伝えたい事をテレビのように言葉で全部説明しちゃえば映画ではないし、かと言って美意識優先でアートに振りすぎて匂わせる程度ではほとんどのゴールデンタイムの人間にスルーされちゃうことを、しっかりしっかり誰に>>続きを読む
いつの時代も雨って服を脱がせる装置なんだね。焚き火のとこ音楽さえなければ原作のイメージ通りでかなり良かった。
威勢はいいけどじっと見つめていると弾の込められていない銃を四方八方にカスカス打ちまくってるみたいな男だ。その実なにも本音を言葉にしてはいないのに、察し・汲み取り能力が鋭すぎる女の子。しかも拉致されてい>>続きを読む
これ良かったなあ
まあ飛行機や新幹線で東京~岡山へ帰省するの高くつくから高速で帰ろうとするんだけど、当たり前に年末の渋滞にはまって「あーあ、飛行機で帰ればよかったね~」からイライラ夫婦の小言の言い合い>>続きを読む
偏屈アルパチーノが平沢進みたいだった。
スピーチは良かったけど、でも当たり前のことを繰り返しているだけでもあり胸打たれるまではいかない。
それ以前に集会くっだらな(笑)あんな学校に通う価値ナシだからど>>続きを読む
飲み下せない、うまく捉えられなかった作品…
ラストの選択があるから好きになれないわけじゃない。
人としての普通の幸せって何だろう?
私はどこかでその人がその人であることでしか掴み得ない幸せを見つけなけ>>続きを読む
この方のことを鑑賞後に少し調べたけど、愛しき実話と銘打つわりに現実とは乖離があるようで、映画は好きになれなかった。
「嵐が丘」「風と共に去りぬ」と同年の1939年に作られた、江戸時代×和製ジャズミュージカル!こういうのオペレッタ時代劇というらしい!
イケてない男をポンコツ商品に例えるような序盤のギャグから、いじら>>続きを読む
なんでもいいから明るい気分になりたい。思えばここ最近映画で笑えることなくなったな…心の中でフッでなったシーンはたまにあるけど。自分でレビューに抱腹絶倒!とか書いてても真顔かも。面白い事がわかるのと面白>>続きを読む
昔、日常的にロングスカートを履く10歳上の男性と一瞬付き合ってた。
彼の仲間たちは…私にとって接しにくかった。メイクをするのとヒゲを剃らずに残すのは矛盾していると感じたし、自らオカマジョークを振ってく>>続きを読む
ここへきてアルモドバル監督が同性愛者であると公表していることを知り、驚いちゃいました。
なぜなら今までの作品ではほとんど男はクズでみっともなくて、ほぼ害悪の種として描かれ、早々に舞台から降りて蚊帳の外>>続きを読む
アルモドバル監督、1980年にデビューしてから1,2年に1本、長くても3年とあけずにコンスタントに作品を20本以上発表していて、
私は現在10作観賞しましたが、それらがお互いに比べられてもどれも見劣り>>続きを読む
せいちゃんがバンドの曲を「みんなでコーラスするの何がしたいのかわかんねえよ」「売れない絶対に売れない」と容赦なく刺していくのが痛快だった。
(相対性理論の劣化版みたいと思ったら本当に相対性理論が作って>>続きを読む
各人のタイムラインを巻き戻し横移動しながら転がり進んでいく脚本がさすがの華麗さ。
私はキャスト一人も知らなかったけど、中堅~名脇役(当時無名も?)とでも呼ぶべき皆さんの演技に全くたどたどしさがなくて、>>続きを読む
「夏をゆく人々」で私を撃ち抜いたアリーチェ・ロルヴァケルの2作目。こちらの方がヒットしていたらしいけど私は前作の方が好き。
搾取とか構造の問題を見るたびに、当事者(弱者)特に少年少女はもっと目の前の>>続きを読む
Women on the Verge of a Nervous Breakdown
英題も邦題も良い!
アルモドバル観賞8作目になりました。
今回はバカデカモザイクなかった。
タレントのペパとイバ>>続きを読む
ちょっと自分みたいな映画があった。…こんなことアラサーでやってる自分。
新卒で勤めた会社を退社して燃え尽き症候群になっていた私は、反動でモラトリアムしたくなって半年間青森に住み、ゲストハウスの立ち上>>続きを読む
三谷監督の描く政界がこんなにも浅はかだとは思わなかった。
まあ現政権批判にならないようにわざとおもしろおかしくしているんだろうけどね。
例えば序盤に、国民から消費税引き下げを訴えられてはいじゃあ下げ>>続きを読む
姫コウモリだけで絶叫してたのに、いざというときは大した度胸!
霧に包まれた森の奥深く、ドラキュラ城の風格は、映画マジックに頼った感があまりない、由緒正しく語り継がれるホラーの舞台だった。
そんな場所早>>続きを読む
ヒロインがジャック・ニコルソンに感じたのと同じように、嫌な気持ちにさせられるのと良いシーンとが、交互に細かく訪れる映画だった。
と言ってもヒロインに共感できるわけでもない。
とにかく潔癖症の男が自>>続きを読む
アルモドバル監督、初期には初期の良さが、後期には後期の良さがあるんだけどその中間に位置する本作もやっぱり最高だった!
最近レビューで少しでもちゃんと文を書けるようになりたくて、がんばってあらすじを説明>>続きを読む
シルバーグローブで強烈に印象に残ったズラウスキー監督。ポーランド人の映画はツボにはまる気がしてClipしてるのもたくさんある!
失語症は言葉を完全に話せなくなるのではなく、むしろよく喋るタイプもいる>>続きを読む
なんでこんな風と共に去りぬみたいなジャケットなのだ?こんなシーンないよ。タイトルも「俺たちに明日はない」的なノリの翻訳かもしれないけど「地獄」はれるほどの濁音感、血生臭さ、ちっともなかったよ。静謐。ク>>続きを読む
これが奴隷貿易!
鎖付きの首輪で繋がれて行列。羊を追い込むかのように木の棒で押し込む。砂浴。パックンフラワー色のヘルメットで訓練。上着ないから画面の半分が真っ黒おっぱい。
画はすごすぎ。だいたいパッケ>>続きを読む
バンクシーを撮ろうとした男が、よっぽど自分より面白いので映画にした、とのこと。
バンクシーってネットニュースを騒がせる人くらいの認識で、「正体不明で誰もその姿を見たことがない」設定もフーン面白いじゃ>>続きを読む
同監督の「聖なる酔っ払いの伝説」が他の何にも似ていない映画で興味を惹かれた。さらにこちらは賞も取ってるから大いに期待していたんだけど、まず、パッケージのかわいい少年は全体の1割しか出てこないよ!
や>>続きを読む
ミニシアターエイド基金のサンクスシアター1本目。
映研が作る映研映画の体をとった映画。4月、入学式、サークル勧誘、新歓。優しく手を引いてくれた先輩も、入部してみればあっさり豹変。「脂」というあだ名を>>続きを読む