マサミチさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マサミチ

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アキラとあきら(2022年製作の映画)

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確かにこの原作者の映像化作品は面白いですけどね、だからと云ってそれで良いのか?

映画としての佇まいや品があるかとゆう意味では並の出来くらいだと思う。

回想場面の子供時代の苦
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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癒しとは対極のシリアスなお話でしたね。
登場キャラが全員スネに傷に抱えている。

しかしこの映画のテーマは"食べる"だと思う。

自分も半世紀生きてきて色々あったからこそ思うん
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ビースト(2022年製作の映画)

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※↓↓↓ネタバレあり↓↓↓






















要するにこれ、面白くないと感じた最初の要因は演出が真面目すぎるんですね。

だって【ビースト】ってタイト
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

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前半は謎を呼ぶ展開に惹き付けられたが後半は酷かったですね。テレビの出来の悪い2時間サスペンス並の陳腐さ。

※ここからネタバレ↓↓↓

















そもそも
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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悪人が出てこないタイプの作品は非常に職人技の演出技術が必要だと思うのだが、この作品は"のん"とゆう少し浮いたお芝居をする女優さんを上手く捌いていると思う。監督は沖田修一。

緩やかだ
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百花(2022年製作の映画)

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序盤から薄暗く見えづらい画面に不必要にも思える手持ちキャメラの長回し、そして散漫に映るストーリー構成…これは恐らくなんだが、認知症の人の不安定な主観を映画で再現しようと試みたのではないだろうか>>続きを読む

フットルース(1984年製作の映画)

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どうせ80年代のダサい映画とナメてかかって、ある種の話のネタになるだろうと観てみたら…案外ちょっと感動してしまいました。

それはケヴィン・ベーコン演じる主人公の転校生のレンがあくまで
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イルマーレ(2006年製作の映画)

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少しベタなラブストーリーを観てみようとして目に止まった未見のこの作品をチョイス。元ネタの韓国映画も未見。

キアヌ・リーブスの建築士、建築家?要は建売住宅を作ってる現場のおじさんにしか
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トライアングル(2009年製作の映画)

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なかなか面白かったですね。脚本が良く出来ている。

例えば序盤の子供を学校に送り出すまでの子供を叱りつけるヒステリックなヒロインの場面と、ボートに乗り込む際の疲れきった顔のヒロインの描
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

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通常のスポーツ映画のカタルシス溢れるサクセスストーリーを期待していたらはぐらかされる。

なにせ後に有名になる娘2人よりもテニスは素人の偏屈者のオヤジが主人公なのだ。これがまた頑固で、
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355(2022年製作の映画)

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好きな女優さんばかり出ているから、彼女たちのキレキレのアクションは良いんですけどね、如何せんストーリー展開が単純で先が読めてしまうお粗末振り。女性エージェントたちが集うストーリーの上での必然性>>続きを読む

宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

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なんともまたのんびりとした緊迫感の無い怪獣モノですね。

俳優陣たちの宇宙船内の芝居のノリとテンポがまるで熱海旅行にでも行くかの感じで(笑)、低予算だったのは分かるんですが、月ステーシ
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喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)

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う~ん…どうも木下惠介監督作品は性にあわないとゆうか…例えば【日本の悲劇】や【笛吹川】のような冷徹な視点で描かれた諸作品は良いと思うんですが、この監督のウリである叙情性豊かな作品になると、例え>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

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期待はずれでしたね。

ディザスター物として家族愛のドラマ展開で泣かせる要素が中途半端だし、もっと単純に月が地球に落っこちてくる天変地異で押すのかと思っていたら、宇宙人やら人口建造物や
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スターマン/愛・宇宙はるかに(1984年製作の映画)

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懐かしい。古き良き80年代のSF恋愛物。

ただしまァ、客観的に見れば友好型宇宙人モノとしては地味ですよ。

しかしこれは、カレン・アレン演じる夫を亡くしたばかりの未亡人の元に
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

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あまりにも怖すぎるからお蔵入りされた幻の作品…と前々から知ってはいたが、以前に探偵ナイトスクープでこの作品を観たいとの依頼があって、それも国内では1人の映画評論家の方しかフィルムを所有していな>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

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全く予備知識無しに観たのだが面白い切り口ですね。けども変化球では無くて正統派の恋愛映画として納得のいく落とし所に持っていく力のある作品。

会話のテンポの良い脚本が秀逸で、普通はテンポ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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期待はずれでしたね。悪い映画では無いですが。

