Jeffreyさんの映画レビュー・感想・評価 - 65ページ目

Jeffrey

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勇気ある追跡(1969年製作の映画)

2.0

「勇気ある追跡」

冒頭、お尋ね者に父親を殺され復讐心に燃える14歳の少女。荒れくれ者の保安官補を雇い、強盗男を探す旅に出る。若きテキサス警備員、銃撃戦、山の中、弁護士、小屋、報酬。今、2人の西部男と
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.0

Netflixにて配信が始まっていたので初鑑賞した。絶対つまらねぇと思いつつとりあえず見ようと思ったけど、まぁ普通だったね。ソニックがめちゃくちゃ可愛らしいマスコットのようだった。コメディー俳優のジム>>続きを読む

白痴(1999年製作の映画)

3.0

「白痴」

冒頭、過去と未来とも思える終末戦争下の日本。長屋の並ぶ裏路地、カメラが回転して入ってくる。押し入れの中に隠まわれた一人の女、上空を飛ぶ爆撃機、炎に包まれる街、ディレクター、視聴率、テレビ局
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」

本作は、いよいよ長きにわたってシリーズが映画化された本当のクライマックスであり、前作に引き続きデヴィッド・イェーツが2011年に監督したローリング原作の集
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.8

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」

本作は前作に続きデヴィッド・イェーツが監督した人気シリーズの最終章の前半部分にあたる物語で、この度BDにて久々に鑑賞したがいよいよクライマックスと言うこと
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.5

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」

本作はデヴィッド・イェーツが、前作に引き続き監督を務めた人気シリーズの続編で、この度BDにて久々に鑑賞したが面白い。謎のプリンスはシリーズの中では上位に来るほど好
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

本作は後にファンタスティックビーストシリーズを監督するイギリス人映画作家デヴィッド・イェーツが2007年に監督したヒットシリーズの続編で、この度BDにて再鑑賞し
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.8

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

本作はマイク・ニューウェルが2005年に監督したヒットシリーズの続編で、私が1番好きな作品である。確か少しばかり厭世的な気分になるためか、アメリカではシリーズ初
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

本作はシリーズの中でも1番個性的なハリーポッターであり、格調高いが私は馴染めなかった。2004年にアルフォンソ・キュアロンが監督したヒットシリーズの続編で、こ
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.5

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

本作はクリス・コロンバスが2002年に監督、制作したヒットシリーズの続編で、この度久々にBDにて鑑賞したけど懐かしく面白い。この2作目以降から劇場で見始めたのだが、
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.5

「ハリー・ポッターと賢者の石」


本作はスピルバーグと師弟関係にあるクリス・コロンバス監督によるJ・Kローリング原作の世界的にヒットしたファンタジー映画で、先日の「ガンズ・アキンボ」を見て、数十年ぶ
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.5

「オテサーネク 妄想の子供」

冒頭、赤ちゃんの鳴き声と笑い声が交じる中、スチル写真が複数カット割りされる。不妊に悩むとある夫婦、向かいに住む家族、底無しの食欲、苦悩、切り株の木、自走、誕生、オチーク
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林檎の木(1992年製作の映画)

3.0

「林檎の木」

〜最初に一言、この上ない傑作。正に女性監督による女の生き様とブレヒトの言葉、ベルリンの壁崩壊で目まぐるしく変わる政治と新な主義。東と西の統一、波乱に満ちたドイツを舞台に当時の崩壊前と後
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モスクワ・天使のいない夜(1992年製作の映画)

3.0

「モスクワ・天使のいない夜」

〜最初に一言、頗る傑作である。ストリート・キッズを描いたロシア映画の最高峰と言っても良い。セミドキュメンタリー風に構築されており、アメリカン・ニュー・シネマの「イージー
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自由はパラダイス(1989年製作の映画)

5.0

「自由はパラダイス」

〜最初に一言、ソ連映画の中でも超絶傑作の中に入る。タルコフスキー映画ばかりを見ている場合ではない。ボドロフ監督フィルモグラフィの中でも最大級レベルの良質な映画で、少年の旅を描い
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コーカサスの虜(1996年製作の映画)

3.5

「コーカサスの虜」

冒頭、チェチェン紛争下のロシア。ロシア軍に徴兵されたワーニャ、ロシア軍駐屯地に派遣された若き兵士、人質交換、ゴツゴツとした荒涼の地、銃撃戦、娘、足枷、納屋、替玉、ヘリコプター、息
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百年の夢(1972年製作の映画)

5.0

「百年の夢」

〜最初に一言、今年見た旧作で一位、二位を争うほどの大傑作。16年間共産党により封印されてきたチェコスロバキアの詩的で叙情性を兼ね備えたドキュメンタリー映画であり、モノクローム、映像と静
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双旗鎮刀客(1990年製作の映画)

3.5

「双旗鎮刀客」

冒頭、ここは砂漠の村。夕日に照らされ少年剣士が現る。壮絶な戦い。伝説の物語、村を支配するヤクザの兄弟、食堂の中の強姦、赤と黄色の二つの旗、惹かれ合う二人。今、敵との闘いが始まる…本作
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心の香り(1992年製作の映画)

4.5

「心の香り」

〜最初に一言、超絶傑作。ここまで心象風景が美しく情叙的でまるで、別世界の光景が写し出されるかのように温かく、中華の伝統が哲理的に描かれており、家族の絆と民族の大義が仏教とともに暗示的に
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菊豆(チュイトウ)(1990年製作の映画)

