自分の家族に正直になれない時期ってあったのだろうか?
何か事情があってもしまいこんだり、ある一定の人を家族だと思えなかったり。それが年頃の子供だと尚更で、自分の中の「暗い
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.1

【怒りはどこから来る】

"怒り"はどこから来るだろう?
嫉妬、悲しみ…、何か自分にとって"害悪"となるものに対して、"自分を守るため"に起こり得るのが「怒り」と言う感情なのだと思う。

それを教えて
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狂武蔵(2020年製作の映画)

3.5

【人斬りマラソン】

※久々のシネマロブレでした。そこで、先々週見逃した本作を鑑賞しました。


"坂口拓"さんの主演作を劇場で観たのは初めてだ。
実は、坂口さんの事を本格的に知ることになった作品は、
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.5

【1歩1歩前に】 


※久々に劇場でディズニー作品を鑑賞することが出来ました。先日の「ムーラン」の配信への移行といい、ディズニーの「劇場離れ」が進行する中で、「ディズニー作品を劇場で観る」と言う行為
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.9

【そのスマホ、凶暴につき】

※更新が遅れてしまい、申し訳ございません。


今では世界中の人々が"スマホ"を持っている時代だ……僕も含めて。
そして、その大半が"スマホが無ければ生きていけない"……
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

【傷心と向き合う旅】

※久々に"IMAX"にて映画を鑑賞しました。


「テネット」が一ヶ月後にいよいよ公開される。「メメント」や今回の「インセプション」、「インターステラー」と「ダンケルク」など、
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ザ・エンド(2012年製作の映画)

2.5

【鑑賞報告(キーワード形式)】



  [いきなり始まる、失踪事件]

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

【人生のはしの方】

※まず、地元なので一つ言わせてください。花咲徳栄高の皆さん、勝利誠におめでとうございます❗一回戦のみではありますが、皆さん特別な思いで挑まれたことでありましょう。他校の皆さん含め
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

-

【罰当たり】



これほど「罰当たり」という言葉が似合いそうな登場人物がいっぱい出てくる映画を、僕は観たことない。
僕は、とてもじゃないが平静心を保てず、終始、睨み付けながら観てしまった。

人は"
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.5

【悲しみに包まれた孤児院で】

[気まぐれ映画レビューNo.44]


後に「インポッシブル」「ジュラシックワールド炎の王国」を手掛ける、"J・A・バヨナ"の長編デビュー作だ。盟友"セルジ
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フリー・ウィリー(1993年製作の映画)

3.5

【少年とシャチの絆】

  [気まぐれ映画レビューNo.43]

※先週の金曜に、ある動物番組で本作が登場してたので、改めて観てみました。


北野武監督の「菊次郎の夏」に続いて、僕が"毎回夏に観たく
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

4.1

【極彩色の光に蹂躙される】

※個人的には「ヘレディタリー継承」を超えた、完璧に"トラウマ"を生んだサイケリックホラーでした。


今までこんなにも"眩しく"、"騒々しく"、そして"記憶に残る"ような
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.9

【それぞれの立場】

  [気まぐれ映画レビューNo.42]

※少し前やリリース時にTVやDVDでも鑑賞しましたが、地上波で再び放送されてたのでレビュー致します。

"「いじめ」"は恐らくどんな学校
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.1

【掟の中身】

  [気まぐれ映画レビューNo.41]

※「永遠のこどもたち」「インポッシブル」の脚本家"セルジオ・G・サンチェス"の監督作です。


この兄弟たちはある"5つの掟"に守られてる。
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UglyDolls/アグリドール(2019年製作の映画)

3.9

【綺麗なだけじゃいけない】

  [気まぐれ映画レビューNo.40]


突然だが、この内容を観て、「トイ・ストーリー3」や「トロールズ」を思い出してしまった。[偏見による差別]と[経済的な差別]をア
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

【潜入そして偽り】


"リュック・ベッソン"の作品の中で、「女性が主人公の作品」でベストを挙げるならば、「ニキータ」と「LUCY ルーシー」だ。
「ニキータ」は、"女性としての強さ"が伝わった作品だ
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ステップ(2020年製作の映画)

4.2

【さぁ、行こう!】

※久々の劇場での邦画の鑑賞です。


"シングルファザー"……、2015年までの統計だと約20万人くらいいるという。病で失ったり、離婚や親戚などから預かったりといろいろだが、ただ
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.9

【真実の数だけ強くなれる】
 
  [気まぐれ映画レビューNo.39]

※日テレの「映画天国」にて本作が放送されてましたので、ざっとレビューします。


今週金曜に「ジュラシックワールド炎の王国」が
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はちどり(2018年製作の映画)

4.5

【明日へ羽ばたく力】

※また自分のお気に入りが増えました。傑作です。



中学生のほとんどは、非常に"多感な時期"に突入している事だろう。
恋愛や中には非行など、大人のやってる事に興味を示したり、
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.7

【告発する者と躊躇する者】

※本作を鑑賞する前に、「スポットライト世紀のスクープ」を鑑賞することをオススメします。


「宗教」……、"強大な組織"であり、常人が手をあまり出せない存在。
だから何か
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.0

【いじめの答え】

※今週の土曜に、「はちどり」を鑑賞します。いわゆる「スクールカースト」の問題に着目した作品で、世界的にも高い評価を受けた作品だと聞きました。今回はそれを踏まえ、同じ「スクールカース
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ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

3.3

【溝が生み出す狂気】


ここ最近、いわゆる「鬱映画」の需要が高くなったように感じる。
「ヘレディタリー」や「ミッドサマー」、「ハウス・ジャック・ビルド」に「ジョーカー」(←一応)など、映画マニアだけ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

【昇って、沈んで、昇る】


「イット・カムズ・アット・ナイト」の"トレイ・エドワード・シュルツ"監督が、ホラーから打って変わって"家族物語"を作るなんて思いもしなかった。
「プレイリスト・ムービー」
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

【荒れ模様と晴れ模様】

※投稿が遅くなり、申し訳ございません。本作に関しては、色々と考えることがあり、なかなかレビューに踏み出せませんでした。本作に関しては、少し簡潔にレビュー致します。


色々あ
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.3

【手に入れたもののために】

※さて、いよいよ「ランボーラスト・ブラッド」観てきました。「ランボー」を第一作から劇場で観ている方や、初めて観る若い方も、充分に楽しめる内容でありました。このような作品に
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.6

【立ち直ろうとしながらも】

  [気まぐれ映画レビューNo.37]

※さぁいよいよ「ランボーラスト・ブラッド」の公開日が近付きました!今度は家族を救うため戦うという事ですが、ランボーの集大成的作品
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.8

【疲れた心と母との思い出】

※アルモドバル×バンデラス×ペネロペ・クルスという点で、観たくなりました。



僕が"ペドロ・アルモドバル"監督の作品で一番好きな作品は、「私が生きる肌」だ。アルモドバ
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.9

【憎むべき者】


昨年の「ブラック・クランスマン」から何年も立たない内に、我等がNETFLIXと"スパイク・リー"から最高の作品が届いた。
特徴的な予告編や「地獄の黙示録」のロゴが出てきた途端、僕は
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.9

【背伸びの可能性】


子供が主人公の映画には"可能性"がある。
「スタンド・バイ・ミー」や「グーニーズ」、そして最近では「IT」のリメイクや「ジョジョ・ラビット」等々、ヒットした作品の共通点には「子
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