Jeffreyさんの映画レビュー・感想・評価 - 68ページ目

Jeffrey

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エンジェリック・カンヴァセーション(1985年製作の映画)

2.0

「エンジェリック・カンヴァセーション」

本作は1985年に製作されたイギリス映画で、デレク・ジャーマン監督によるもの。こちらもレンタルで鑑賞したが全然好きではないとゆうかやっぱりこの作家の作品は苦手
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カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

2.5

「カラヴァッジオ」

本作は1986年公開のデレク・ジャーマン監督によるイギリス映画で、レンタルにてこちらは鑑賞したまでミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオを主人公にした映画だが、完全な伝記で
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テンペスト(1979年製作の映画)

3.0

「テンペスト」

冒頭、幻想的で神秘的な映像の連続。ナポリ王アロンゾ、ミラノ大公アントニオの乗る船が嵐に巻き込まれ難破、島に漂着、12年前の出来事、地位剥奪、追放された兄、プロスペロー、娘ミランダ。今
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ウォー・レクイエム(1989年製作の映画)

2.8

「ウォー・レクイエム」

冒頭、鐘が鳴る中、キャンドルの炎が燃えるショットで始まる。実際の資料映像、モノクロの戦争描写、オペラ、ビジュア・ルインパクト、殺害、レクイエム、苦悩と葛藤。今、壮大なビジョン
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ジュビリー/聖なる年(1978年製作の映画)

2.8

「ジュビリー/聖なる年」

冒頭、16世紀イギリス。エリザベス1世、魔術師によって呼び出された天使エアリエル。未来のロンドン、パンクな奴ら達、殺人、略奪横行。暴力、支配、荒廃した無法の街。今、幻想ギャ
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ザ・リッパー(1982年製作の映画)

3.0

「ザ ・リッパー」

冒頭、ニューヨークで女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生する。捜査開始、目撃者の証言、警部の聞き込み、容疑者の特定、死体、心理学者、カミソリ、断末魔、犯人像の分析。今、血祭りに
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.8

「ガメラ 大怪獣空中決戦」

冒頭、太平洋上で巨大漂流環礁が発見された。九州の姫神島で謎の住民失踪事件が発生。鳥…鳥…。無線の声、海上保安庁、調査に訪れた鳥類学者、碑文、古代、金属のナン勾玉、破壊、パ
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刑事キャレラ/10+1の追撃(1972年製作の映画)

2.5

「刑事キャレラ/10+1の追撃」

冒頭、ここは南仏の保養地ニース。休暇を終えた敏腕弁護士。風光明媚な土地柄で起きる事件、次の標的、新進女優、ライフル魔、連続殺人、懸命な捜査、真相と被害者、恐怖、断父
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魅せられて(1996年製作の映画)

3.0

「魅せられて」

冒頭、ニューヨークに住む19歳の少女。亡くなった母親が残した詩、イタリアのトスカーナ地方への旅。父親探し、美しい葡萄園、赤土と灼熱の太陽、プール、家族、パーティー、白血病の男。今、様
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カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)

3.0

「カミーユ・クローデル」

冒頭、1885年パリ、カミーユ20歳。アトリエを借りる。彼女は彫刻に情熱を燃やした。ロダンとの出会い、画商のブロ、弟のポール、妹のルイーズ、愛、妊娠、流産、胸像、大理石、作
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テス(1979年製作の映画)

3.8

「テス」

〜最初に一言、衰退した貴族の末裔を叙事詩いっぱいに、且つ光彩陸離な大自然の中を生きる1人の女性と2人の男を描いたメロドラマの秀作である。フランス生まれのポーランド人ポランスキーがイギリスの
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クレイジー・キラー/悪魔の焼却炉(1969年製作の映画)

3.0

「クレイジー・キラー 悪魔の焼却炉」 

冒頭、列車が走る、車内の中で誰かの気配を感じる。忍び寄る手、妄想症の男、美少年、花嫁姿の女性、連続殺人鬼、亡霊。今、美女を肉切り包丁で叩き殺し、焼却炉に運ぶ猟
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モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

3.0

「モデル連続殺人!」

冒頭、真夜中の夜道を歩く女。その背後に薄気味悪い顔隠しの男の姿がある。ファッションモデルの彼女、惨殺、1冊の日記帳、モデル仲間、風呂場、静寂、気配、絞殺、殴殺、窒息死、溺死。今
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白い肌に狂う鞭(1963年製作の映画)

2.8

「白い肌に狂う鞭」

冒頭、19世紀のヨーロッパ某国。メンリフ伯爵の一族が穏やかに暮らす海辺の城館。招かれざる客、残虐な振る舞い、欲求、残忍なむち打ち、殺害、悪夢。今、ー族にさらなる悲劇が起きる…本作
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姉妹坂(1985年製作の映画)

3.0

「姉妹坂」

冒頭、京都で茶房を営む彩、茜、杏、藍の四姉妹。社交界ダンス、プロポーズ、フィアンセ、固い絆、雨の中の線路、喧嘩、病気、恋、写真、嫋やかな日々。今、ミステリアスに、甘美に彩れた物語が始まる
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さびしんぼう(1985年製作の映画)

4.0

「さびしんぼう」

冒頭、坂上から望遠レンズのファインダー越しに女子高校を眺める少年。名はヒロキ、彼のカメラの目の前に現れた白塗りの少女、二人の絡みが始まる。お寺、すき焼き、オウム、福引、追跡、早朝の
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心の指紋(1996年製作の映画)

3.0

マイケルチミノ監督の「心の指紋」は廃盤DVDでCDケースのやつだったんで、特に買う気もしなくて、しかしAmazon Primeにて配信されていて驚き鑑賞したけどまぁワリカシ良かった。Esther Ph>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

