Jeffreyさんの映画レビュー・感想・評価 - 69ページ目

Jeffrey

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白い肌に狂う鞭(1963年製作の映画)

2.8

「白い肌に狂う鞭」

冒頭、19世紀のヨーロッパ某国。メンリフ伯爵の一族が穏やかに暮らす海辺の城館。招かれざる客、残虐な振る舞い、欲求、残忍なむち打ち、殺害、悪夢。今、ー族にさらなる悲劇が起きる…本作
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姉妹坂(1985年製作の映画)

3.0

「姉妹坂」

冒頭、京都で茶房を営む彩、茜、杏、藍の四姉妹。社交界ダンス、プロポーズ、フィアンセ、固い絆、雨の中の線路、喧嘩、病気、恋、写真、嫋やかな日々。今、ミステリアスに、甘美に彩れた物語が始まる
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さびしんぼう(1985年製作の映画)

4.0

「さびしんぼう」

冒頭、坂上から望遠レンズのファインダー越しに女子高校を眺める少年。名はヒロキ、彼のカメラの目の前に現れた白塗りの少女、二人の絡みが始まる。お寺、すき焼き、オウム、福引、追跡、早朝の
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心の指紋(1996年製作の映画)

3.0

マイケルチミノ監督の「心の指紋」は廃盤DVDでCDケースのやつだったんで、特に買う気もしなくて、しかしAmazon Primeにて配信されていて驚き鑑賞したけどまぁワリカシ良かった。Esther Ph>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

2.5

Netflixにて鑑賞してみた。反抗期とシングルマザーの弁当を使ったコミュニケーションと思春期と対話を描いた作品で、悪くない。エンディングクレジットが3回ぐらいフェイントで現れるのは風変わりだなと思っ>>続きを読む

戒厳令(1973年製作の映画)

3.5

「戒厳令」

冒頭、1970年代の軍事政権になる前の緊迫した情勢下にあったウルグアイ。国際開発局(USAID)に勤務するイタリア系アメリカ人。技師、ブラジル大使館、領事、ゲリラ、誘拐、政府、警察学校、
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告白(1969年製作の映画)

3.8

「告白」

冒頭、1951年のプラハ。スペイン内戦や第二次世界大戦中のフランスの対独レジスタンス運動に参加した外務次官のジェラール。ある日突然、秘密警察に逮捕される。独房と取調室、暗黒の世界、西側のス
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Z(1969年製作の映画)

4.0

「Z」

〜最初に一言、日本から遠く離れた地中海に面したある国での内政革命と外国基地撤廃、国民福祉を争点に保守派と平和愛好家が対立するガヴラスのオスカー受賞作品にして最高傑作である〜

冒頭、東地中海
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ミッシング(1982年製作の映画)

3.5

「ミッシング」

〜最初に一言、ガウラスの傑作政治三部作「Z」「告白」「戒厳令」などの特有な政治サスペンスの娯楽秀作のもう一本。本作でパルムドール、後にラング主演の「ミュージック・ボックス」で金熊賞受
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コルチャック先生(1990年製作の映画)

5.0

「コルチャック先生」

〜最初に一言、89年よりポーランド上院議員に就任したワイダが政治家として多忙を極めた頃と重なり、持てる才能と技能のすべてを本作につぎ込んだと言っている、並外れた人間を描いた、正
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家族の肖像(1974年製作の映画)

4.8

「家族の肖像」

〜最初に一言、壁画的叙事詩映画の傑作「山猫」を世に送り、美を描いた「ベニスに死す」、そしてその境で心臓病で倒れた彼が自分の人生が既に終末に近づいていることを身に染みて描いた家族にまつ
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山猫(1963年製作の映画)

4.5

「山猫」

〜最初に一言、豪華絢爛とはこの事を言う。映画の3分の1を大舞踏会に費やしたヴィスコンティの真の傑作で、小林正樹の「切腹」を差し置いてパルムドールを受賞した60年代の最高傑作の1本だ〜

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聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

3.5

「聖なる酔っぱらいの伝説」

〜、最初に一言、この作品はファンタジーとリアリズムが絶妙に混じりあった魅力を放つ、謎が解決されないミステリアスでサスペンスに満ちたオルミの不思議な放浪の出逢いと再会への旅
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木靴の樹(1978年製作の映画)

5.0

「木靴の樹」

〜最初に一言、オルミが幼少期の里帰りの出来事を3時間と言う上映時間の中に祈りと言う沈黙とバッハの音楽、土と水と石、そして四季をめぐる季節の中でのリアリズムを描ききった正に傑作で、自然光
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

2.8

ブルーレイにて鑑賞したけど別に悪くは無いけどいちど見たら充分かなと言うレベル。数多くあるゾンビの中でも結構物語ひねっていて頑張っている感じました。チープでダサイけど笑えるシーンがあって、老人VSゾンビ>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

2.0

カルト映画とされていたけど不謹慎すぎてあんまり入って行けなかった。ステレオタイプの女の子2人が寄宿学校でやりたい放題する映画が好きな人は見るべき(笑)。この作品なんで米国と日本だけで最初公開されたのか>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

「ファイト・クラブ」

〜最初に一言、ビル・メカニックが20世紀フォックスがこれまで作った最高傑作の1本だと大絶賛しただけあって、キューブリックのオマージュが見て取れるフィンチャーの傑作である〜

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クロエ(2009年製作の映画)

