三畳さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

4.5

いやー笑った!こんな単純な笑かしにウケてしまうのもキャラに愛着が湧いてるからかも。
前作はまぁクソガキがトラブルメーカーかな?くらいの予測で見るけど、2作目はもうわかってる。
チャラ男もカメラマンもア
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

4.3

挿入歌が入るタイミングが神がかってるせいで、
あらゆる最悪を許してしまう映画の魔法だ!

https://youtu.be/7Jut6tB2aq0

この喧騒の中カメラを手放さなかった人グッジョブ!!
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.5

一番後味の悪いラストかも。

もしこれが仮に

泥棒少年が涙ながらに貧困を訴え謝罪、
情状酌量の余地があるとしてなんだかんだ和解、
シェア自転車事業を始めるとこれが儲かってめでたしめでたし!

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トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.0

ほんとに記憶を売ったりピンポイントで消してくれる技術ができたらやっぱり繁盛するのかなー?
VRがいくとこまでいったらなかったことをあったかのように勘違いするくらいはできそう。
自分の意思で都合の悪いこ
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タマラ オン パレード(2007年製作の映画)

-

続編というより、前作の劇中劇みたいなイメージ。悲しき運命のタマラちゃんが使われてる色んなCMやショートムービー詰め込みセット。
エンドロールの後にもスピンオフあるので消さないように。
前作見てすぐに中
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TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

4.0

ポップな幼児キャラが虐げられたり加虐的だったりってエルサゲートを地でいってる

00年代サブカルの空気が凝縮されてて堪らなくなったー!
巨大綾波レイみたいなの出てくるし

平成も半ばに差し掛かるころ。
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緑玉紳士(2004年製作の映画)

4.0


これはまた凄いストップモーションアニメを発見!
ウォレスとグルミットに感化されてたった一人で作ったんだって。
一人でって本当に一人で全部?凄いなぁ

オープニングからジャズとおしゃれな2Dアニメの色
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ボイス・オブ・ムーン(1990年製作の映画)

4.7

映像と台詞の両方でグッとくる詩のオンパレード!
"情報量の多い画像"みたいなうるさい色とりどりの絵が続いて最高!

フェリーニという人の作品としては、道とカサノバの次にこれという、多分めちゃくちゃ自由
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囚われの美女(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まさにマグリットの絵に時間軸をもたせてみた表現。どこまでがキャンバスの中で、どこまでが実風景なのか?もっとも、それが描かれた絵画(映画)自体フィクションなんだけど。

執拗にヒントが登場するのが面白い
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モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

4.5

おもしろー!
しかめっ面な雰囲気で始まるからこんな爆笑コメディとは思わなかったー!

若返りの薬を飲むと、見た目は大人・頭脳は子どもに!
演技すげー!

しかもその薬を作ったのが猿っていうのもすごいし
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.0

たとえ映画の中とはいえこんなに子供を痛めつけていいのか?

ヒューマンと見せかけて加虐的趣味の人たちが楽しむために作った映画なのでは?

ところがなんと、この話ノンフィクション。
「実話だからなおさら
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女は女である(1961年製作の映画)

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へ、へんなの〜…音楽がブチブチ切れたりカメラが行ったり来たり、突然メタったり色んな表情が挟まったり…でも可愛いー

なぜか、斬新な演出を繰り出されると、演出に惑わされずにお話に集中しようとしてしまう。
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.6

子供は涙の量が多いから、寂しさも悲しさもその目にまるごと映してキラキラ光る。

屋根裏の扉を開けて確認した後、泣くでも降りるでもなく、そのまま閉めた時、幼い心が静かに閉じる音が聞こえるかのようだった。
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

4.1

たまらん甘美な映像。デジタルリマスターだから??すべての色がほんときれい。家具や調度品や細々したおフランスアイテムが女心をくすぐる。

自分が思う、"「恋」という言葉を辞書で引いたら載っててほしい映画
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.9

最悪!って叫んじゃうような出来事から始まる日、
日本人ならすごすご家に帰って不貞腐れて終わりになりそうなところ、
この国の人たちはジリジリと後ろ髪引っかかったままジタバタ進むものでパチンと安全装置が外
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.5

たま関係ないの?!

白夜に惹かれてデンマークに旅行に行った。あの時のいつまでもダラダラと眩しく仄明るい夕方、半地下なのに照明つけずに薄暗いカフェで、音楽もなく小さな声で話す人々の空気感があった。それ
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バッタ君町に行く(1941年製作の映画)

4.7

私がアニメを好きな理由がここに詰まっていました
アイデアの品数が多い!500?1000?2000?多分もっと?
たくさんたくさん出し合ったんだろうなってワクワクが溢れてるんですよ

例えば小さな虫たち
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俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

4.5

服役中の平凡な男2人が、凶悪犯の脱獄の巻き添えでうっかり外に出れちゃって、なりゆきで神父のふりをしながら、厳重(?)警備の国境を越えるチャンスを狙う。

思想も行動も、聖職者とは程遠い2人のハッタリ。
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

有名税ってたいへんだぁ

決して好きにはなれないけど、気持ち悪いだけの男なら、最後まで観れてはいない。

妄想はいかに細部までリアリティを作り込めるかが重要よね。
好きな人と結婚する夢を見るなら、ドレ
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

4.0

サバイバルものと思って見てみたら社会批判、その"社会"ってあなたのことですよ、というメッセージを感じた。
韓国のリアルはわからないけど日本に置き換えても通ずると思ったこと。

大多数のうちの1人である
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.5

自分の人生が自分一人交代なしで演じ通す1本の長〜い映画だったなら…

私という役者は1人だから、幼少時代を撮り直すことはもうできない
けどいまひとつだった今週を来週やり直すくらいは間に合うかもね
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潔く柔く(2013年製作の映画)

3.0

いくえみファンなんですが、あさみを演じた波瑠さんに、あなたのことはそれほどの三都もやらせたのが解せぬ。

いくえみワールドの好きなところはどの登場人物の気持ちになっても納得ができて、それぞれの人生、切
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.8

この主人公、最高にかっこいい!
珍しく怒りながら心の中で悪態をついてる時
「私は全部一人でやっているんだから!」って
そうやって強くなってきたんだなと思った
ちょっと理屈っぽく一度遠回りな決断をすると
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.8

「何でも自分でやってみたい」この感覚とってもわかる!

自分も初めて一人暮らしした時は、何でも簡単に手に入るこのご時世なのに、やたら手作りにこだわって、
料理はもちろんのこと、家具を作ったり、服を作っ
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バグダッドの盗賊(1924年製作の映画)

4.0

夫がFilmarks始めた時に好きな映画を尋ねたらまずMarkしたいと言ったのがこれともう1本あって、
これも当時は20人もMarkついてなくていきなり攻めたチョイスだなと思った
でも本人は攻めたつも
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スイング・ホテル(1942年製作の映画)

4.1

これがフレッドアステアかー!

Amazonプライム名画シリーズもサ行まできた。神。一覧がないから不便。年代でソートかけてもちゃんと表示されないような??
まだまだア行も見尽くしてないので消えないでほ
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