A8さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

A8

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ブリングリング(2013年製作の映画)

1.3

実際に起きた事件
高校生がビバリーヒルズのスター邸に忍び込み金品を盗んで〜、捕まって〜、といったモノ

正直この題材で作品を作るのはなかなか難しかったろうと思った。



まず感情移入するのは非常に困
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

2.7

自分が働く劇場にて上映されており
“不死身の男”その圧倒的なキャッチコピーに
惹かれ鑑賞したかったが、結局都合が合わずに観れずじまい。

サブスクに並ぶ、いかにもツワモノ感漂う“老人にオノ”といった作
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

絶対に交わるはずのない英国王と言語士
この2人の本当の友情と
英国王の知られざる心のうちを
描いたアカデミー賞作品。


アカデミー賞前日ということで
過去のアカデミー作品を観ることに。

もうこの作
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

ポリコレだとかなんだとか、、
現代社会の“人種”に対しての流れを
うまーく浮き彫りにしていた

ん、、。やり過ぎではないか
それはもはや逆に差別してるのでは、、など

純粋に“芸術”や“作品”に対して
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.2

パリの街並みを思い出と共に辿る、、。


46歳、免許停止寸前のタクシードライバー
お金が💰なかなか入るということで
高齢者施設に入居するあるお婆ちゃんを、パリの反対側にあるその場所まで届けることに
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

アカデミー賞目前!ということで
作品賞ら複数部門ノミネートされている
当作を鑑賞。

ぶっちゃけ、アカデミー賞に絡んでいなかったら観なかったであろう、、


皆んな一度は目にしたことがある
バービー人
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リミテッド(2022年製作の映画)

3.5

命よりも大事な富などない
それはそう。
だけど、人間の欲は時に理性を狂わせてしまう。
冷静な判断さえできなくなる怖さを
シンプルなワンシュチュエーションストーリーで浮き彫りにした作品だった。



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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.9

映画で社会を風刺、皮肉する天才
リューベン・オストルンド。

金持ちの象徴とも言える豪華客船でのクルーズでは、現代の資本主義を表し、、

沈没し流れ着いた無人島でのサバイバル暮らしは、“そのトライアン
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.6

ロス警察の管轄区域の中でも
危険な場所を担当する主人公。
彼のボディカメラや記録用カメラを元に
ドキュメンタリーチックに描かれた記録を描く。

ドキュメンタリーチックということもあり
斬新かつ、リアル
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マルサの女(1987年製作の映画)

4.0

エンタメ×お仕事モノ、、これが
こんなに最高にハマっている作品は他に見たことがない‼︎
音楽
キャラクターの個性
演技力
テンポの良さ
人間味
山崎努の存在感は格別、、
とにかく素晴らしい作品だった。
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

出演者はサムロックウェルただ一人。
相棒のお手伝いロボットガーティと共に
3年間、月での発掘プロジェクトを遂行していた。
いよいよ地球への帰還まで残り2週間
だが、あまりにも非情な現実が待ち受けていた
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

フランス、雪山に移住した
夫、妻、事故で後天的に目が不自由になった息子との3人家族。

ある日、夫が屋根裏部屋から落下し亡くなった。
しかし、目撃者は誰もいない。
証言できる人も第一発見者の息子のみ。
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.5

映画のカラーをみればこの作品はソフィアコッポラ!とわかる独特な色彩の才能はこの時から溢れていた。



5人の美女姉妹が自殺するという事実が最初から提示される。
この姉妹はなぜその選択をしなくてはなら
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.9

きっと誰にも真似できないあの世界観。

登場人物の“ちょっと”した笑顔、驚きや、悲しみそして、ウインクなど、、
無駄がないからこそ自然と際立つのだろう。

無駄がないといえばあまりにも質素な生活。
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.6

テキサスの容赦なく照りつける太陽の陽射しとアメリカの片田舎、、工場で成り立っているような街と、それに連なる独特な機械音やサイレンが響き渡る。
この映画にとって最高の背景と化し、この作品を現実の世界(の
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

かわいそうなボー、、。

一人息子で片親のボーは、母の過剰なほどに歪んだ“愛”を受けていままで育ってきた。
その代償として、いまは精神科に通院する日々、、
いまもボーは母を恐れているのだ。

ある日、
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.2

PERFECT DAYS からハマったヴィム・ヴェンダース。
そしてジャケットの爽やかな雰囲気から
興味が湧き鑑賞。

休養のため泊まっていたホテル
そこで、海洋学者の女とスパイ(水道局員というテイ
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.5

