TEPPEIさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.7

無事に「最後のジェダイ」プレミア前夜祭の争奪戦を生き延びたのでとにかく待ち遠しい「スター・ウォーズ」。先日はライアン・ジョンソンが新たに新三部作の製作を発表してやや複雑な気持ちながらも、ここ連続で作ら>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.6

まずはじめに今作でカメオ出演してるマット・デイモンとサム・ニールには爆笑必至になること間違いなし!笑
「マイティ・ソー ラグナロク」は単純明快という言葉どおり映像のあそびと脚本のあそびが上手い映画であ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.6

エドガー・ライト監督の本格的ハリウッド進出作として全米では興行的にも批評的にも大ヒットし、続編も始動した「ベイビー・ドライバー」を鑑賞した時、真っ先にエドガー・ライト監督作のなかで一番面白いかもしれな>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

見事。今年初の満点映画。これぞ現代アメリカ問題を取り入れ、あたかもホラーとコメディを加えた娯楽作として成り立っているが、ジョーダン・ピール監督の張り巡らせた''伏線''にいくつ気づけただろうか。本作が>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.6

ユニバーサルのアニメ映画部門は「怪盗グルー」シリーズで一気に不動の人気となったわけだが、そのどれもが子供の心を鷲掴みにする痛快さとユニークさを兼ね備えている。怪盗グルーの次にシリーズ化が決定した「SI>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.1

ここ数日間アメリカに行ってて、機内鑑賞で一気に色々なジャンルの作品を楽しんで日本では未鑑賞だった本作も拝見。僕は押井守作品を実は一作も見たことなく、ハリウッドのアニメーションやジブリ、大友作品などは根>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

-

今年のもうひとつの爆死映画。なんかもう出だしから面白くなかった。まず「ダークタワー」は原作全巻読破しており、スティーヴン・キングの代表作であり、様々なキング作品とのクロスオーバーも果たしている。ロン・>>続きを読む

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

-

今年の爆死映画のひとつ。「私はオプティマス・プライム」…ノイローゼになりそうである。「車を格好良く撮らせたら他にいない」とスピルバーグに言わしめたマイケル・ベイ監督の代表作であり10年続いているこの「>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.4

「ブレードランナー」は僕にとって不動の、最高のSF作品。その続編の製作が発表された時はある意味事件で、「スター・ウォーズ」よりも衝撃的だった。今回いち早く鑑賞したにもかかわらず、評価に悩んだ経緯もあり>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.5

新作ミュージカル「グレイテスト・ショーマン」が控えるヒュー・ジャックマン。ビクトル・ユゴーの「ああ、無情」は色んなバージョンを網羅するぐらいなぜか原作にハマっていたが、この「レ・ミゼラブル」はあくまで>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.4

今年に入って冷や汗レベルのニュースといえばこの「ワールド・ウォーZ」の続編をデヴィッド・フィンチャー監督が手掛けることが決定したこと。フランチャイズ映画からキャリアをスタートしたと同時に失脚した完璧主>>続きを読む

13日の金曜日(1980年製作の映画)

2.9

13日の金曜日だったなぁと思ったので、元祖「13日の金曜日」を評価。「スクリーム」的に言うなら、「映画『13日の金曜日』の殺人鬼は…」という質問に対してドリュー・バリモアみたいにジェイソンよ!なんて即>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.6

続編であるUprisingの予告編がついにお疲労目された、いまやカルト作になりつつある「パシフィック・リム」。ホビットを蹴ってまでこの映画に取り組んだギレルモ・デルトロの日本映画、特撮へのリスペクトを>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

Filmarksの試写会にて鑑賞。シャーリーズ・セロンが主演だけでなくプロデュースもしている本作は元々はグラフィック・ノベルを下敷きにしているが、何かと監督がデヴィッド・リーチなのでつい最近スマッシュ>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

2.4

THE レオ様無駄遣い代表格、オスカー獲得した後に観ると尚更思ってしまう。バズ・ラーマンは地味に同じ誕生日だけど、年齢は遥かにあちらの方が上なので親近感はあんまり無い。そして多分、バズ・ラーマンの作風>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

5.0

祝! 「アバター」続編の撮影がついに来週より開始ということで、ジェームズ・キャメロンの(アレは忘れて)真の初監督作である、「ターミネーター」を熱く評価したい。脚本からしてキャメロンには文句なしの満点で>>続きを読む

ミス・ポター(2006年製作の映画)

3.4

ソニーが2018年に手がける「ピーターラビット」映画化作品には怒りと呆れ、そしてなおかつ誰もが思うであろうミス・ポターが墓で泣いているぞと一喝したくなるぐらいの酷い作品だと予告からして察してしまう。あ>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.6

ファンタスティック…という言葉がまず浮かんだ。全米で批評的にも興行的にも、ついにDCユニバース映画に華を咲かせた「ワンダーウーマン」はこだわりに満ちた映画であると言える。単純明快ながらも、パティ・ジェ>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