4.8

「菊豆」

〜最初に一言、頗る傑作。張芸謀映画の中での妖艶で美的センスが炸裂した最大のー本である。人物の本質、中国の農民の本質を、中国の封健的な社会の中の因果応報がまじまじと伝わり、洪水の如く色彩の視
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活きる(1994年製作の映画)

5.0

「活きる」

〜最初に一言、張芸謀映画史上の傑作の一つであり、ここまで国民党と共産党との内戦にはからずも巻き込まれた主人公の生き抜く姿を描いた作品を私は知らない。この作品は少なからず悲劇ではなく喜劇に
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

「ガンズ・アキンボ」


冒頭、冴えないプログラマーの男、両手に2丁拳銃、くそリプ、生きるか死ぬかのバトルゲームに強制参加。恋人を救うため戦う。ブロンド女子登場、フィギアの数々、ホームレス、刺青だらけ
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ワン・フルムーン(1991年製作の映画)

3.8

「ワン・フルムーン」

〜最初に一言、ここまで月に魅せられた映画は無い。間違いなくウェールズ(英国)映画の最高傑作。日本で初めて公開された島国英国のウェールズの寒村で起きた少年の殺人と少年の自殺までの
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オハナ(2021年製作の映画)

2.0

Netflixにて配信されていたのを鑑賞したけど、センター・オブ・ジ・アース的な映画だった。所々家族のお兄ちゃんがグーニーズに出てきたジョシュ・ブローリンの立ち位置とダブってしまった。ハワイの伝統(文>>続きを読む

薄氷(2021年製作の映画)

1.8

「薄氷」

2014年にコロンビアを舞台にしたホラー映画を1本撮ってる監督で、それ以外は何も知らなくて、Netflixで最新作と言うことで監督したスペイン映画だが、正直ありきたりの内容で絶望した。そん
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

1.8

Netflixにて配信されていたので鑑賞したけどすごくつまらなかった。若者は楽しく楽しめそうなフェミニズム映画だった。彼氏の距離感とか、色々と若者世代が楽しめそうな映画。おじさんにはポリコレ疲れちゃう>>続きを読む

思い出のサマーキャンプ(1989年製作の映画)

2.5

「思い出のサマーキャンプ」

冒頭、1935年の大恐慌の真っ只中。16歳の青年とその弟。夏休みの新しい仕事、図書館、水恐怖症、指導員、資格、ヒステリーな母親、混乱、貧困生活、叔母、仲間。今、一夏の思春
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(1989年製作の映画)

2.5

「霧」

冒頭、1960年のイスタンブール。とあるブルジョワ一家。軍事クーデターの物音で目を覚ます幼き兄弟、目まぐるしい政変、多発する混乱の時代、軍人出身の祖父、真実、兄の殺害、外国脱出。今、すべての
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モンローに憧れて(1987年製作の映画)

2.0

「モンローに憧れて」

冒頭、ここはポーランド。マリリン・モンローに憧れた1人のブロンド少女。ワイルダー宛に手紙を書く、アカデミーの試験を受ける、歯並びのコンプレックス、不合格、食堂車、酔っ払い、ある
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プラハ(1991年製作の映画)

3.0

「プラハ」(1991年)

〜最初に一言、ボヘミア地方第一の都であるチェコスロバキアの首都プラハで、マイノリティーであるアラン・カミングの初主演と言う未熟な青年が異国と言う不安な環境の中で、とある女性
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マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

3.5

「マチネー/土曜の午後はキッスで始まる」

冒頭、フロリダ州キーウェスト。父の転勤でこの町に引っ越してきた少年。ホラー映画好きな彼、弟のデニス。憧れの存在ウールジー。B級、劇場、原子蟻人間、新作MAN
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パリは燃えているか(1966年製作の映画)

3.8

「パリは燃えているか」

冒頭、1944年の夏パリ。第二次世界大戦連合軍の反撃が開始された。ドイツ軍に占領された首都、パリ防衛の戦闘計画、ヒトラー総督の命令、銃殺、人の群れ、親衛隊、領事、装甲車、市民
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真夜中のミラージュ(1984年製作の映画)

2.0

「真夜中のミラージュ」

冒頭、ある男の心の旅が始まる。彼は妻への憎しみと失意から1人旅に出た。列車のコンパートメント、妻に似た女、愛を交わす。彼を拒む彼女、暴力、返り討ち、秘密。今、理想の女性を追う
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袋小路(1965年製作の映画)

3.5

「袋小路」

冒頭、遥か向こうの一本道。訳ありの男2人が車を運転し後ろから押している。遮断された古城で悠々自適な生活をする男女、対岸の青年との浮気、来訪、鶏、ある旧知の御一行、ギャング、海辺、殺人。今
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反撥(1964年製作の映画)

3.5

「反撥」

冒頭、女の瞳のイメージ。ここはロンドン。姉と暮らす女、薄暗い部屋。バスタブに浮かぶ死体、それは羊水の中の胎児を観るかの様。無数の不気味な手、亀裂の入る壁、兎の肉、消音の叫び、休暇、精神崩壊
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

5.0

「水の中のナイフ」

〜最初に一言、ポランスキー映画史上最も好きな映画であり、今までに何度も見返してきた傑作。コメダによるジャズのピアノとサックスの調べ、どこまでも美しい風光明媚な湖、心理戦と不穏な空
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