伊坂幸太郎の小説を韓国で映画化。日本でも堺雅人主演で2010年に映画化されているけど、今回はカン・ドンウォンが主演という事で、日本版と顔が似ている俳優を選んでいるような気がして微笑ましい。
韓国らし>>続きを読む
近未来を舞台にしたシニカルなコメディ・ドラマ「ブラック・ミラー」の総指揮を務めるチャーリー・ブルッカーによる最新作。「ブラック・ミラー」の続編について「新型コロナウイルスの感染拡大が続いている中で、社>>続きを読む
amazonプライム無料体験を利用してのオリジナル作品連続レビューは今日も続く。
アメリカの田舎町でラジオDJを務める男と、電話交換手として働く少女が、奇妙な超常現象に遭遇する話。舞台は50年代のア>>続きを読む
何これ、めちゃくちゃ良いよ! amazonプライム無料体験を利用してのオリジナル作品連続レビューは今日も続く。
「リトル・ミス・サンシャイン」「スタンド・バイ・ミー」「リトル・ダンサー」そして「コン>>続きを読む
これもamazonプライム・オリジナル作品。フランス映画「最強のふたり」のハリウッド・リメイクである。スラム街出身で無職の黒人デルが、四肢麻痺の大富豪フィリップの介護人として働くという話。
基本的に>>続きを読む
これもamazonプライム・オリジナル作品。主演はアダム・ドライバーで、かなり硬派な社会派作品である。
本作は2001年のアメリカ同時多発テロ以降にブッシュ政権下で行われた、CIAによるアルカイダ関>>続きを読む
1940~60年代に数々の映画に出演した俳優であり、ダンサー、振付師としての才能でも知られるジーン・ケリーが主演。代表作「雨に唄えば」の前年に公開された作品である。
「雨に唄えば」に比べるとダンスと>>続きを読む
コロナ感染拡大が再び深刻化していて、映画館に行くのは気が引ける。ツタヤも劇場公開作品の減少に準じて最近は新作が乏しく、何か目新しい発見は無いかと、とりあえずamazonプライム・ビデオの無料体験に申し>>続きを読む
正直全く期待していなかったので、地上波放映でようやく鑑賞したという体たらく。しかし結果的には思ったほど悪くなかったという印象だ。
「ガンダムUC」で描かれたラプラス事変の1年後が舞台だが、登場する主>>続きを読む
ジェニファー・ロペスがストリッパー役で出ているという事で鑑賞してみたら、同じ店のダンサー役としてリゾとカーディ・Bも出演していてびっくり。2人とも派手なステージ・パフォーマンスで知られるシンガーだけあ>>続きを読む
'50~'60年代のミュージカル映画は、創成期ならではの野心に溢れていて面白い。今作は思い切ってダンスに比重を置いている。ミュージカルのもうひとつの要素である歌はやや抑え目。更に台詞にも重きを置いてい>>続きを読む
台湾の映画監督、リウ・クァンフイの実体験をベースにした同性愛の物語。台湾映画は昭和の日本を思わせるノスタルジックな描写を特徴とする作品が多いが、本作も戒厳令が解除された1987年が舞台という事で、日本>>続きを読む
全編モノクロで撮られたニューヨークの街並みと、哀しげなジャズの調べがとても魅力的。スパイク・リーの長編デビュー作「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」をモロに思い起こさせる。
リーと同じニューヨークを拠点>>続きを読む
僕は常々言っているけど、アニメーションの評価は映像の綺麗さやリアルさだけではなく、それを使ってどのような表現とメッセージを紡ぎだすかで決まるのだと思う。
本作は、2020年2月、アメリカ・ジョージア>>続きを読む
俗に韓国ノワールと呼ばれる映画では比較的に古く、僕がまだ手を出していなかった頃の作品。
犯罪組織に対する刑事の潜入捜査を描いた作品で、この手の設定は名前や役職名を覚えるのが大変なのだが、韓国を代表す>>続きを読む
劇場版「スポンジボブ」の2作目で、僕にとってはこれで全3作をコンプリート。この2作目が最も内容的にぶっ飛んでて面白いと思う。「スポンジボーブ、パンツは四角!」という直訳の主題歌も妙にハマってしまい、ど>>続きを読む
まず最初に言っておきたいのだが、「29歳で命を絶った若き才能、デビュー作にして遺作。世界を熱狂させた、魂の234分。」というキャッチ・コピーは、商魂が見え過ぎて酷いと思う。完成直後に監督が自殺した経緯>>続きを読む
2016年に公開され、本国フランスだけでも1400万人の動員を記録した大ヒット映画「最高の花婿」の続編。監督もキャストも同じ。つまり、ビジネス臭のしない続編であり、タイトル通り大団円を迎えた前作の世界>>続きを読む
