なちゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

フレンド・リクエスト(2012年製作の映画)

3.7

ん〜かわいい〜!!
ジュディ・デンチ様演じるメアリーの仕草がいちいち乙女でかわいい。そんなメアリーの息子トムにフレンドリクエスト送っちゃうリンダもかわいい。2人とも、いつまでも女の子は女の子なのよって
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

美しくて哀しくて、それでいて妙なリアリティのある映画だった。演出もスタイリッシュでエレガントで、予想以上に惹きつけられた。

人の幸せってなんなんだろう。
遺伝子操作が決して遠い未来の話でなくなった今
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.4

死ぬほど笑ったんだけど、2019年のクリスマスイヴに28歳が1人で見るのはいろんな意味でミスチョイスだったかもしれない。めちゃくちゃ笑った。これ笑っていい映画よね?
1984年?35年前のCG技術って
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

あらあらまあまあ、って言っちゃう。
恐怖とかグロテスクさとかじゃなしに、ヴェノムの可愛さとエディのすっとぼけ感とか、すごくマッチしてる彼らのバディ感とか、いいなあ。
ご飯を賄ってやるのは大変そうだけど
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.0

うぅぅ…めっちゃcreepy。
SFコメディくらいの感覚でいたら、思ったより重いしヒューマンドラマだしでしんどめ。
難しいところではあるよね。そこまでして人類は種として残すべきなんだろうかとも思うし。
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.1

んーーー。
グロテスクなのと虫が無理な人は見ない方がいいです。
どちらも無理な私は本当にげっそりしたので、当初の予定通り、HiddlestonとLarsonに見惚れるのに徹しました。MIYAVI様も。
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ナチスの愛したフェルメール(2016年製作の映画)

2.9

題材としてはファン・メーヘレンの数奇な画家人生は面白いと思うけれど、伝記映画としては少々詰めが甘いような。ちょっとドラマチックに描きすぎてて、音楽も演出もちょっとしつこい。

にしても、「300年前の
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.2

2になっても全然失速しない面白さよ。
俺ちゃんいい友達できてよかったね!!!

2でさらにウェイドは大切なものを失って、自暴自棄になって、でも彼なりのヒーロー観は変えることなく、スーパーだけどヒーロー
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.1

物憂げでエレガントな寂しがり屋のヴィランになれないヴィランのことを心底愛している私だけど、このただただぶっ飛んでて下品で無責任なヒーロー(?)も好き。これは確かにレイノルズのイメージ変わっちゃうわ(笑>>続きを読む

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.1

前半で入り込めず、そのままラストまで流しているだけになってしまった。
もったいないことをしたと思う。
気持ちが集中できるとき、整ってる時でないと見れないな。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも辛すぎる。
これ以外の術はなかったのかと何度考えても、やはりこれしかなかったのだと思うに至る。先を見越し全ての可能性を探った魔術師たちの出した答え、そしてそれを受け入れたヒーローの決断、だか
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

待ってました姐さん!っていう感じの。
ソーとひと目で分かり合えるほどの脳筋レディ、彼女1人で世界はもしかしてなんとかなったのでは?と思わせるほどの強さ。
そんなことも実際ないんだけど。

ジェンダーを
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.7

MCUの箸休め的な…?
いや、好きなんだけど。めちゃくちゃ好きだしめちゃくちゃ笑ったけど、一息ついて笑わせてくれる感じ。

ルイスほんとお前ってやつは!(好き)
ママに乗っ取られるスコッティも最高に推
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

ちょっと待って、ちょっと待って????ってなる。情報量が多すぎて処理しきれないし、最後に残ったこの感情にどう対処すればいいか分からなくなる。

失ってはいけない人ばかり失われる。
MCUのこれまでを見
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.2

ユアン・マクレガーのクリストファーロビンが可愛すぎてかわいすぎて。
プーをはじめ100エーカーの森の友達もみんなリアルなのにファンタジックでときめいた……。あの薄汚れたぬいぐるみって感じのビジュアルが
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

2回目の鑑賞。
なんで前回見た時何も考えてなかったんだろう。前の感想はコメントにコピペ。

夢見がちなのは否めないし、頭がおかしいんじゃないかって言われるのも「まぁなあ…」という気持ちにはなるけど、そ
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アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)

4.6

ようやく買えた。見られた。
2時間苦しすぎて、心が抉られるようだった。終わってから声を上げて泣きじゃくった。
特典の、ハンク・ウィリアムズを語るトム・ヒドルストンの言葉にまた涙が溢れた。観て良かったし
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.9

初めてのアフリカ系マーベルヒーロー。
その部族習慣が色濃く残る、戦士の系譜を持ったタイプのヒーローは今までと違って、若干アウトローなところからスタートする。世界から目を背けてきたという、これまでのマー
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.6

