セイラさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

セイラ

セイラ

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すべては君に逢えたから(2013年製作の映画)

2.7

・クリスマスがテーマのオムニバス映画(お話は6つ)
・東日本大震災の一被災者として心から大切にしたい映像作品。
 この時期の宮城県名取市閖上の映像が残っていることに感動。 
・2014年12月に開業1
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滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie(2020年製作の映画)

4.1

・演目事に楽しむスタイルのミュージカル映画
・「新時代の舞台・映画プロジェクト」
 コロナだからこそできたジャニーズ×松竹作品
・歌舞伎、腹筋太鼓、コメディまで多岐
・グランドホテル方式映画一本観た程
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.8

・「女のしあわせ」とどう向き合い何を選択しどう生きるか
・全世界の女子へ 現代の男選びは3Bではなく3C
・とやかく言われる数々の余計なお世話と戦うすべての女子に刺さると思う

外野の言葉はシカトして
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歩けない僕らは(2018年製作の映画)

3.0

・「大切なのは、歩けるようになることではなく、歩いて何をするかということ」
・新人理学療法士×脳卒中の後遺症で歩けない患者
・『歩けない僕らは』実際に足が機能するか、という意味だけではなくて、精神的な
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.5

・キングコングの西野亮廣さんが脚本&監督
・俳優陣が豪華。『有村架純の撮休』でファンになった伊藤沙莉ちゃん特にとても好き!
・5000部でヒットと呼ばれる絵本業界で累計発行部数50万部を売り上げた絵本
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.9

・最高に可愛いヴェノム×愛すべきぽんこつエディ
・死刑執行迫る極悪シリアルキラー×シンビオート
・絶対絶対エンドロールまで観てほしい映画
・マーベル作品にしてはかなり短い98分
・可愛くて呆れちゃう夫
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.7

・古都 鎌倉にて。蔓延る妖怪や幽霊や魔物との楽しい生活ファンタジー
・堺雅人さん、高畑充希さんの夫婦役が最高!年の差のドタバタ感がかわいいの!
・貧乏神さんとのやり取りが好き

柳田國男や宮沢賢治や芥
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

・46分という短さでサクッと垣間見る美しい逢瀬 at 新宿御苑 東屋
・靴職人を志す男子高校生×綺麗な言葉を紡ぐ古典教師の恋物語
・万葉集 柿本人麻呂にはじまり、写実的で繊細な絵も含め、無垢な純粋さを
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ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

3.5

試写会にて

・クリスマス前にぴったりのファミリー向け映画!
・何気なくもらう言葉に救われることを思い出し、人との関係性を節々で感じる
・子供もそれぞれ得意不得意があって、でも不得意だからと何かを諦め
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

・PCで進行するので大画面よりPCで観ると臨場感あって面白い
・SNSといかに密接に関わり生活しているのかよくわかる。SNSは徒にもなるし助けにもなる。
・ふたつの親子の関係性を垣間見ることが出来る
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ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

3.8

・裕福なお嬢様×ダンサーの青年のひと夏の恋物語
・『ラブ・アゲイン』でライアン・ゴズリングのエマ・ストーンが真似するリフト。ダンスシーンがやはり圧巻。
・階級差による抱える問題が垣間見える

この映画
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.3

・グランドホテル方式でメインキャストみんな恋してる
・邦題の『ラブ・アゲイン』よりも原題の『Crazy,Stupid,Love.』の方が合致していて分かりやすい
・前向きになれて、自分の「魂の伴侶」を
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.2

・行方不明者の死体を探しに行く4人の少年の冒険物語
・小さな少年たちにとっての壮大なチャレンジ
・子供ながらに抱えた悲しみや苦しみや悔しさや勇気がすべて詰まった映画

誰しも経験したことあるような小さ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

・1980年代イタリアが舞台
・17歳の綺麗な少年エリオ×24歳の映画スターのようなオリヴァーのひと夏の恋物語
・プラトンの「饗宴」に則ったお話で、片割れに出会ったら、を考える
・Call me by
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

・ソフトウェアの生みの親、アラン・チューリング
・彼の人生の実話に基づく映画
・他人と一風変わったことをする人間の生きづらさ
(世を変えようという熱が強すぎるひと、この時代に生きる女性で数学に秀でたひ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

・階級が異なる男女の日々の生活、感情、夢の違いを読み取れる映画

ブレイディみかこさんの『僕はイエローでホワイトでちょっとブルー』を思い出し、
エンパシーとシンパシーってなんだったかなあと思って、思わ
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.7

ゆるゆるおじさんたちのあほカワイイ食卓。
過酷で切り詰めた料理人の苦労や技術が垣間見られると思いきや、食事が楽しいゆるーいおじさんたちのご飯を観るだけの映画。
深夜に友達と食べるカップラーメンを美味し
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