Netflixがまたまたユニークなオリジナル作品を送り出してきた。理想主義の技術者がイタリア沖に島を建設し、'68年に建国したローズ島共和国を題材にした実話映画。「いつだってやめられる」3部作のシドニ>>続きを読む
冒頭で主人公が歌うプライマル・スクリーム「Country Girl」の、クセの強いカバーが強烈。プライマルのファンが聞いたら拒絶反応を起こしてしまいそうなドスの利いた歌いまわし。いや、でもこれこそが本>>続きを読む
物語は「友人」が書いたという小説を出版社に持ち込む次女ジョーのエピソードから始まる。原作は未読なのだが、このシーンはどうやら「続・若草物語」から引用されているらしい。そこから、過去パート、つまり「若草>>続きを読む
Filmarksでの平均スコアが異常に高かったので期待し過ぎたせいか、少し肩透かしを食らったような感じ。
成績優秀だけど恋愛に縁のない女子を主人公にした映画は、ここ数年で増えていて「シエラ・バージェ>>続きを読む
超ベテランの演技派アミターブ・バッチャン主演によるインド産サスペンス。
孫娘を誘拐され未解決のまま8年が過ぎた。警察も捜査を諦め気味だが、主人公は今も毎日のように手掛かりを探している。そんな中、8年>>続きを読む
デンゼル・ワシントン製作、「ブラック・パンサー」のチャドウィック・ボーズマン主演で、彼の遺作でもある。1900年代初頭に活躍した女性ブルース・シンガー、マ・レイニーを題材にした戯曲が原作で、彼女とバッ>>続きを読む
Filmarksのレビューを確認すると、「ストレンジャー・シングスっぽくて最高」という意見と、「ストレンジャー・シングスっぽいのを期待してたから肩透かし」という、ほぼ正反対の意見に分かれている印象。>>続きを読む
クリスマス映画と言えば冬景色と雪だけど、考えてみれば南半球では真夏なのだね。プレゼントの買い出しは炎天下の中で渋滞。今まで一度も考えた事が無かったけど、Netflixのおかげでそんなブラジル産クリスマ>>続きを読む
まず、舞台となるジョージア(旧ソ連を構成していた地域のひとつ)の封建的な描写に驚いてしまう。そんな国の国立舞踊団で幼少期からトレーニングを重ねてきた青年が主人公。どうやら彼の本職が、役と同じコンテンポ>>続きを読む
「走れ、絶望に追いつかれない速さで」と「四月の永い夢」で、静かながら、その中に秘められた情熱を感じさせる作風に魅了された中川龍太郎監督。今回も基本は同じ路線だ。
大学の研究室で働く男と、たい焼き屋を>>続きを読む
邦画も含めて良作が多いベテラン技術伝承もの映画。本作はフィンランドで美術商を営む頑固な老人の元に、問題児の孫息子が職業体験で訪れた数日間の様子を描いているのだが、これも例外なく心に沁みる良作だった。>>続きを読む
タイ映画史上No.1のヒットを記録し、日本でもワイドショーで取り上げられるほど話題になった「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のスタッフが贈る新作は、児童文学の世界で絶大な人気を誇る森絵都の「カラフ>>続きを読む
コロナ感染拡大以降、めっきり頻度が低くなってしまったツタヤの110円セール・クーポンが久々に届いたので、早速何枚か借りてきた。普段だと観ないようなマイナー作や、逆に超メジャー作等に挑戦する良い機会であ>>続きを読む
毎年、年末になると力作を送り出してくるNetflix。今年はまず「ヒルビリー・エレジー」そして、この「ザ・プロム」が強力に良い。
舞台は「ヒルビリー・エレジー」と同じアメリカの保守的な田舎町。レズビ>>続きを読む
ウディ・アレンも、エル・ファニングやティモシー・シャラメをキャスティングする時代になったのかぁと感慨深げにオープニング。しかし、Macbook Airも登場する現代劇でありながら、2人の服装が必要以上>>続きを読む
田舎町の中学校で同級生だったコウタとあーちゃんが、数年後の七夕の日に、東京の高円寺で再開する。中学校時代と変わらずマイペースで明るいコウタに対して、どこか陰りのあるあーちゃん。久々の再会で意気投合した>>続きを読む
A24作品と言えば、技巧や雰囲気を重視し過ぎて、作品トータルの魅力やメッセージ性に乏しいイメージがあったのだが、この「ア・ゴースト・ストーリー」は、死者の孤独と、彼から見た「生きる」事へのメッセージが>>続きを読む
前作は、'80年代のスピルバーグ作品を彷彿とさせる内容で面白かったのだが、まさか続編のタイトルが「part 2」って、こんなベタさまで'80年代風にしなくても良いのに笑
サンタのソリが事故ってしまい>>続きを読む