2.0

アトムエゴヤン監督の作品て何一つ好きなものがないんだけど、この作品は何とか見れた。もう見る事は無いけど、悪くわない暇つぶしには。当初、マックスシエリオットが出演しているから見たんだけどジュリアン・ムー>>続きを読む

ジャケット(2005年製作の映画)

1.8

この映画当時キーラ・ナイトレイとエイドリアン・ブロディ目的で見たんじゃなくて、2008年に麻薬で死んでしまったマイフレンドフォーエバーのブラッドレンフロ見たさにレンタルしてみたんだけど、案の定つまらな>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

5.0

「アメリカン・ヒストリーX」

〜最初に一言、ドゥザライトシング同様に鮮烈なイメージを放ったケイ監督のデビュー作にして、人種問題の傑作。これは今の極左が行っている事柄を暗示したかのような映画である〜
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

2.8

2006年に発表されたダニエル・ウッドレルの同名の小説に基づき、2010年にサンダンス映画祭で初公開され、ドラマ部門のグランプリを受賞し、第83回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、主演女優賞、助演男優賞>>続きを読む

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

2.5

ダニエルラドクリフ主演と言うことでたいして期待してなかったが、結構なサバイバル映画でびっくりした。川に流されるラドグリフ、死体になるラドクリフ、白人至上主義スキンヘッドになるラドクリフ、そして来月公開>>続きを読む

三姉妹 〜雲南の子(2012年製作の映画)

3.8

「三姉妹~雲南の子」

〜最初に一言、二時間半に収められた雲南省の原始的生活を被写体との距離を詰めたワン・ビン監督の静謐な秀作である〜

冒頭、ここは中国西南部、雲南省の海抜三千二百メートルに位置する
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オマールの壁(2013年製作の映画)

3.0

2013年にハニ・アブ・アサドが監督、脚本を務め、マドンナが大絶賛してたと言うことで鑑賞したんだけどって思ったのよりかは普通だったけど特につまんなくもないしってとこかな。一応アカデミー賞外国語映画賞や>>続きを読む

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

1.8

ジェニファーローレンスとクロエモレッツが共演した作品と言うことで、2人が日本で徐々に人気を出したために2008年の映画を当時何年も経ってからレンタルされたと言うことで鑑賞したけどマジでつまんなかった。>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

3.8

「スモーク」

〜最初に一言、この作品はブルックリンの場末な葉巻店が、ー種の社交場になっている映画で、モノクロパートで見せる回想シーンのサイレントが最も感動を呼ぶ瞬間であり、トム・ウェイツの音楽が身に
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.0

ジョン・カーニー監督のキーラ・ナイトレイとマーク・ラファロが主演の本作を当時劇場で鑑賞した。久々に。マルーン5のアダム・レヴィーンが映画初出演との事で見たのだが、劇中歌『Lost Stars』が第87>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.0

ジョン・カーニーが監督と脚本を務めた2007年の映画で、久々に鑑賞。日本未公開の作品結構多くて全部見れてないけど、彼の初期作品として日本ですごくヒットしたこの作品を鑑賞した。アイルランドの音楽映画で、>>続きを読む

ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

3.5

「ドラッグストア・カウボーイ」

冒頭、1970年代のオレゴン州ポートランド。麻薬に溺れた青年。仲間の男女、回想へと続く。取引、警察の手入れ、母の言葉、ジンクス、ボブの企み、限界、治療、薬中の神父、普
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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.0

かなり前にLAに行く機内の中で見て凄く楽しくて、いつ日本公開するかと待ち望んでいたが結局観に行けず、再度大画面で鑑賞したくて「DOPE ドープ!!」のBD購入して観たんだけど、2回目以降からはそんな楽>>続きを読む

ホーンテッド・メモリーズ 戦慄ノ館(2016年製作の映画)

1.5

俳優のトーマス・デッカーが監督と言うことと、主演がロリー・カルキンと言うことで鑑賞したのだがつまらない。デッカーと言えばターミネーターサラコナーの海外ドラマで有名になり、その後にグレッグアラキ監督のカ>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.0

公開当時結構話題になっていたが、正直映画を見てみると普通な感じがする。刺青とスキンヘッドとピアスがすごい迫力あったけど、物語は退屈。それでも刺青を入れている個人としては見ておきたいなと思った。ARAT>>続きを読む

マザーズデー(1980年製作の映画)

2.5

チャールズ・カウフマン監督のカルト映画をDVDにて再鑑賞したけど、かなりチープ。レベッカデモーネ主演のリメイク版の方が面白い正直言って。おばば率いる殺人一家が殺していく物語で、当時はこーゆー系統のホラ>>続きを読む

クロース(2019年製作の映画)

3.0

いろいろとNetflixの映画の海の中をさまよっていたら、わりかしマッチ度が高くて、久々に海外の手描きアニメ見ようかなぁと思い選んでみて、今回Netflixにて鑑賞。クリスマスアニメーションとしてはま>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

「アデル、ブルーは熱い色」

冒頭、フランスのとある学校。彼女は交差点で青い髪の女を目撃する。深夜のバーへ、再会する。愛を、セックスを、歓びを。レズビアン同士、画家、教師、友達、デモとパレード行進。今
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ゴムデッポウ(1962年製作の映画)

2.5

「ゴムデッポウ」

冒頭、モノクロームに映る一室。そこに若者数人がソファーに座って話をしている。どうでもいい事、馬鹿さ加減、標的を撃ち合うゲーム、酒呑、サイコロキャラメル、高級住宅街。今、若者の熱中を
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