J.J.エイブラムスが正式にエピソード9の監督を務め、「フォースの覚醒」以来の復帰、ジョージ・ルーカス以外で初めてシリーズの監督を複数手がけることになった。「フォースの覚醒」で批評的にも興行的にも大成>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

2.8

帰国途中に残念な、というよりまあ予想通りといったニュースが発表された。それはこの「エイリアン」シリーズの製作をフォックスが見直しをするというものだった。日本ではえらく遅れた公開となる「エイリアン コヴ>>続きを読む

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

2.2

やっぱりティーンエイジャーに世界を救うのは重過ぎる。GoGoパワーレンジャーできてない少し残念な作品だった。この映画はオリジナリティーが皆無な、感覚的には最近の「ファンタスティック・フォー」に近い。ハ>>続きを読む

ベイウォッチ(2017年製作の映画)

1.0

個人的には2017年のラジー賞のどこかしらにはノミネートされるであろう映画。公開当時は「パイレーツ・オブ・カリビアン」と大差開かれ、予想以上にコケてしまったTVドラマのリメイク版「ベイウォッチ」。うわ>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

「プロメテウス」の続編であり、「エイリアン」の前日譚でもある「エイリアン コヴェナント」の公開当時、「エイリアン2」のジェームズ・キャメロンが口を開いた。それはリドリー・スコットが取り掛かっているエイ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.3

本日公開初日を迎えたイギリスで鑑賞。本当に邦題は今から変更して欲しいくらいの酷さである。本作が2部構成であることも理解していないのだろうか。先に言うと、原作も大好きな自分としては2部作にまとめるのも困>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.3

先日まあ予想通り、エピソード9を監督予定だったコリン・トレヴォロウが降板。「ジュラシック・ワールド」のヒットが記憶に新しいが、あの作品自体「ヒットしなければおかしい」くらいのフランチャイズなので正直監>>続きを読む

Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

2.0

Netflixのオリジナル映画としてようやくお疲労目された人気コミックを映画化したハリウッド版「デスノート」は元々はワーナー配給で劇場公開も予定され、まさに超話題作となるはずだったがイマイチ進行しない>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.6

6年に渡って完成したリブート3部作「猿の惑星」はこのWar for the Planet of Apes(邦題、マジでどうにかした方がいいです。日本最近酷すぎます)で素晴らしい3部作となったことを宣言>>続きを読む

香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

2.9

極的なシリアス描写と強い娯楽要素が融合しきれなかった印象が「New Police Story」にはあった。変わらずのジャッキーはじめ若手キャストたちの本気のスタントはエンドロールの映像を見ても一目瞭然>>続きを読む

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

-

「ハゲは遺伝する」ーこの映画のテーマがあるとすればそれしかない。ここ最近は本当に素晴らしい作品が続いたため、そろそろ最低な映画をレビューしたい。もちろん星ひとつもあげたくないのは、劇場公開時に全世界の>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.8

生き延びた者こそ、勝者。この映画、最初から最後まで「一瞬」である。鑑賞後の今こうして言えることは「ダンケルク」はクリストファー・ノーラン監督の最高傑作である。ライアン・ジョンソンは全編通して時限爆弾と>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.9

Hell or High Water, 地獄か高潮〜というまさに苦渋。この映画がいまだに未公開作品なのが信じられない。Netflixでの配信に終わってしまってはいるが、これほど現代劇と西部劇の巧みな組>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

「再現」だけの映画という印象である。そういう意味ではケネス・ブラナーのどこかシェイクスピア調の「シンデレラ」の方が映画としてはよっぽど優れていた。私たちのほとんどがディズニーアニメ版を見ているという前>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.6

本作はあくまでアメリカ初の有人宇宙飛行計画に奮闘した者たちを描いているのに、邦題が「ドリーム」だとか「私たちのアポロ計画」とかもうねアホかと。結果的に副題は消されたが、これは汚点。原題のHidden >>続きを読む

エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.8

この映画はディズニーでゲリラ撮影したことを売りにしちゃってはいたが、そのディズニーを舞台にしたからこそこの映画の不気味で見たことのない世界を堪能できる。本作は劇場で見て周りの観客、特にディズニーを舞台>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.6

日本版テーマソングを担当した関ジャニの舞台挨拶付きの試写会で一足お先に鑑賞。今回は日本語吹き替え版の上映だったがアイアンマンことトニー・スタークの声を演じる藤原啓治さんが復帰したこともあり話題作の「ス>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.6

来週よりイギリスへ飛び立つため、今週お先に試写会にて鑑賞予定の「スパイダーマン ホームカミング」の前に、続編が企画倒れになったリブート作品「アメイジング・スパイダーマン」を再度評価。このリブート作品は>>続きを読む