ERIさんの映画レビュー・感想・評価 - 56ページ目

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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6

見応えのある映画だった。アカデミー賞を受賞しただけあって、エンタテイメント性が高く、かつ格差問題のリアルが胸にずしりときます。何度も目を伏せてしまうようなシーンもあって、結構ショックが大きかったです。>>続きを読む

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.2

この映画の中のココは、思ってたよりは、圧倒される人生じゃなかった。彼女がどうして、ここまで仕事に生きてその中でどんな葛藤があったのか、そういうことが観たかった。

割と淡々と描かれていて、コンパクトに
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.9

2回目です。観れば観るほどいい映画だ。

事件の終わり、明けた1日の父と息子たちのシーンが本当に素晴らしい。小さい頃の春も、大人になった春も、とてもいい。

いちいちぐっとくるよ。この家族は。
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.9

とても大切な映画になった、素敵な映画でした。中身があるといえば、なんとも答えられないのですが、意味とかを押し付けるようなものではなくて、そっとそこにあることが一番大事だと気付かせてくれるような作品。>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.8

Everything. But I don't kiss only your month.

ハリウッドの王道だろうが、好きなものは好き。夢の世界、シンデレラストーリー。これは観れば観るほど、ビビアン
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花よりもなほ(2006年製作の映画)

3.7

想像以上に面白くて、どんどん映画の中に引き込まれていって、大笑いできて、ほろりと泣けて、私は大好きな映画やった。これは好みが分かれる映画なんやろうなぁっと感じつつも、是非オススメしたい作品です。

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ピエロの赤い鼻(2003年製作の映画)

3.7

ジャン・ベッケル監督のフランス映画『ピエロの赤い鼻 』。主役は『奇人たちの晩餐会』でお馴染みのジャック・ヴィユレ。この監督さん“詩的リアリズム”の名匠らしいね。それを聞いて納得しました。

見終わった
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ぼくが天使になった日(1999年製作の映画)

3.1

私はつくづく子供の自由さが好きだと、思う。ちなみに洋題は[ the DRESS CODE]。そっちのがぴったりくる。監督はシャーリー・マクレーン。

ストーリーはね、なんだかとってもよくわからないねん
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.6

エンターテイメント性の高い作品です。アカデミー賞をとったジェニファー・ハドソンはこの作品で注目を浴びました。迫力満点の歌唱力は、英語が分かればもっともっと心に響くのかなぁと少し悔しい気持ちです。

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たまたま(2011年製作の映画)

3.5

監督の小松さんたちと蒼井優ちゃんがホテルの一室で盛り上がった「出会い」に対する感動から生まれた映画。

ストーリーは最初よくわかんなくて、だんだんわかってくる。舞台がアイルランドで、町の色彩とか、透明
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.7

浅野いにお原作の「ソラニン」を映画化した作品。原作を読んでいなかったし、なんとなく期待をせずに観たら、案外はまってしまった。演者さんも監督も、キャラクターのそれぞれの「そのときの」「気持ち」を丁寧に映>>続きを読む

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

3.0

すんごい不思議な映画です。エミール・クリストリッツァ監督作品。
テーマは夢なんやけど、「アメリカンドリーム」が崩壊したことを独特な雰囲気で面白おかしく描かれてる。一応ジャンル分けはコメディに入れてるけ
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アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

2.9

劇場に観に行きました。・・・私の好みの映画じゃなかった。でもスタッフさんやキャストの人が楽しそうに映画を作っているのが伝わってくるぐらい、映画に対する想いがシーンシーンにこぼれ落ちていて、その想いは私>>続きを読む

映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

3.0

サクッと楽しめて元気になる。綾瀬はるかが可愛いということもあって、あり得ない漫画的色々も許せちゃう。

そしてアッコちゃんが大杉漣さんに変身しちゃうシーンは声だして笑っちゃいます。キャストみんな魅力的
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

♪やさしさに包まれたなら~♪ユーミンの声がラジオから流れてくる。本当によく出来た映画やなぁと感心してしまいます。ちょっとどんくさいキキと、生意気でしっかりものの黒猫ジジ。あんまり可愛くない黒いワンピー>>続きを読む

真夜中の銃声(2000年製作の映画)

2.4

ショーン・ペンの作品がみたくて、借りてみたクライム・サスペンス『真夜中の銃声 』。私は、サスペンスもの大好きだけど、これはイマイチやった。しかもショーン・ペン主演じゃないと思う。どっちかっていうと、ク>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

モ・クシュラ!!まずタイトルにセンスを感じます。アカデミー賞4部門受賞作品にもなって話題になりました。

クリント・イーストウッドはまったく期待を裏切らなくて、監督としても、役者としてもほんまに感嘆の
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.7

色々な所で勧められていた『ミステリー・トレイン』です。

メンフィスという街のとあるホテルでの出来事。3組の全くお互いを知らないゲストが、それぞれの時を過ごす。3組ともエルヴィス・プレスリーに関連され
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリータッチで、各地の人の様子が映っていて、汗臭くて、うまくいかなくて、嫌なこともいっぱいあるけど、それぞれにみんな生きている。生きるということを象徴しているような、ロード・ムービー。

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マラソン(2005年製作の映画)

3.8

韓国のヒット映画。チョン・ユンチョル監督作品、実話がもとになっているという『マラソン』。チョ・スンウはほんまにどの作品に出ても、芝居がうまくて、引き込まれてしまう。実力派。良質な映画を久しぶりに観たな>>続きを読む

ミトン(1967年製作の映画)

4.0

『チェブラーシカ』のスタッフが1967年に作ったパペット・アニメーションの短編。パペットがとっても優しいつくりになっていてほんわかするよ。「ミトン」「レター」「ママ」の3作のオムニバス。どれも10分ぐ>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

プレミア試写会に行って参りました。ボディガード繋がりで、劇場にサングラスをかけたボディーガードがいっぱい。映画は2時間半弱もあるという長めの映画。予想以上に怖かったです。ていうか、怖いシーンなんて想像>>続きを読む

マイ・ワンダフル・ライフ(1979年製作の映画)

2.9

ロバート・ベニーニ主演「マイ・ワンダフル・ライフ」。1980年頃の映画やのでだいぶと古いし、ベニーニもめちゃんこ若いです。マルコ・フェリーリ監督作品。

ベニーニ扮するロベルトが保育園の先生として赴任
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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.3

観終わった後、ほっこりします。原題はMARLEY&ME.です。素直にけらけらと笑えるし、そしてちょっぴり泣ける。

人生の選択には、いつもマーリーがいて、妻がいる。普通の犬らしく振る舞えないけど、命い
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ミルク(2008年製作の映画)

3.8

公開当初から観たかった「Milk」。やっぱり、私はショーン・ペンが好きだ。実在の人物を映画化した本作は、これまで観たショーン・ペンとはまた違っていて。一つひとつの動きも、まるでそこには本人がいるようで>>続きを読む