そもそも自分はBLマンガなる物を読んだことが無いし、それに触れている人でないと魅力が伝わらない類いの作品なのかな?とも思ったのだが、あく
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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流行り物のYouTuberを題材にして目新しさを出しているが、お話自体は古典的な復讐物のアレンジでしか過ぎない。

不器用な人間同士がほんのちょっとの歯車の狂いから成功者とそうでない者
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

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 上辺はライトコメディを装っていても実は中身は結構真面目で重たい。

 かつて我が子を水難事故で亡くした経験を持つ主人公がその辛い過去に向き合ってゆくストーリーの縦軸に、コーチが水泳を人生哲学に置き換
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

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 日本史は苦手なのであくまで無知な人間の戯言と思って下さい。

 この主人公、戦を避ける為にと行動はしてますが、いざ戦が始まるとヤケに生き生きとしているように映ったのは何故だろう?

 徳川幕府による
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

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悟空がメインでは無い今回の作品は見方によっては番外編的な位置付けに映るが、原作終了以降のDB映画、それどころか全てのDB映画の中でもかなり上位に入る出来栄え。

↓以下ネタバレあり。↓
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PLAN 75(2022年製作の映画)

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以下ネタバレあり。↓
















そもそも導入部分、年輩者を排除しようとする事件が多発した事が引き金となり、年輩者が自死する事を認める案が国会で可決されるとゆう流れ
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

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どうかなァ?

犬の呪いに関してはほとんど子供だましのような真相だし、後半は長ったらしい回想による説明的な場面ばかりでうんざり。

ラストの唐突な展開は苦笑するしかなく、所詮は
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

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作画は色々と残念ながらもファーストシリーズの中でも異色のエピソードとして人気の高い「ククルス・ドアンの島」の映画化。元から大きくは脚色されてないし及第点な出来栄え。

島の子供たちの生
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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これはもう80年代に青春を過ごしたオッサンオバサンホイホイ映画としてはカンペキですね。

かつて「ロードショー」とゆう映画雑誌があって、男優と女優のそれぞれの人気投票をするコーナーがあ
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

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かのドレフュス事件の映画化、しかも自身もユダヤ人であるロマン・ポランスキー監督作品、期待大で鑑賞。

面白いのはドレフュスの冤罪を追求してゆく主役のピカール大佐が決して清廉潔白な正義の
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太陽とボレロ(2022年製作の映画)

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失敗作ですね。無駄に長く描く意味がよく分からないカットと説明がくどいだけの台詞、笑わせようとしている場面がいちいちスベる痛々しさに苦笑。

そもそも地方の交響楽団が解散するとゆう設定を
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冬薔薇(2022年製作の映画)

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伊藤君は前から素直なお芝居すると思ってたし、彼の復帰作とゆう事で応援したかったんだがな…如何せん作品が凡庸な出来栄えだったわ。

クズのような人生をおくっていた若者がやり直そうとする話
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

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この映画、構成が非常に勿体ないと思う。

素直に時系列に沿ってジェーンとポールの一時の逢瀬とその後の悲劇を描けば印象に残る佳作になったかもしれないのに、何故かその何年後かのメイドを辞め
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大河への道(2022年製作の映画)

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伊能忠敬の偉業よりも彼の死後に大日本沿海輿地全図を完成させた高橋景保と忠敬の弟子にフォーカスした変化球な作り。

脚本はそつなく現代パートと時代劇パートの出し入れもテンポ良く安心して観
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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正直侮っていました。単なるアニメ業界の内幕を描いたオタッキーな映画ではありません。モノを表現して誰に対して何を伝えたいか、クリエイティブの根幹をストレートに描いた今年上半期邦画のダークホース的>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

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常識とゆう範疇で捉えるとなかなか理解し難い物語である。

文と更紗、2人の関係は恋愛でも無いし友情でも無いし擬似的な父と娘や兄と妹でも違う、 どちらも社会的枠組みから外されたアウトサイ
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ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

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100年目を迎えた閑散としたアメリカの港町。そこに海から忍び寄る深い霧(フォッグ)…。

そんな舞台設定はバツグンなんだか、キャラクター描写が弱いかな。

ジェイミー・リー・カ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

う~ん・・・・・・・・・。

"そんなに人間が好きになったのか?ウルトラマン"

キャッチコピーにも使われたゾーフィのこの台詞がこの作品の伝えたい事であり、根幹となるキーワード
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さがす(2022年製作の映画)

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【さがす】とはそうゆう意味だったんですね…なんとも切なく哀しいラスト。

突然失踪した父親を探す中学生の娘を描く前半と、真相が明かされる回想場面の後半の2部仕立てなのだが、いまいち分か
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