地中海に浮かぶある島に
結婚式を迎えようとしている若娘がいた。
彼女は3人のある男に招待状を出す
そして、結婚式当日
いままで父の存在を知らなかった彼女の
その行動により
予想外の幸せが吹くこととなる
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.8

2時間前は
愛する妻、子ども、仕事、家、、全てがあった。
だが、いまはこの身体と車しか持ってない。

そう言いながら主人公は夜の高速道路を走っていた。

全編出演者はトム・ハーディただ1人、
しかもワ
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.9

デンマークの海沿いにある村が舞台の
食×自然×一瞬の煌めきの偉大さ
を感じる繊細で美しい作品だった。

バベットのいよいよ晩餐会にて、、
村人たちはある教えから
無表情で料理のことは一切口に出さず考え
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

友達でもなく、恋人でもなく、、
だけど一瞬に輝く特別な関係。

東京を舞台に描かれる
初老のアメリカスター俳優と、
夫の付き添いでやってきた若い女。
身分や立場、現実が取り巻く厄介なモノを“すべて”忘
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.0

なんだろう、、、。

陳腐な殺し屋物語と思いきや
いい意味で期待を裏切られました。

2人の殺し屋は、ボスからの命令で休暇という名目で訪れたブルージュ
しかし、本当の狙いは殺しの仕事に失敗した新米レイ
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クラッシュ(2004年製作の映画)

4.1

あの「ブロークバックマウンテン」を抑え、アカデミー賞に輝いたということもあり前々から気になっていた作品。だが
いつの日か本作のDVDを借りたにも関わらず結局観ないで返却期限になってしまったことからどこ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

出演者超豪華!
だが、やっぱりイーストウッドの存在感はダントツ。

仕事一筋の人生だった。しかし時代の波に置いていかれその仕事も金もさらに家族からの信頼も全て失った90歳の男が、“運び屋になる”という
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

なぜだろうか、、。
不思議と惹きつけるそんなか映画だった。

村上春樹原作ということもあり、彼の小説の独特な世界観が素晴らしく映像として表されていた。
小説を読んだ時のあのA型の知識人みたいな喋り方、
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

息をするのもキツそうなくらい巨大な脂肪を身につけた男は、いつもと同じようにソファーに座り過ごしていた。
彼がその姿になった経緯は、娘の登場により明らかになっていく。

この作品をみて一言でまとめると
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

3.1

擬似家族だが、彼らほどハマっている家族はなかなかいない。

段々家族の絆が出来上がってくるほっこり感と程よいコメディのバランス
とてもみやすい映画だった。

ウィルポールターの阿呆息子がサイコー!

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

全男子の大憧れのような設定と唯一無二のカラフル×スタイリッシュなマシューヴォーンの世界観がぶち当たりで最高。

紳士×スパイこりゃ面白くないわけない!

タロンエガートン、、何故か惹きつけられる。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.4

まさかのビル・マーレイ登場。
彼を囲い素に戻って話している姿は、この映画がコメディであることを強調しているかのよう。

面白いゾンビ映画。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.7

人生不思議なモノ。

絶対と思っていたコトは案外ひっくり返る。
だが、愛はそんなことない。

彼女の最後の判断に、そう感じせざるを得ない。

淡々としたストーリーが彼女のどう動かしようもない心情を、淡
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.7

何を奪われようとも、絶対に話したくない大切なモノがあるのだろうか、、
あるはずだ。
彼らは本当の幸せを見つけられたのかもしれない。それは心のどこかに“羨ましい”と思う気持ちがあることがそう感じさせる。

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.4

ジャッキーチェーン×クリスタッカーの痛快コンビ、、今までハマらなかったピースはこんなところに落ちていたんだ。

少女が車の中で好きな音楽が流れてノリノリで歌うシーン。好き〜!

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

真実とはこんなにも残酷なのか、、
そう思わせる最後への誘導は圧巻。

心とはどんなモノよりも恐ろしい。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

ライアン・ゴズリングの落ち着いた且つ自然な演技、、やっぱ好きだな〜

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.8

サイコキラーが特に痺れた!

2回目
2024.2.21
キャナルシティ・ユナイテッドシネマ13
20/125

アメリカンユートピアの原石というのだろうか、、
変わっている(褒めている)独特な歌詞と
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

空前絶後の冒険!
そのような見出しに引きつられて作品を鑑賞

確かに〜‼︎これは想像していたよりも大冒険物語。
そして、ただの大冒険じゃあない、、全くの純粋な右と左すらわからない主人公の旅路は、私たち
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