・名作。アンネフランクと同世代。ドイツ側の男の子の成長物語
・少年のイマジナリーフレンドはあのアドルフ・ヒトラー
・立派な兵士を志すもののジョジョ・ラビットという不名誉なあだ名をつけられた少年の奮闘記
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

Don't have a good day, have a great day.
「いい一日ではなく素晴らしい1日を」

・恋愛、友情、人との向き合い方、自分のアイデンティティを見つめ直せる作品
『ト
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

一言でいえば、最高に愉快な芸術が詰まった映画。

DRIVERと名の付く映画なのに、車云々より音楽が良いから!
と勧められるだけある。いつ鑑賞しても楽しくてしょうがない。
イヤホンの中の音楽、イヤホン
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.7

・コメディだけど人の闇の片鱗に触れられる
・1945年に朽ちたはずのヒトラーの熱を彷彿とさせる
・当時のドイツが抱えた問題のはずが現代に投影され、ヒトラーが背負って喋ってくれる痛快な風刺

ラジオ「村
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映画 少年たち(2019年製作の映画)

3.3

・ジャニーズファン必見という感じの青春ドラマ映画
・メイン:各々の事情を抱え少年刑務所に収監された少年たち
・舞台:国重要文化財の旧奈良監獄(実際に明治政府が作った五大監獄の遺構)
・思春期特有の思い
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.8

誰に何を言い、誰に何を言わないか、を考えさせられたなあ。
前にスピードワゴンの小沢さんが「何を言えるかが知性で、何を言わないかが品性」と言っていたのをふと思い出した、大事で守りたいときこそ押し黙ったり
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

ずーっとおいしい!レシピレビューを出している身としては幸せすぎる映画。
陽気で軽快で音も色も豊かな作品でした。

街並みや厨房やレストランのシートのひとつひとつが少しずつ身近で、少しずつ憧れ。
三ツ星
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

生まれたときからの生活を24時間世界中に生配信されている男の話。
最高に痛快なコメディ。
けれど、世の中の不条理とか倫理観の差異とか、コンテンツ化のボーダーラインとかは改めて考えられると思う。
穿った
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

ほんとうに最強のふたりという感じ。
信用しあった良いタッグって、好きなものが共通かどうかよりもやってはいけないことの認識が同じひとでしか成立しないんだろうなあ。
これは障がいという分かりやすい(言葉を
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.3

良かった。とっても良かった。
名作ゆえにだいぶ前に観て、きちんと考えてみることを怠っていたなあと思い鑑賞したけれどやはり良い作品でした。

フォレストガンプはとても素晴らしい人間です、でも、生まれ持っ
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.7

・違って当たり前なのに、わざわざ違いに言及して、「違いを認め合おう!」って言いたがる現代に必要な映画
・この題材はマイノリティに限ったことではない

完成披露試写会にて

月並みだけど、“分かってる”
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

余命を知っていたら手始めに何をするかしら、
どこに誰と行くかしらって考える映画。
簡単に言えばたまたま病室が同じになったおじさん2人の楽しい余生の旅。
人生の優先順位を顧みるには十分な97分。

お金
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

至極当然良い作品。
目を瞑るほどに激しい連射シーンもあるので心穏やかに観る映画ではないですが、何度観ても損はない。
アグラオネマとレオンの関係、マチルダのドレス、ゲイリー・オールドマンは本当に天晴。
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

季節やら気圧やらのせいで何もしたくない!!という日に。
昨日観た『タイタニック』のレシピを考えて力尽き、朝からやる気がなかったのですが、芸術鑑賞という名目で映画を見れば自分の午前中を少しでも肯定できる
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.6

不朽の名作。何度見ても良い。

それぞれの人間性が良く分かる映画です。
乗客一人残らず、各個人の弱さや醜さ、優しさや強さを知ってしまう。
一晩で恋に落ちたのに、それでも相手のために生きたいとか、相手に
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

話題作だし、下北沢だいすきだし、って少し悩みつつも観て良かった。
穏やかに、ぽけーっと平凡な恋模様を観れました。

一緒くたにして申し訳ないのですが、『愛がなんだ』『明け方の若者たち』『ボクたちはみん
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.6

可愛い、西田敏行さんが可愛い。
調べたら更科六兵衛は笠原氏がモデルなんですね。
更科という音だけ聞いて、更級日記となにか関係あるのかと勝手に菅原系かと思ったら違った。

フランク・キャプラの映画が好き
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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

4.1

絵本がたくさんある家庭で育ったので、世界傑作童話シリーズのクレンニエミ・マリヤッタさんのイメージが強すぎて!
あれ、知っているお名前だ!と、お恥ずかしながらシリーズで映画があるとは知らず順番考えずにこ
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白蛇:縁起(2019年製作の映画)

3.8

・中華のピクサーとも呼ばれる追光動画が凄い
・風光明媚、生活用品の質感の映像美
・吹き替え声優陣大正解。
 特に佐久間大介さんがとても良かった
・舞台:晩唐 蛇狩りを課された困窮の民
・数百年の修行を
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