ああもう、ああもう!
ダメだな、私は本当にアスガルドに弱い。今すぐに移住したい。国籍変えたい。
ソーは結局祖国を背負うことになったけれど、望むと望まざるとにかかわらず、それだけの器が彼に備わったという
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.3

うーーーーーん
MCUにハマってもなお、私は初代ピーター・パーカーの世代から抜け出せずにいるな…お子ちゃまで独りよがりのスパイディよりも、頭脳明晰だけど冴えない、ただただ愛すべき隣人だったスパイダーマ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.4

あーーーーもう最高かよ!
ガーディアンズほんとに好きだ。1人じゃないっていうのはいいな。想う人がいるのは、思ってくれる人がいるのはいい。
他のマーベルヒーローがそうじゃないという意味ではないけど、ガー
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.8

うわぁ……そういうことか……
完璧な時間は何かの犠牲の上に成り立ってる。どこからだったんだろう。
シャーリーズ・セロンは本当に凄い女優さんだ。凄みがある。
救われていたのか追い込まれていたのかは、マー
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.4

素晴らしかった。
過去を隠蔽し自らを正当化するのはどこの国も同じ。それに対してどれだけの人が立ち上がれるか。
マリアはまだあのアデーレの肖像が自分の叔母のものだと知っていたからよかった。誰の手に属する
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ボーダレス ぼくの船の国境線/ゼロ地帯の子どもたち(2014年製作の映画)

4.3

静かな名作と言えると思う。
緩急がないので序盤は流し見になってしまっていたのだけど、途中からぐんぐん引き込まれる。
台詞は最小限に留めて、三者三様にそれぞれの母語を話す。決して心が繋がれていくわけでは
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.8

こういう逆境跳ね返し大逆転大勝利!みたいなやつって、本当に事実なの?って思うんだけど、不思議なことに事実なのよね。そういうのに限って余計に事実に忠実だったりする。
ジュリア・ロバーツの演じるエリンは破
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.2

2度目の鑑賞。
映画館で見たときはMCUの流れも知らず、カンバーバッチが見たい一心で見たので、ちゃんと理解できてなかったのだなと気づく。
ストレンジ先生の魔術はまだ完成形ではないけど、これがこの後アベ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

ダニエル・ブリュールが出てきたらどんな役でもだいたい信用してない。

正義はこの世に一つじゃない。それぞれがそれぞれの正義を掲げるからぶつかるし戦争になる。そんな真実をこんな形で改めて突き付けられると
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アントマン(2015年製作の映画)

4.1

泣いたー
ヒーローだけど、最も「近い」ヒーロー。結局は世界を守ることになるけど、その始まりはたったひとりの可愛い娘のため。
量子世界まで行って、娘の声で気を取り直して戻るのは、どこかインターステラー的
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

3.4

一応メインの舞台はイギリスだけど、コメディの感覚はアメリカのそれ。まあまあ怒られそう。でも何も考えなくていい気楽なコメディなので面白かった。
グウィネス・パルトローのBritish accentはそん
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アンコール!!(2012年製作の映画)

4.3

やなお爺さんかと思ったら全然そんなことなくて。割と序盤から最後までずっと泣きっぱなし。ソファに深く沈んでぐずぐず泣いて泣いて、夜ご飯の洗い物もできないくらい。

アーサーは誰よりも深く深くマリオンとジ
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プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング(2004年製作の映画)

4.0

美しく気品に溢れ、気さくで明るいジェノヴィアのプリンセス第2章。
1作目から続く彼女の真心のある芯の通ったプリンセスの姿と、よりエレガントな衣装と、おとぎ話のPrince Charmingとの恋と、い
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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.6

自分には絶対起こり得ないプリンセスストーリーでも、こんなに泣けてしまうもんかな。

ロクな恋愛経験もなく、映画の中のスターや憧れのミュージシャンに一方的に恋するばかりの人生で、28歳になった今も全然変
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ジェイン・オースティンの読書会(2007年製作の映画)

3.7

大学時代に英文学を取り、例に漏れずジェイン・オースティンにも没頭した私は、どちらかと言うと少女的にそれを読んでいたので、あまり彼女たちのように深く考察したりはしなかった。けど今読めばまた考えは違うだろ>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

4.0

美と狂気はいつも表裏一体で、狂っているからこその美しさが確かに存在する。そういう美をありったけ詰め込んだような映画。
弟を愛しすぎるあまり狂気に走った姉を演じるジェシカ・チャステインと、感情を殺し姉か
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

熱中してみてしまった。
総力戦シーンは最高だなあやっぱり。勝つと分かっていても手に汗握ってしまうし、それぞれのドラマに泣かされもする。ピエトロとワンダはやなガキかと思ったら1番泣かされてしまった。いや
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.5

突拍子もなくてコミカルで、すっとぼけた回かと思えば全然そんなことはなく、何の因果か集まったちょっとワルな5人(?)で結成されたこのヒーロー(?)団がなんか最後にはちょっと愛おしくなる。
懐かしいポップ
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