2.5

Netflixにて鑑賞してみた。反抗期とシングルマザーの弁当を使ったコミュニケーションと思春期と対話を描いた作品で、悪くない。エンディングクレジットが3回ぐらいフェイントで現れるのは風変わりだなと思っ>>続きを読む

戒厳令(1973年製作の映画)

3.5

「戒厳令」

冒頭、1970年代の軍事政権になる前の緊迫した情勢下にあったウルグアイ。国際開発局(USAID)に勤務するイタリア系アメリカ人。技師、ブラジル大使館、領事、ゲリラ、誘拐、政府、警察学校、
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告白(1969年製作の映画)

3.8

「告白」

冒頭、1951年のプラハ。スペイン内戦や第二次世界大戦中のフランスの対独レジスタンス運動に参加した外務次官のジェラール。ある日突然、秘密警察に逮捕される。独房と取調室、暗黒の世界、西側のス
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Z(1969年製作の映画)

4.0

「Z」

〜最初に一言、日本から遠く離れた地中海に面したある国での内政革命と外国基地撤廃、国民福祉を争点に保守派と平和愛好家が対立するガヴラスのオスカー受賞作品にして最高傑作である〜

冒頭、東地中海
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ミッシング(1982年製作の映画)

3.5

「ミッシング」

〜最初に一言、ガウラスの傑作政治三部作「Z」「告白」「戒厳令」などの特有な政治サスペンスの娯楽秀作のもう一本。本作でパルムドール、後にラング主演の「ミュージック・ボックス」で金熊賞受
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コルチャック先生(1990年製作の映画)

5.0

「コルチャック先生」

〜最初に一言、89年よりポーランド上院議員に就任したワイダが政治家として多忙を極めた頃と重なり、持てる才能と技能のすべてを本作につぎ込んだと言っている、並外れた人間を描いた、正
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家族の肖像(1974年製作の映画)

4.8

「家族の肖像」

〜最初に一言、壁画的叙事詩映画の傑作「山猫」を世に送り、美を描いた「ベニスに死す」、そしてその境で心臓病で倒れた彼が自分の人生が既に終末に近づいていることを身に染みて描いた家族にまつ
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山猫(1963年製作の映画)

4.5

「山猫」

〜最初に一言、豪華絢爛とはこの事を言う。映画の3分の1を大舞踏会に費やしたヴィスコンティの真の傑作で、小林正樹の「切腹」を差し置いてパルムドールを受賞した60年代の最高傑作の1本だ〜

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聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

3.5

「聖なる酔っぱらいの伝説」

〜、最初に一言、この作品はファンタジーとリアリズムが絶妙に混じりあった魅力を放つ、謎が解決されないミステリアスでサスペンスに満ちたオルミの不思議な放浪の出逢いと再会への旅
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木靴の樹(1978年製作の映画)

5.0

「木靴の樹」

〜最初に一言、オルミが幼少期の里帰りの出来事を3時間と言う上映時間の中に祈りと言う沈黙とバッハの音楽、土と水と石、そして四季をめぐる季節の中でのリアリズムを描ききった正に傑作で、自然光
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

2.8

ブルーレイにて鑑賞したけど別に悪くは無いけどいちど見たら充分かなと言うレベル。数多くあるゾンビの中でも結構物語ひねっていて頑張っている感じました。チープでダサイけど笑えるシーンがあって、老人VSゾンビ>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

2.0

カルト映画とされていたけど不謹慎すぎてあんまり入って行けなかった。ステレオタイプの女の子2人が寄宿学校でやりたい放題する映画が好きな人は見るべき(笑)。この作品なんで米国と日本だけで最初公開されたのか>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

「ファイト・クラブ」

〜最初に一言、ビル・メカニックが20世紀フォックスがこれまで作った最高傑作の1本だと大絶賛しただけあって、キューブリックのオマージュが見て取れるフィンチャーの傑作である〜

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クロエ(2009年製作の映画)

2.0

アトムエゴヤン監督の作品て何一つ好きなものがないんだけど、この作品は何とか見れた。もう見る事は無いけど、悪くわない暇つぶしには。当初、マックスシエリオットが出演しているから見たんだけどジュリアン・ムー>>続きを読む

ジャケット(2005年製作の映画)

1.8

この映画当時キーラ・ナイトレイとエイドリアン・ブロディ目的で見たんじゃなくて、2008年に麻薬で死んでしまったマイフレンドフォーエバーのブラッドレンフロ見たさにレンタルしてみたんだけど、案の定つまらな>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

5.0

「アメリカン・ヒストリーX」

〜最初に一言、ドゥザライトシング同様に鮮烈なイメージを放ったケイ監督のデビュー作にして、人種問題の傑作。これは今の極左が行っている事柄を暗示したかのような映画である〜
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

2.8

2006年に発表されたダニエル・ウッドレルの同名の小説に基づき、2010年にサンダンス映画祭で初公開され、ドラマ部門のグランプリを受賞し、第83回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、主演女優賞、助演男優賞>>続きを読む

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

2.5

ダニエルラドクリフ主演と言うことでたいして期待してなかったが、結構なサバイバル映画でびっくりした。川に流されるラドグリフ、死体になるラドクリフ、白人至上主義スキンヘッドになるラドクリフ、そして来月公開>>続きを読む

三姉妹 〜雲南の子(2012年製作の映画)

3.8

「三姉妹~雲南の子」

〜最初に一言、二時間半に収められた雲南省の原始的生活を被写体との距離を詰めたワン・ビン監督の静謐な秀作である〜

冒頭、ここは中国西南部、雲南省の海抜三千二百メートルに位置する
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